過去の記録で自身の備忘録としてUPします。当時は全11室でしたが、こののち隣接地にレジデンス棟がオープンし、現在は全20室のホテルです。
ここは滞在するレストラン
ススキ草原や大きな美術館が集まる箱根の観光スポットのひとつ、仙石原に昨年末にオープンしたばかりのホテルです。(2017年9月訪問)コンセプトの「滞在するレストラン」という言葉に惹かれ、オープン当初から訪ねたい憧れのホテルだったので、今回の訪問をとても楽しみにしていました。
外観はスタイリッシュですが、ダークカラーの館内はシャンデリアやアンティーク家具、絵画で飾られクラッシックホテルのような落ち着きを感じます。
館内全体に漂う香りも上品で、ホテルの世界観に合っていました。まずは女将さんから丁寧な挨拶を受け、ラウンジのソファでウェルカムドリンクを頂きながら記帳をすませました。
ウェルカムドリンクはアラン・ミリアのフレッシュジュースで、数種類の中から好きな味を選ぶことができます。私たちがラウンジの雰囲気を充分楽しんだタイミングを見計らって、スタッフさんがお部屋へと案内して下さいました。
客室(本館3階・スーペリアツイン)49㎡
料金は9月の金曜日に夫婦で宿泊し、二食付き一人あたり52920円(税・サ込)でした。大きな浴槽が印象的な客室は、セミダブルベット2台とテーブルセットを備えています。
他の客室と比べるとかなりコンパクトですが、とくに窮屈な感じはありませんでした。正面の大きな窓からは箱根の山々が見渡せ快晴と富士山を望むこともできるそうです。
ベットルームと浴室の間に仕切りはなく、浴槽、洗面、シャワースペースなど全て含めてワンルームのようなデザインです。
快適なバスタイム
24時間かけ流しの浴槽は蓋もなかったので、お部屋全体に湿気や熱気が籠るのではと思いましたが、空調がしっかりコントロールされているようで、そのような事は全くありませんでした。浴室の床がシャワーで濡れても床暖房ですぐに乾きます。
ベットルームの壁に設置されたテレビは、角度を変えることによって入浴しながら見ることができ、浴槽のそばに置かれたBluetoothのスピーカーで好きな音楽を聴く事もできました。
檜の香を楽しめるバスグッズやブルガリのバスアメニティ、厚みのあるフカフカのタオル、フード付きのバスローブなど、快適なバスタイムを過ごすための心遣いも至る所で見られました。
窓を全開にすると半露天風呂としても楽しめます。周囲に建築物が無いので、伸び伸びとした開放感を得られます。ベットルームから丸見えなのが気になりますが、その点も心配無用で浴室との間に目立たぬように扉が収納されていました。分厚い扉は遮音性が高く、閉めてしまえば温泉が注がれる音もほとんど聞こえませんでした。
アメニティと設備
内扉の左右に冷蔵庫を備えたキャビネットとデスクがあります。
飲み物はネスプレッソ、ティーパック、冷蔵庫の中はフリーです。
アルコールはありませんので、別途オーダーになります。
可愛いデスク
玄関と内扉の間には、
クローゼットと
トイレがあります。
クローゼットの引き出しには金庫や
パジャマ
バスローブなどが綺麗に収められています。
無垢のキャビネットや
数々の絵画、
ヘリンボーン柄の床にギャッべと、ワタシ好みのアイテム満載でした!
お着き菓子はハーブティーとケーキ
一通りお部屋の説明を受けた後、スタッフさんがお着き菓子としてハーブティーとケーキを運んできて下さいました。ハーブティーはあまり好きではないのですが、こちらはとても香りが良くて気に入りました。自家製ケーキは添えられた甘さ控えめな生クリームとの相性がぴったりで、とても美味しかったです
インテリアやカップなどの備品、洗面台に美しく整えられたアメニティ、冷蔵庫内の品揃えに至るまで、こだわりが感じられるお部屋でした。次はお食事をUPしたいと思います。
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