ミラクルが実現した。

日程が発表された時点では参戦は完全に無理とあきらめていたが…

 

そもそも、この卒コンの正式名称は「つばきファクトリー コンサートツアー 2024 春「C'mon Everybody !」新沼希空卒業スッペシャル ~ Ready Go!Now!~」である。

「カモン、エブリボデー」すなわち「全員集合」という意味だ。

これは社交辞令でもなければ、羊頭狗肉でもなかった。

新沼希空、有言実行。

今やそれぞれの道を歩み、多忙な生活を送っているOGを全員呼び寄せた。

山岸理子、小片リサ、岸本ゆめの、浅倉樹々。

在りし日のつばきファクトリーが一夜限りで復活することができる。

これは見逃すわけにはいかない。

そう悟った自分はあらゆる手段を用いて参戦にこぎつけられた。

同様にして参戦に至ったヲタクはほかにも多々いるだろう。

2代目リーダーの強力なリーダーシップに基づく行動は看板の内容にふさわしかった。

いや、愚直に自分の信念を有言実行しただけだ。

 

理子ちゃんの舞台を終え、CHICA#TETSUで武道館へ。

つばきヲタクがたくさんいる。

お祭り気分さながらだ。

そう、今日はハレの日ではないか。

きその門出を祝う、大切な日。

 

ポジションは2階席東ブロックのR列。

ステージが遠いのは想定内のことであるが、排気ダクトのおかげでスクリーンすらよく見えない(涙)

これは2014年の℃-ute武道館のときと同じやん(汗)

歴史は繰り返した(繰り返さんでええっちゅうねん…)

嘆いても仕方ないので(「Just Try!」の歌詞が頭に浮かぶ)、置かれた環境で花を咲かせよう(真琳ちゃんの座右の銘)。

 

1曲目は「ハッピークラッカー」。

卒業式に欠かせない曲を冒頭に持ってくるナイスチョイス。

希空さんのセンスの良さがさっそく見て取れた。

その前に、ステージのデコレーションがかわいいアップ

これぞアイドルのコンサートのステージにぴったりだよねウインク

星とかハートの電飾が高揚感を高めているキラキラ

アイドルへの並々ならぬこだわりの表れだろう音符

 

楽しみにしていた1つはひなキャメ(みっはー、ゆうちゃん、ふうちゃん)による「うるわしのカメリア」。

期待を裏切らなかった\(^o^)/

けなげにパフォーマンスする姿、3年前のリトキャメによるパフォーマンス、そして、9つばが幼かった頃の想い出。

一気に感情が込み上げてきて、目から涙があふれ出てきた…

ひなキャメが初々しくてかわいい😍

一方で、彼女たちのダンスは℃迫力で(特にゆうちゃん)、将来的には理子ちゃんやまおぴんに匹敵する逸材になり得るのではないかと楽しみである♪

 

続いてリトキャメによる「ふわり恋時計」。

おねいさんたちに負けないくらい美しさやはかなさを表現していた。

彼女たちにもつばきの「古典」に慣れ親しんで、どんどん披露してほしいと期待してしまう。

 

そして、おねいさん組による「ハナモヨウ」。

卒業メンバーがいなくて、5人だけだと少し寂しく感じてしまう。

しかし、希空ちゃんの俊敏なダンスが秀逸で、在りし日の理子ちゃんとりさまるを思い出してしまった。

 

照明がいったん暗くなったのを覚えている。

これはきっと何かがある前触れだ。

 

 

 

理子リサ希空安美ゆめの樹々

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

6つば復活だがね\(^o^)/

 

 

 

昨年のハロプロ25周年コンサートのときに匹敵する大歓声。

 

俺の絶対的一推しであるかわいいかわいい理子。

つい数時間前までは中学生だったが、まったく違和感のない現役アイドルになっている。

 

紆余曲折あってつばきを「辞める」ことになったリサ。

もうわだかまりなんてないよね、みんな大切な仲間だから。

 

希空が6人を集めてくれた。

希空だからできたんだよ。

希空、ありがとう。

 

曲は、「気高く咲き誇れ」。

予想通りの展開(笑)

 

俺はずっと泣いていた。

みんなが再会できた嬉しさ。

あどけない少女たちがたくましく成長した姿。

歌詞の内容。

希空が卒業するという事実。

何て尊いのだろう!

 

そして、さにこが合流して9つば復活!

俺にとってのつばきの原点はこれだ!

 

曲は、「初恋サンライズ」。

ここでは泣かなかった。

ずっと笑っていた。

だって、理子が笑顔だったから。

確かに感動もしたけど、素直に楽しんでいた。

 

 

 

理子:風がブランコ揺らす

ヲタ:理子ちゃん!!!

 

 

 

夢みたい。

りこりこパートで絶叫できるなんて。

しかも、9つばで歌っているんですよ、9つばで。

 

気が付いたら、きそちゃんが本日限りで卒業することを忘れかけていた…

 

 

 

 

 

はあアンコールっきゃ?

まだ早えだんべ?

 

希空コールで目が覚めた。

 

 

 

き、き、希空さん、そういう路線ですか!

 

 

 

彼女は突拍子もない仕掛けを用意してくる。

コンサートというより冒険じゃないか(^^)

 

卒業ソロ曲は「私がオバさんになっても」である。

はじめは結構ガチで「新沼さん、冗談だんべ?」と思ってしまった。

しかし、意外性の中にもストーリーはしっかりと組み立てられている。

「私がオバさんになっても、忘れないでね」というきそちゃんの想いが込められているのだ。

うまい、うますぎる!

会場は一面のライトブルーで彩られていた。

そして、ライトブルーのドレスを着たきそちゃん、めちゃくちゃかわいかったよ🩵🩵🩵🩵🩵

 

歌い終えると、手紙朗読。

一気にしんみりムードに転ずる。

実際、あかん、涙がとまらん( ノД`)シクシク…

「理子、リサ、安美、ゆめ、樹々、そして私」の部分で涙腺が崩壊した。

きそらんの6つば愛は本物だ。

ほかにも泣けるポイントは多々。

きそ、おらんくなってまうんだよね。

そんなの嫌だぎゃあ(´;ω;`)ウッ…

 

最後のMCではほとんど泣かなかった。

お涙頂戴モードではなく爽やかな気分でいられたのはちょっと不思議。

真琳ちゃんの6つば時代および9つば時代を尊重しなおかつそれらを学ばんとする姿勢に心を打たれた。

 

締めの曲は「帰ろう、レッツゴー」

これまた見事な選曲♪

前向きな気分で終えられるのはいいことだ!

 

最後に希空ちゃんがステージでサインを書くというのも意表突いた動きだった。

サインに加えて「バイキソラーン」も。

きそらしい終わり方だがね(^^)

 

 

希空ちゃんがいなくなることに恐怖すら覚えてしまう。

一方で、まだ希空ちゃんはつばきにいるような気もする。

よくわからない。

正直、様々な感情が今なお交錯している。

 

 

何はともあれ、新沼希空さん、卒業おめでとう!お祝い誕生日帽子