先週の希空ちゃん、あーりーに続いて、今週はりかこが巣立っていった。

 

彼女は宮城県気仙沼市出身。

2011年3月11日に東日本大震災に遭遇する。

被災し、自宅が流されてしまった。

原点はここ。

宇宙一のトップアイドルになることを誓い、上京した。

ハロプロの扉を叩き、研修生を経て2014年にスマイレージに加入。

 

震災という逆境を経験したからこそ、明るく照らす存在でありたいという思いは誰よりも強かったのだろう。

自分自身をひまわりに形容していた。

そのエピソードだけでも尊い。

実際、明るいオーラでグループを盛り上げ、ファンの心を動かす存在であったことは確かだ。

人間・佐々木莉佳子のすごみを感じさせてくれた。

 

自分にとってりかこの想い出といえば、歌やダンスというより、演技である。

2017年10月に舞台「夢見るテレビジョン」を鑑賞した。

これはアンジュルムメンバーが出演した舞台である。

元℃-uteの中島早貴ちゃんがゲスト出演することになり、℃ヲタの自分はなっきぃ目当てに参戦。

りかこは確か橋場という男性役を演じたのだが、なかなかコミカルで強烈なインパクトが残ったことが忘れられない。

もちろん、りかこといえばキレキレのダンスが看板だ。

ハロコンのダンス部で見せてくれた見事なダンスも脳裏に刻まれている。

 

手紙は便箋9枚分くらいになったとか。

それだけ熱い思いを有していたということだ。

やはり涙を禁じ得ない。

被災地の少女が夢を形に変えていくストーリーにどうして感動しないことがあろうか。

 

 

今後はソロで芸能活動をしていくことになるのかな。

どのような形で活動するかはまだわからない。

いづれにせよ、りかこが卒業後も幸せな人生を歩むことを願っている!

 

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