話題の記事。やっと読んだww
はよ、よめやww
きちんと取材されたことがわかる記事でしたね。
今まさに、我々の業界はこれでわちゃわちゃしております。
今日は職員会議だったんですが
うちの主任が宣言しました。
「わたし!7月以降、働きません!」
うちの主任はおもしろくて可愛い人なんですが、
どうやら認定校登録申請やら、新しいカリキュラム作り、来年度の入学希望の学生の面接、2年生の進路指導などなど、やらなければならないことが盛りだくさんで
「私!授業する時間ありません!」
っていう意味らしい😆
7月から9月末辺りまで、みなでカバーしていくということになりました。
新カリキュラムの件についても
記事にあったように
ダブルスタンダードの問題
理想と現実、文科省のお考えと実社会のギャップがなかなか悩ましい問題のようで
「できる日本語」という教科書を導入するかどうか、いま実験されている最中です。コミュニカティブで行動中心アプローチ、タスク中心、、、とても理想的な教科書だけれど、やはりそれだけでは実社会が現在もなお求め続けている基準であるJLPTに合格させることはできないとベテラン先生方はおっしゃっています。「みんなの日本語」を知っているだけに、「できる日本語」ではどうしても物足りなさを感じてしまうそうです。うちの学校はN1N2を取得させて、どれだけたくさん大学に入れるかをメインにやっている学校なので、受け入れ側(大学等)の体制が変わらない限り、そちらに振り切るのは難しいようです。
今、日本の英語教育も変わろうとしているところですよね。日本人は英語理解できているのに「話せない」という問題がありますから。そういう流れの中に日本語学校も置かれているんだろうなと思います。
私自身は以前は
コミュニカティブバンザイ!文法よりも話せる、コミュニケーションがとれることの方が大事じゃね?って思っていました。でも、日本語学校に勤務するようになって現実(JLPTに合格しないと学生は先がない)を知って、日本の社会側が変わる必要があるなと感じました。
いままさに過渡期ですね。日本社会も変わろうとしていますし、いずれは変わっていくだろうと思います。
ただ、底辺から変えるのは難しかろうと思います。
トップの方が変わってくれないと、私たち末端は右往左往するばかりですね。
そして、何より若い人たちが、新卒の人たちが、目指せる職業にならなければなりません。何かを変えるためには若い力が必要です。こうでなければならないと思っている高齢者では、何も変えることはできません。
そのためには「国家資格」いいと思います。
中身もともなってほしいけれど。笑笑