次男は、小学六年生。
通常学級で、特別何の支援も受けていない。
毎日、帰ってすぐ宿題をして、遊びに行き、帰ってきてから自学(ドリル等)をし、ブログを書くのが日課。
週に一度放課後デイに行き、宿題など、分からないところを教えてもらう。
気もきくし、穏やかな性格で、優しい。
生活面の問題はない。
ただ、問題はテストだ。
とにかく、問題を読んでいない。
それが、今回の検査で、読めていない、読んでも意味の理解とつながっていないことがわかった。
独自の感性を持っていて、独特な言い回しなどをし、そこはずっと先生に褒められてきた。
作文を書く時は、タブレットに音声入力をし、親がそれをチェック、それを拡大して見ながら作文用紙に書くという作業をしている。
思っていることと、文字にすることがつながっていない。
本も読まないし、漫画も読まない。
とにかく読まない。
友達関係は良好。
男女、年齢関係なく仲良くなる。
問題は、とにかく勉強のみ。
本人はコツコツ努力をするタイプだし、報われてほしいと思ってきたけど、それがなかなか叶いそうにない。
今回詳しく検査したことで、市内では異常なしだった子が、読み書き障害に、知的グレーで、自閉症スペクトラム傾向ということまでわかってしまった。
親はいい。
できないからって、怒らずに済む。
本人のせいじゃないとわかったから。
でも、本人はどうなんだろう?
問題のある子っていう偏見を持つ人もいると思う。
私は、親としてずっと自問自答している。
検査をしたことがよかったのか、悪かったのか・・・
悪く言えば、宇宙人を育ててるようなものかもしれないけど
よく言えば、アヒルの親が、白鳥の子を育ててるようなもの。
アヒルの育て方をすれば、みにくいアヒルの子として、白鳥の見た目のアヒルの、どっちつかずな不出来な鳥となるだろう。
でも、本人の意思に任せ、親はそれを支える存在に徹すると、綺麗な白鳥として将来羽ばたけるかもしれない。
今、この子にしてあげられることは何か?
何かやりたいことを見つけた時、全力で応援し、支えたい。
それまでは、いろいろな人生経験させてあげたい。
将来この子が羽ばたけるように。