原点にかえる
今日は、自分を見つめ直しにきた。
様々な都合が合わず、今まだ通りの現場へ通えなくなってもう2年。
自分の人生の事柄でそうなっているのだから、全くもって何か悪いわけではないのだが
他の趣味なども取り分けなく、仕事以外の自分の時間を20年以上費やしてきた結果、現場が遠いてしまったら、自分を見失ってしまったようで辛い。
アイドルさんのパフォーマンスを応援することは、その姿から自分が生きる活力をもらえるから。
そのたゆまない努力を続けて成長していく姿は、尊敬に値するから。
そして、自分の内にある熱い気持ちを振り絞って叫んだりすることって、他にはないことだから。
似たような感覚、以前にもあった。
約4年間、心血を注いで応援したつりビットが解散し、グループがなくなってしまった時。
もう、熱くなれる現場はないのではないか。
これ以上、魂を燃やすことはないのか。
そんな時、当時のこぶしファクトリーのリリイベに足を運んだ。
そこに答えはあった。自分でもわかっていたはず。
その時思った。自分にはこれしかないと。
あの日は一生忘れない。
今はちょっと、事情が違うのかもしれない。
20年も経つと、それなりに歳をとった。
悔しいが身体は動かなくなり、気力も徐々に減ってきている。もう、50手前だしな。
気持ちはあっても、それについていけないのが悔しい。もう歳だから、致し方ない部分ではある。
そして、行きたくても行けない部分に関しては、さらに致し方ない。が、気持ちはどんどん薄れていくのが分かるし、それが本当に怖い。
だから、今日幕張に来ました。
今自分が心から大好きで応援している、BEYOOOOONDSのリリイベだ。
ここで自分が感じたままに1日を過ごそう。
その結果、さらに現場が遠のくかもしれない。
だが、それも人生だ。答えはここにある。
以前、約10年前にこのイオンモールには来たことがある。
吉本の劇場が入っているので、そこでアイドルイベントがあって、興味本位で来たな。
MCが山里亮太だったので、ハラ抱えて笑った思い出。
その記憶を頼りに、車で乗り込んだら、やはり10年の歳月を感じた。
久しぶりにのった首都高は高いし、道間違うし結果渋滞にハマって大変。
なんとかCDは買えたので問題ないが、しばらく出掛けない弊害は思ったよりある。コロナ禍、と言われた時代の皺寄せがこんなところにも。
会場のグランドスウェアは、実は初めて。
生田天田のライブをここでやってるのに、来たことはなかった。こないだは佳林ちゃんさんもリリイベやってたよね。
天気も良くて、青空越しにステージがみえてロケーションが良い。
①部の優先入場券の番号は真ん中だったので、定位置の下手側に場所。前にお子様連れゾーンがあるので、視界良好。
さゆ現場では子連れが多い印象だが、もはやハローは女子だけでなく、お子様連れにも対応した阿鼻叫喚の現場になった。時代の流れ、良い事である。
それだけ、通う月日が長い人たちが多いって事だし。
意外に若い人も多い。もちろんオジさんもいる。
この中だとだいぶオジの部類に入るけど、気持ちは変わってない。そう、変わってないよね。
①部
灰toダイヤモンド
Go City Go
恋愛奉行
夢さえ描けない夜空には
フックの法則
②部
灰toダイヤモンド
Go City Go
恋する銀河
ニッポンのD・N・A
フックの法則
屋外なので、陽射しが爆当たりな範囲と時間帯があり、結構大変だが、②部が始まる頃には日が暮れてきて風が気持ち良い。リリースイベントって感じだな。
そのパフォーマンスは、改めて目を見張るものがあった。世界最高峰のハローにおいて、娘。やアンジュ、そしてjuiceがバチバチに競い合っている中、中堅の貫禄が出てきたビヨだが、研修生叩き上げの実力はもはや立派なハロープロジェクトのグループ。
さらに一芸特化seasoningsの3人と、もはや隙は全くない最強と言っても過言ではないグループだ。
ビヨスパイの時を最後に、いっちゃんの姿を観ることはできなくなってしまったが、グループはなんら変わる事なく輝き続ける決意を固めた。
と思ったら、こないだ夢羽が卒業を発表。これには正直ビックリしたが、考えてみれば更なる成長をするため前進するということは、やはりそうかと納得せざるを得なかった。
単に歌が上手い、のではなく、どんな曲や歌い方もこなし、ダンスも誰よりも手を抜かず忠実に、そして松浦亜弥の化身として映画に主演した際も、知ってはいたけどあやや本人が登場したのかと思ったほど。最後まで我々は見届けるのみだ。
平日の昼間、にも関わらず、まさに老若男女なヲタが集結し、買い物してるお客さんをも巻き込み大盛況のリリイベ。楽しいぜ。特に新曲はさらにスタイリッシュで見応えがある。
特典会は①部、明るい内にメンバーの表情とお衣装をみるべくお見送り会へ。ほのぴが笑顔で応えてくれたので、もう悔いはない。
最後の最後、メンバーが会場からはけるまで皆でお見送り。
最後まで笑顔のメンバー。楽しいリリイベをありがとう。
来る時は苦痛でしかなかった2時間の帰路も、帰りは余韻に浸りながらのドライブとなる。
