このゴールデンウィークも

真摯に日本語と向き合う時間を過ごしました。


やってもやっても覚えられなくて、また一から調べ直す、、なんと効率の悪い頭なんだと思いながらも


あ、そうそう

そういう意味だった、そういう使い方だったと

思い出すスピードは早くなってきました。



おととしは

小さな違いに惑わされて、これをどう説明したらいいのかと頭を抱えていましたが、

3年目になって

いかに質問をかわすか、学生を納得させるか、、、

ちょっと目線が変わったなと感じています。



説明したところでわからない違いは着地点を決めて、そこに導くって感じでしょうか。


その違いを問題の中で問われるのであれば

理解してもらう必要がありますが、、、


できればシンプルな方が

学ぶ側もいいですもんね。


その辺りをだんだん理解できるようになってきたかなという段階です。まだまだ判断つきかねて、


うーんうーんと悩むことも多いですが。




ここ最近

新しいテキストを使うことが多いんですが


なんか使いにくいなとか

接続の書き方、わかりにくいなとか

これ、流れがよくて使いやすいなとか


文句言ったり納得したりしながら分析を楽しんでいます。


新しい専門学校で使うと決めたのはこれ。




勤務している日本語学校の主任に

専門学校の環境や授業数を聞いてもらっていた時に

「これ、どう?使ってみたら?使ったことないけどw」と関西ノリで薦められた一冊。


素直な私は、これを派遣会社と派遣先の学校様に提案し、採用してもらいました。

使ったことないから、どんなんか知らんけどww



去年使っていたテキストを伺ったら

「完マス」を使っていたというではないですか。



いやいや、無理でしょーと思ったので

こちらを提案したというわけです。


2週間に一度、クラスに入るだけなので

私が受け持つJLPT N2対策授業に効果があるとは思えませんが、12月の試験をターゲットにゆるりゆるりと進めていく予定です。



本当は勤務校で使っている


これを薦めようかと思ったんだけど

レベルを想像するに難しいような気がしたし、

このテキスト、私自身があんまり好きじゃなくてwww

やめました。

同じ教科書にしたら準備楽なんですけどね💦



N2の文法テキストだと去年使った



これが結構好きなんだけど

これ絶版。私が去年奇跡的にゲットした1冊が最後?


それ以後、市場で見かけません。


テキストは使ってみないと、その良さ悪さがわかりませんね。


自分が現役で勉強していた時は

テキストの良さはわかっても「悪さ」「使いにくさ」ってのは、感じたことがなかった気がしますが、今は「教えにくさ」ってのは感じます。


テキストといえば

今、「みん日」から「できる」へ変更されていっている流れがあるようです。

勤務校もその流れに乗ろうか、乗った方がいいのかと悩んでおられるようで、試験的に1クラス「できる日本語」を使っているクラスがあります。認定登録機関になるために日本語教育参照枠とやらをクリアしないといけないらしく、みん日ではカリキュラムが作りにくいかも?認定してもらえないかも?というまことしやかな噂も流れてきています。


日本語教育も過渡期?変革期?ってことかな。