6.20 M-line Special 2021〜Make a Wish!〜中野サンプラザ | のっちんのブログ

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これ即ち、満漢全席なり

今日はMラインハロコン、M-linespecialに参戦。
先月からなんとか現場に参戦出来ているのは何よりだが、東京が感染症大魔境である事に変わりはない。対策を徹底して滞在時間を極力減らす。
寄り道できないが、今はこの現場の雰囲気を味わうことが出来るだけでも良い。

入手したチケットは夜の部のみなので、余計に気合いが入る。元々、5月の振替公演なんだよね。
情報では、先ほど終演した昼の部では、シークレットゲストで高橋愛ちゃんが登場したとの事。
神様さゆとれいなの伝説の6期、佳林ちゃんさん、夏焼さんピンクレ、ゲストが譜久村さんと豪華絢爛。
SAYUMINGLANDOLLが開催されない今、さゆの姿を拝めるだけでもありがたい。6期MCに期待大だ。

席は下手前ブロック、後ろ通路席。通路降臨があると神席となるが、前の方ってだけでもよい。そして後ろには映像収録のカメラさんがスタンバイ。つまり自分の左側はカメラ席なので誰もおらず、快適。前ブロックなので、肉眼でも演者の顔はみえる。ここて立って全開で戦えたら、どんなに楽しい事か。と思ってしまったが、今は着席で全開射撃にも慣れてきた。

まずは小片リサのオープニングアクト。色々あったが、りさまるがまたステージに立つ事が出来たのは立派だ。2曲だったが、その堂々としたパフォーマンスに心を打たれた。これからも、応援したいな。

開演
OPACT. 低温火傷
              真夜中のドア〜stay with me(小片)
01. 彼と一緒にお店がしたい!(全員)
02. アレコレしたい!(全員)
03. ズキュンLOVE(宮本、譜久村)
04. The 摩天楼ショー(田中、譜久村)
05. 好きだな君が(道重、譜久村)
06. セクシーキャットの演説(道重、田中、譜久村)
07. エキストラ(譜久村)
08. チュッ!夏パ〜ティ(道重、小林、宮本)
09. 優柔不断だね、Guilty(宮本)
10. ルーレット(PINK CRES.)
11. Rockの定義(田中)
12. OK!生きまくっちゃえ(道重)
13. BABY! 恋にKNOCK OUT!(田中、夏焼、二瓶)
14. 黄色いお空でBOOM BOOM BOOM(夏焼、宮本)
15. およげ!たいやきくん(高橋、田中、夏焼)
16. 私の時代!(道重、田中)
17. 大きい瞳(道重、田中)
18. 恋の呪縛(全員)
19. ワクテカ Take a chance(全員+譜久村)
20. シャボン玉(全員+高橋、譜久村)

往年の名曲がこれでもかと披露される。波状攻撃ともいうべき。心の中で唸ってしまう。
譜久村さんは現役ハロー代表だけあって、完成されたパフォーマンス。
娘。の曲はやはり誰よりも美しくしなやかで輝いている。
佳林ちゃんさんはグループの括りから放たれたことでさらに磨きがかかり、大人っぽく少年ぽい。
完成されてきた感があり、遥ちゃんのような人気が出るだろう。
PINK CRES.はハロコンなどでしかお目にかかれないが、夏焼さんが引っ張ってるのかと思いきや、小林ひかるちゃんと二瓶さんのパフォーマンスが凄まじい。今月で活動が終了するのが本当に惜しい。
れいなのパフォーマンスはなかなか機会に恵まれないので、目に焼き付ける。現役時代と全く変わらないキレ、いやさらにアップデートされている。いわゆるプラチナ期に磨いたそのパフォーマンスは健在、年齢を重ねてなお洗練されているとは、驚きでしかない。見た目が変わらないのもまた凄まじい。
そして神様さゆ。髪を切ってさらに美しい。ダンスはダイナミック、鬼気迫る気迫は見た目からは想像できないギャップ。そこがまた良い。

そして待望の、伝説の6期MCが復活した。
内容はかなりきわどくもあり、この2人にしか出来ないもの。事前に打ち合わせはないらしく、それでもどんな話題でもお互いがうまく返し、それこそずっと見ていられる。ラジオとかで、2人しゃべりの番組とかやってほしい。
6期最強伝説はまたもや更新された。
そして終盤、シークレットゲストとして本当に愛ちゃんが降臨。
このメンツにさらにレジェンドが!
さらに、れいなと夏焼さんと3人で、およげ!たいやきくんをカバーするというまさかの展開が発表された。
およげ!たいやきくんは日本を代表する誰もが知る名曲だが、アイドルがカバーしたのはつりビット以来ではないだろうか。
懐かしい。

最後のMCで、さゆが「今日で私は二瓶ちゃんとひかるちゃんと同じステージに立つのは最後になってしまうんですけど、これまでは会社で会っても挨拶する位の関係性だったんですね。でもこの公演を通して仲良くなって二瓶ちゃんの底抜けの明るさ面白さ、ひかるちゃんの底抜けの優しさ可愛さに元気を貰いました」と2人を労った。
「公演を通してピンククレスのことが大好きになったし、前にも言いましたが、今回のMSMWも二瓶ちゃんとひかるちゃんの2人が公演のMVPだと本当に思います。なんでもっと一緒に過ごせなかったのかなとか思ってしまったりもするんですけど、この公演で2人に出会えたことが、公演をやって良かったと心から思うことです」と涙ながらに語った。

れいなは「れーなは歌ったことのない曲を歌う時、原曲の歌い方を変に崩さずに歌うことにこだわってる。今回それをしっかりやっていたのが、佳林ちゃん。難しい曲やけん大丈夫かなって思ってたらしっかり原曲を守って歌ってて凄いなと思った。」「さすがハロプロやなと。(PINK CRES.の) 2人はハロプロやないけど、いやもうハロプロやん!」これには会場万雷の拍手そして思わず涙する2人。
現役時代トップに君臨し、積み上げたキャリアは凄まじい、そんなまさにレジェンド達に混ざっても、全く見劣りしないパフォーマンスだった事が、現役ハローメンバーよりも鍛錬を積んできた証拠だろう。
他のメンバーももらい泣きだ。愛ちゃんなんて、号泣してるじゃないか。それにれいなが気付いて声をかける。
「愛ちゃん、歌える?」すると、いきなり愛ちゃんが拳を利かせて「あ〜いの、大丈夫歌える。」
「愛ちゃんネタバレしてる。」とれいながつっこみ会場またもや大喝采。

なんだこの空間は。こんなに幸せで素敵な時間が過ごせるなんて、ハロプロ即ち人生を座右の銘に掲げなければ出来る経験じゃないぜ。
その流れでのシャボン玉はもう、この最高だ。
愛ちゃん、れいな、さゆがこの曲を一緒に歌う時がまたくるなんて。
感染症の影響で世界は変わり、以前の暮らしがどんなだったか、正直忘れてきた部分もある。いつ、前のように戻れるのか、またはもう以前のような世界には戻れないのか、誰にも分からないだろう。

演者とヲタの魂のぶつかり合い、それがコンサートだと死力を振り絞り闘ってきた時間。2度と戻ってこないのかと絶望した時期もあったのだが、コンサートに足を運ぶ度に、希望は必ずあると光を見出してきた界隈だ。
変わらなければならない事は必ずあるが、変わらないものも確かにある。

大袈裟だが、今日その人生観はまた少し変わった。
ステージ上のメンバーが、そのパワーをくれた。
本当にありがとう。次の現場を楽しみにする事が人生の活力となる。
まさに、ハロプロは人生である。