2月21日にリリース。
1枚目は元祖9つばのアルバムだった。
2枚目はりさまるが抜けてからのリリースであったが、一部を除いてりさまるの歌唱も入っている。
そして、今回のアルバムはリトキャメ加入後初であり、もうりさまるはいない。
つばきの変遷を実感させるアルバムとなっている。
1枚目はリトキャメ加入後のソロ曲を集めたものだ。
リリース順に並んでいる。
自分の頭の中ではリトキャメ加入がつい最近のように思えるが、彼女たちがつばきのメンバーになってから多くの曲がリリースされてきたことに驚きを隠せなかった。
2枚目はアルバム用の新曲および円盤化されてこなかったつばき曲たちである。
まず、新曲の印象は全体的に「新しいつばき」そのもの。
ざっくり言うとイケイケ系が目立つ。
つばきっぽくないのはもちろんだが、ハロプロ的な要素もあまり感じないかも。
元祖9つば時代のはかなさやせつなさをメインに表現する路線はもはや過去のものか…
それから、樹々ちゃん、理子ちゃん、きしもんが卒コンで歌った自らの卒業ソングも収録。
3人にとってはつばきとして「最後の作品」となっている。
＊Power Flower ～今こそ一丸となれ～
アップテンポなラップ調の曲で、ライブでは定番の曲の1つになりそう。
新しいつばきファクトリーを象徴する曲かもしれない。
＊Stay free & Stay tuned
こちらも盛り上がってナンボというタイプの曲である。
一方、サビの歌詞は自分自身に喝を入れるときに響きそうだ(笑)
＊七分咲きのつづき
久しぶりに出会う「古典的な」つばき曲♪
既に昨年の春ツアーで披露されていて、当時の想い出が蘇ってくる。
個人的にはかなり好みの曲であり、しんみり味わいたい(^^)
＊EZPZ!!
かわいらしさとポジティブさがこの曲の特徴。
強烈なインパクトはないが、聞けば聞くほど味わいが増す「スルメ曲」になりそう。
＊サマー・チャレンジャー
主に夏のフェスで披露されてきた。
自分自身、山中湖のフェスと昨年の灼熱でこの曲を聞いており、そのときのことが思い出される。
フリコピも楽しめる曲で、またライブで楽しみたい！
＊雨宿りのエピローグ
冒頭の結心氏のパートにしびれる(≧▽≦)
郷愁を誘うメロディとつばきらしい切ない歌詞のコラボがツボだ！
＊アタシリズム
昨年の秋ツアーおよびりこゆめ卒コンで披露された、きしもんフィーチャー曲。
イントロ部分が℃-uteの「まっさらブルージーンズ」に似ていると思うのは私だけだろうか(笑)
＊君と僕の絆
一昨年の灼熱で初公開。
このアルバムの1枚目では「feat. KIKI」版も収録されているが、歌割が若干異なる。
やっぱりこの曲を聴くと涙がこぼれ落ちてしまう(灼熱では理子ちゃんが歌いながら号泣…)
*You're My Friend feat. KIKI (浅倉樹々)
樹々ちゃんの卒コンにおけるソロ曲。
歌詞を精読するとストレートな恋愛ソングだが、私にはこの曲の「友達」を「ファン」に投影しているように思える。
＊かっちょ良い歌 (山岸理子)
理子ちゃんのポジティブさが力強い歌唱に反映されている。
卒業式でこんなにスカッとする曲を聞けることはそうないだろう。
看板に偽りがなくかっちょ良い歌であり、何よりも歌い手の山岸理子ちゃんがかっちょ良い！！！
＊BE （岸本ゆめの）
心が洗われるような歌唱で、優しさに包まれている。
激しく歌って踊るきしもんも魅力的だが、繊細な乙女を具現化する姿に心を打たれてしまう。
激動期のつばきファクトリーを一気に味わい尽くせる、豪華なアルバムである。
今回もなかなかの傑作ではないだろうか。
なお、自分が購入した初回限定版(B)には昨年の灼熱のBlu-rayも入っている。
夏の超繁忙期にもかかわらず無茶して参戦した灼熱。
こちらのBlu-rayを視聴して、あのときのワクワクと楽しさを再び味わいたい♪