ミシンの知恵袋その2。超簡単できれいなマチの縫い方。 | テカラモノ屋さん

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早いモノでもう11月。

我が家は来春は新入園入学児がいないので、のんびりしてますが

そろそろ入園入学グッズをどうしようという声が聞こえてくる頃。

 

幼稚園も小学校も、弁当袋やら体操着袋やらで、指定サイズの「マチ付のきんちゃく」が準備品に入ってたりするんですが、実は私、この「マチ」が苦手でした。曲がったり左右非対称になったり、きれいに作れない・・・。

 

手作り本のマチの縫い方は、↓だいたいこの「角をつまんでマチの幅を測って縫う」という説明で、

このきれいにつまむってのが、結構難しいと思うのです。

あとは、マチで不要な三角部分はあらかじめ切り取っておいて、縫い代を合わせて縫うとズレないというのもあるけど、それも縫い代の幅とマチを計算して・・・って何となく面倒くさい。

 

 

で、簡単にきれいにマチを縫う方法を考えてみた。

 

用意するもの。

左から、

・セリアのミニ差し金(108円) もしくはクロバーのソーイングゲージなど

・目打ち(布に小さな穴を開けられれば何でも)

・チャコペンや鉛筆など(布に線を引ければ何でも)

 

セリアの差し金なら最大14cm、クロバーのソーイングゲージなら最大6cmのマチが測れます。

セリアの差し金、ミシン横にスタンバイしてるんですが金属製で丈夫だし、ちょこっと縫い代を測ったり、小さいモノであればきれいな四角を取りたいときに直角を測れるなど、痒いところに手が届く感じで、コスパ抜群です。かなりおすすめ。

セリアの日曜大工コーナー(手芸用品コーナーではない)にあります。

 

①6cmのマチを作ってみます。差し金かソーイングゲージで、マチを取りたい場所を測ります。

一辺の長さが(取りたいマチの幅÷2)の正方形になるようにします。

今回は3cmです。

 

②チャコで線を引いたあと、角に目打ちで穴を開けます。

 

③反対側はこうなります。

 目打ちの穴は、洗濯で生地が縮めばほぼ分からなくなると思いますが、皮革やビニコなど穴をどうしても開けたくないときは、省略しても大丈夫です。

 

④穴を目印に、差し金かソーイングゲージを当ててチャコで線を引きます。

 

⑤縫い代を開いて、チャコで描いた縫い線が一直線になる(両端に穴)ようにアイロンします。

 待ち針で固定します。

 

⑥縫い線を縫って、ひっくり返します。

 左右対称で、まっすぐなマチができました!

 

目打ちでマークすることで、左右対称になるように印付けができるのがミソですが、穴を空けない場合も差金などでずれないように線を引ければ、それだけでもかなり失敗は減ります。

 

差金やソーイングゲージはわざわざ買わなくても、厚紙のカドに自分で目盛を書くだけでも代わりにはなります。

 

アイロン定規も同じように使えます。

セリアの差金に似てるのはこれ。

誰かのお役に立てれば幸いです♪