映画:「スパイダーマン3」
スパイダーマン3 [Spider-Man 3]
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監督: サム・ライミ Sam Raimi
出演: トビー・マグワイア Tobey Maguire
キルスティン・ダンスト Kirsten Dunst 他
【解説】
スパイダーマンはいまやニューヨークの市民から絶大な信頼と賞賛を集めるヒーローとなり、恋人MJへのプロポーズも決意し、順風満帆のピーター・パーカー。ところがMJのほうは出演した舞台が酷評され気分はどん底。そんなある日、謎の黒い液状生命体がスパイダーマンに取り憑き、そのスーツを黒く染め上げる。黒いスパイダーマンの戦闘能力は、なぜかこれまでよりも格段に高まっていた。しかし同時に、ピーターの心にもある変化が生じていた。そんなスパイダーマンの前に現れる3人の敵。ピーターの伯父ベンを殺害した真犯人で物理実験場に迷い込んで“サンドマン”と化したマルコ、死んだ父の復讐に燃え“ニュー・ゴブリン”へと変身したハリー、そしてピーターへの激しいライバル心から黒い生命体に支配されついには最凶の敵“ヴェノム”となってしまった同僚カメラマンのエディ。三者三様のスーパーパワーを備えた彼らは、自らの内なる悪に苦悩するスパイダーマンに容赦なく襲いかかるのだった。
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「スパイダーマン2」が「シリーズものの2作目はつまらない」というジンクスを吹き飛ばすような傑作だったので、3作目はどうなることかと思ったけど、やはり前作越えとは行かなかったかな。とは言え、娯楽作品としては充分楽しめるレベル。
「スパイダーマン」シリーズが日本でウケているのは、ヒーローであるはずのピーターが、普通の青年同様に悩み、傷つき、慢心しつつ成長していくところにあると思うんだけど、3作目である今作でもそこは健在。
今回のテーマは「復讐」と「赦し」という点だと思う。ただ、1作目からの流れをすべて収束させつつ敵が3人も出てくるので140分という長尺の上映時間でも内容がてんこ盛りで消化不良の感あり。まあ、サム・ライミの「スパイダーマン」シリーズにかける愛情は充分に伝わってくる。
内容としてはかなり深刻なドラマなんだけど、ちょこちょこ小ネタ的な笑いの箇所があったり、圧巻のアクション・シーンがあったりで、全体としては重くなりすぎずに展開していく。ただ、ピーターがヴェノムに蝕まれてダークサイドへ堕ちていく部分がちょっと冗長だったかな。あそこを削って最後のクライマックス・シーンをもっと丁寧に描いてくれればもっと盛り上がれたような気がする。
映画館で観るべき作品だと思うけど、1作目、2作目を観ていないと話の展開や小ネタが分かりにくいところがあるかな。ワシが観ている時も、小ネタのところで周りの人があんまり笑ってなくて「???」ってなってたから、未見の人はちゃんと前作を予習しておくともっと楽しめるかも。
【超個人的評価】
