11.28 モーニング娘。’23 コンサートツアー秋 譜久村聖卒業スペシャル横浜アリーナ | のっちんのブログ

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あれから9年


今日は今年最大の大一番。

モーニング娘。’23の秋ツアーファイナルに参戦。


今年は激烈な猛暑と体調がすぐれないのと、家庭の事情で現場を絞ってきた。もっと参戦したかったが、行きたくても行けなかった現場は過去最多だろう。昨日の秋ツアー、伝説の初期メンバーでありモーニング娘。の始祖、安倍なつみさんがステージに帰ってきたここ横アリも、本当は来る予定であった。ま、自分で選んだ道なので、後悔しても先に立たず。

そんな中、今日はやっととも言える、娘。の秋ツアーに参戦。もちろん春ツアーも行ってないし、なんなら今年ハローのツアーはアンジュルム竹ちゃんの卒紺と今日だけである。

そして、さゆからリーダーを受け継ぎ、名実共に偉大なるリーダーとなった譜久村さんの卒紺、そして、9年前の公演以来、モーニング娘。'23が横浜アリーナに帰ってきたのだ。


席はアリーナ、ステージからは遠く、中央サブステも微妙に遠い。昨日に引き続き、アリーナ外周が用意されており、後ろまでメンバーが来てくれる事が予想されたが、それでも外周も遠い。広く見渡せるのが幸いなので、ここからホットピンクに染まる横アリを目に焼き付けようではないか。


開演

OA01. 女で地球は回ってる ハロプロ研修生ユニット’23

01. Wake-up Call〜目覚めるとき〜


02. HEAVY GATE

03. セクシーキャットの演説

04. 気まぐれプリンセス

05. What is LOVE?


06. Only you

07. 時を超え 宇宙を超え

08. 愛しく苦しいこの夜に(譜久村、生田、石田、小田、野中、牧野、羽賀)

09. 元気ピカッピカッ!(横山、北川、岡村、山﨑、櫻井、井上、弓桁)


10. なんざんしょ そうざんしょ

11. グルグルJUMP

12. 好きな先輩(井上、弓桁)

13. 悲しくなるようなRainy day(生田、石田、小田、野中、羽賀)

14. 秋麗(譜久村、横山、岡村)

15. Moonlight night〜月夜の晩だよ〜(牧野、北川、山﨑、櫻井)


メドレー

 16. 未来の太陽〜

 17. ワクテカ Take a chance(update)〜

 18. Say Yeah!-もっとミラクルナイト-〜

 19, What’s up?愛はどうなのよ〜

 20. いきまっしょい!


 21. OK YEAH!

 22. Happy大作戦

23. すっごいFEVER!

24. わがまま 気のまま 愛のジョーク

25. GO Girl〜恋のヴィクトリー〜

26. 涙ッチ

EN01. Neverending Shine

EN02. One・Two・Three(update)

EN03. まじですかスカ!

WEN01. I WISH

WEN02. みかん

TEN03. 譜久村外周1周


娘。ツアーは、なんと1年前のかえでぃーの卒紺以来だった。

あの時は、魂の女子ヲタさんにもらい泣きし、信じられないくらい泣いた。

今日は、9年前もここにおり、ピンクに染まった横浜アリーナの事を思い出し、その時誕生した9代目リーダーが今ここで卒業を迎えるという、歴史と伝統の継承式との言うべき一代スペクタクルを見守れることで胸いっぱいだ。

あの時から、ずっとモーニング娘。のリーダーを張ってきた譜久村さん。

永く現場を見守る我々でさえ、その苦労は筆舌に尽くし難いものであっただろう。

9年間という歴代最長リーダー期間が「ふくむらみず期」と形容され、譜久村聖は時代そのものであるという事実がそれを物語っている。

その譜久村さんが「後輩たちに夢を託す、という夢が叶う」と、卒業の花向けともなるグループの現在の形は、1年前から比べて抜群に強大になっており、新しいメンバーが加わり、新しい形となっていた。


独自の言葉で周りを惹きつけるはるさん。

今回初めてお目にかかるのが横アリでのステージだったが、初々しくも実に堂々としており、すでに「あれがはるさん」とここらかでも認識でき、モーニング娘。のメンバーとしての覚悟を持って活動していることがうかがえる。


最年少メンバー、実にまだ中学生のげったー。

令和の子供らしく、スタイルがとてもよく、たいへんに目立つ。顔立ちが遥ちゃんに似ている事が話題にもなり、絶世の美少女の思い出が過ぎる。

ゲッターはさらに目立ち、その長い手足を大きく動かし精一杯のパフォーマンスがとても眩しい。

この2人が披露した、伝統行事の好きな先輩のクオリティがやたら高いのを観て、これから先の未来は明るい事を確信する。


その新メンバーのよきおねいさんである、であろうらいりーは、1年前からうんと大きく成長している事に感動した。

こちらも令和の子供らしく、その天真爛漫の表情がグループに新しい風を吹かせた事が記憶に新しいが、際立つスタイルを存分に活かし、キレが何倍にも増している。

本人も1年経って、少し余裕が出てきた分、磨きをかけていると語るその成果は確実に表れている。

気がつくと、らいりーを目で追っている事が多いし、人を惹きつけるその魅力をさらに発揮して、これからの娘。を築いていってほしい。


もう加入から3年超が経ち、すっかり先輩となった北川ほまめい。

北川の歌声は、すでに小田と同じくらい個性が出ており、これからの伸び代がさらに楽しみ。

同じく、ほまちゃんの成長も著しく、グループの一員として立派に成長していると感じる。いつの間に。

北研から印象こそ変わらず、相変わらずパンダさんパワーの使い手でもあるので幼く見えてしまうめいちゃんも、18歳だそう。驚愕。だが、パフォーマンスはしっかり積み上げた経験が発揮されており、これまた堂々たるもの。

ここまで加入が新しい6人であるが、すでに無くてはならない存在の6人だ。

来年の春ツアーでその成長をまた観たい、と素直に感じた。


かえでぃー卒業後も13期を引っぱる玲奈ちゃん。

浦和レッズのお仕事がとても楽しそうで何より。その明るい笑顔は観ている者を幸せにする力がある。来年こそは、チェキを撮りたいよね。


すでにグループの中心であり、リーダーとかやっていてもおかしくはないだろう12期のなちゃん真莉愛ちん。加入したのはGIVE ME MORE LOVEの時だからな、いわゆるベテランだ。

楽屋の室温を管理しタイムキーパーをも務めると力強く語ったのなちゃん。その誠実でひたむきな活動は着実に身を結び、個の力が強大に。らいりーの教育係はとても良い抜擢だと思うし、この姿勢をらいりーが引き継いでいってくれたらいいなぁと個人的には強く思う。

ラヴィット!ファミリーとしてすっかりお茶の間に浸透しつつある真莉愛。とは裏腹に、そのダイナミックなダンスはこの遠間の距離でもはっきり分かるキレッキレ。年齢を重ねると少しずつ無理が効かなくなってくるのは人間誰しもそうだし、経験で磨きをかける域に入ってきてるだろうから、このパフォーマンスでグループと後輩を引っ張っていってほしい。

ラジオなどではもう、番組がもてるんじゃないかと思うほどしっかりしており、ケンミンショーにもしっかり出たりと、なにげに娘。の認知度を上げるのに貢献しているちん。

拙い表現だが、12期は三本の矢となって、モーニング娘。のど真ん中を貫き、まさしくグループの中心となり続けてほしい。


サブリーダーとなった小田。そしてあゆみん。

その経験値はもはや、ハローのリーダーになってもおかしくはないと言える、まさに1人が一軍に匹敵する存在。

小田は16の申し子、ここからでもずっと、曲中16拍を刻んでいるのがわかる。ダンスもしなやか、他に追従するメンバーはいないんじゃないかなと思えるほど。超人℃-uteさんが過ぎるのだから、最高峰とも言うべきか。

そして最年長となるあゆみん。娘。が好き過ぎると言われようが、その熱い魂があったから、ブルーのブレードが映えているのだ。サブリーダーの役職がどう出るかだが、あゆみんらしくそのままでいてほしい。


ついにモーニング娘。10代目リーダーとなった生田さん。

ガキさんを追いかけていた頃は結構泣いていたが、9期が年長になった頃から涙を見せなくなった。おそらく決意し、皆の前では泣かないようにしていたのだろう。

その生田さんが、横浜アリーナのステージの上で、同期の卒業に涙する姿は全世界が泣いたことだろう。

横浜アリーナを達成した今、さらに大きなステージにと決意を語ってくれた姿はなんと頼もしいことか。手元の黄緑のブレードが誇らしく思えた。


公演時間3時間に迫る大長編。

これでも、大々的な卒業セレモニーは演出されず、1人ひとりから送られた言葉は全員分ではなかった。相方に確認したら、どうやら昨日の合わせて全員分のよう。

ダブルアンコールで幕を閉じ、たと思ったら、トリプルアンコールの形で皆の前に姿を見せてくれた譜久村さんは、北川らいりー、はるさんげったーを従え外周をまわり、我々に手を振り感謝を伝えてくれた。もう、この瞬間が過ぎたら、モーニング娘。'23譜久村聖はいなくなる。周りの女子さんは号泣。自分も声を振り絞り、名前を呼び感謝を伝えた。

ちょうど、目線の先の前方の席には、スキンヘッドにニッカポッカ、背中に「聖」の文字を背負うあの方が。心血を注いだメンバーが卒業する時の気持ちはもう痛いほど良く分かる。表情こそ見えなかったが、最後の瞬間まで背中の「聖」の文字が誇らしく、同じ戦士として心から尊敬した。


ハイライトは全編と断言出来るが、その中でもセットリストが秀逸だったな。

挙げたらキリがないが、グルジャンとか秋麗とか、ミラクルナイト、いきまっしょいに涙ッチ、GO GIRL、I WISHと気持ちがダダ漏れて止まらないものばかり。OK YEAHからのHAPPY大作戦なんて、アイドル史上これ以上ない爆上がりの流れだし。

その1曲1曲にその当時の思い出が詰まっており、改めてリーダーとして9年間先頭に立ち続けた期間の長さを噛み締めた。

終わってしまう事は変え難い寂しさだが、終わりがあるからまた始まりがあり、モーニング娘。はこうやって歴史を繋いできた。その襷はすでに、曲と共に後輩に託されている。我々は、この奇跡と言える歴史を共に生きえたことに感謝し、この先の未来も見続けたい。心からそう思った。

いよいよ今年も残りが少なくなり、来年はモーニング娘。'24となる。

ワンフォー!から10年。まさに歴史の大転換であろう。

変わらないもの、そして変わりゆくものの究極の積み重ねられた形がハロープロジェクトであり、モーニング娘。である。

生田さん率いる娘。がどんな風になるのか。寂しさいっぱいではあるが、実は同じくらい、楽しみでいっぱいである。

偉大なるリーダー、お疲れさまでした。

しばらく休まれるのだろうから、ゆっくりしてほしい。

リーダーであり続けてくれて、ありがとう。