閉鎖病棟 | choco-2023のブログ

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こんにちは。

 

入院初日

最初の診察は家族の付き添いが必須だったので

夫に付き添ってもらって病院へ行きました。

 

私の場合は任意の入院で、閉鎖病棟ではなく、

大体なんでも持ち込める、個室でテレビやWiFiも使える病棟に入る予定だったのですが、

最初の何日かは部屋が空いていなくて、

比較的病状の重い方もいらっしゃる閉鎖病棟で、

しかも個室に空きがなく大部屋に入ることになりました。

そこが本当に苦痛でした。

 

まず、荷物の持ち込みが制限されます。

それまで、入院と言えば出産の時しか経験がなかったので、

その時に必要だったものを準備していきました。

が、荷物を全てチェックされ、持ち込めない物が多かったです。

化粧用のハサミなどの刃物、ガラスの容器に入っている化粧品

医師の許可がない薬、充電ケーブルとかフードの紐とかひも状のもの、洗剤など

自傷や誤飲の事故を防ぐためだそうです。

そして、荷物は鍵付きのロッカーに入れられ、

看護師さんに鍵を開けてもらわないと取り出せないようになっていました。

外には出られずスマホは充電が切れたら使えません。

もうこれだけで本当に苦痛、

何でこんな所に来なくてはいけなかったのか自問自答し、

初日の夜には、翌朝には退院しようと本気で考えていました。

 

いろんな病気の方がいらっしゃって、

私と同じようにTMS治療が目的で、

保険適用の病院が少ない中で、その病院を探して来られた方もいました。

個室料を安く済ませるためにその病棟で耐え忍んでいた方もいたと思います。

 

ずっと何かを呟きながら歩き回っていたり、

ずっとぼんやり座っていたり、

妄想があったり、拒食症やお酒の依存症や

いろんな病気の方がいました。

そして、何十年もうつ病と付き合っている方、

リピート入院の方が多かったのも印象的です。

やっぱり薬の治療では治らないのだろうという思いが強くなりました。

(治る人がいることもわかっています。考え方が違う方はスルーしてください。)