たくさんの写真
片付けの片隅で
記憶にないぼく自身の姿
2歳が迎えられるのだろうかと
心配しながら1年近くを過ごして
投薬を受けるための入院をしたときに
撮ってもらったらしい一枚
その2歳まであと少し
ぼくにもそんな時があったんだね
ぼくの記憶にはない
ぼく自身の写真
これって
ぼくの記憶じゃなくて
両親の記憶
この写真
どうやって残しておくのがいいだろう⁇
なんて思いながら
両親の記憶を
親になった視線で見ている
元気になって
2歳を迎えることができて
良かったね^^
その入院を支えてくれた
看護婦さん
(当時はその言葉で呼び
助けてもらったのです)
に同じ病院で出会って
母に紹介してもらったのは
15の時だったか
16になっていたか
記憶にない記憶
両親が残していたこの写真
どうしたらいいだろうね^^

