まず東電の契約アンペアを再確認
契約は15KVA(=150A)でした。
一般的な家庭の契約は40~60Aですが
オール電化は60A以上が目安ということなので、
二世帯である我が家は、
60A+60A=120A以上になります。
また電気温水器を使っていると、
基本のアンペア数とは別に1KVA(=10A)が必要なので、
70A+70A+10A=150A
そう考えると
契約内容は妥当といえそうです。
次に電気の使用量について確認
東電によるとオール電化住宅の平均使用量は
7920kwhですが、うちは2軒分なので、
7920×2=15840Kwhが目安になりそうです。
昨年(2022年)の1月から12月までを合計したら、
18731Kwhでした。
18731-15840=2891
平均使用量よりも2891Kwhオーバーしている計算です。
この数字だけではよくわからないので、具体的に調べたところ
一般住宅の半年分(年間電気使用量は4888Kwh)に相当するとわかり電気の使い過ぎを実感しました
では、いつ、何に電気を使っているのか?
東電の「くらしtepco」のサイトでは時間帯ごとの使用量が確認できるので調べてみました。
一番使っていたのは深夜でした。
24時間動いている全館空調かと思っていましたが、
深夜電力でお湯を沸かしている電気温水器だったようです。特に冬場は多く、過去最高額も1月の請求でした。
電気温水器について調べてみました
使っている温水器の容量は460L(5~6人分)です。我が家は5人なのでぴったりサイズといえますが、
これでも
キッチン、洗濯機、トイレ、洗面が各2か所あって、浴室とシャワールームがあると、お湯切れがおきます
…といっても20年間で3回なので、
足りないわけではなく、
…かといって、容量を小さくしたら
頻繁にお湯切れがおきそうです。
それに4年前に後継機種に買い替えたので、
しばらくは買い替える予定はありません。
なので、温水器の設定を変更してみました。
電気温水器のお湯の量と温度を変更
説明書を読みながら、
お湯の量を少なめにしてみました。
夏場は浴槽にお湯をためないので、お湯切れはないと思います。
これでしばらく様子をみてみたいと思います。
まとめ
確かに電気の使い過ぎではありますが、契約しているアンペア数に問題はなく、電気温水器の容量も正しかったです。温水器は深夜料金で沸かしているので、これでも電気料金は抑えられているはずです。
今までも何度か他社から見直しの提案を受けましたが、使っているプランが東電の「電化上手」と伝えると、それが一番安いと言われます。今はもう加入できませんが、季節と時間帯によって電気料金が変わるプランです。例えば8月の昼間は34.16円と高いですが、深夜は15.12円と半額以下になります。この時間帯にお湯を沸かしているので節約になっているはずなんですけどね。
新築時に太陽光発電を考えなかったわけじゃないけど、メンテナンスにもお金がかかるだろうし、当時と今では性能も全く違うから設置していたら、今頃は買い換えだったはず。
電気料金は、ざっと計算すると毎年30~50万円くらいかかっていて、それが20年だから600~1000万円くらい支払っているけれど、昔は売電価格も高かったから、もしも太陽光発電をつかっていたら収支はどうだったかな。
微妙かな?
今更考えても仕方ないけど、家を建てる時は数年、数十年先まで考えないといけませんね。