映画:「えびボクサー」 | atom×atom

映画:「えびボクサー」

えびボクサー


えびボクサー [CRUST]

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監督: マーク・ロック Mark Locke
出演: ケヴィン・マクナリー Kevin McNally
    ペリー・フィッツパトリック Perry Fitzpatrick     他
【解説】
 元ボクサーのビルは、今では場末のパブのオーナーでアル中に陥っている43歳の中年男。腐りきった生活からなかなか抜けきれないでいた。そんなある日、彼は友人のアミッドからマンティス・シュリンプ(カマキリえび)を使った風変わりな商売の話を持ちかけられる。それは、人間対えびのボクシングで金儲けしようというもの。しかも、ちょうどお誂え向きの2mを超える巨大えびも用意されていた。一攫千金を夢見るビルはこの話に飛びつき、えびにミスターCと名付け、ボクシングを教え込むと同時に企画実現のためのスポンサー探しを始めるのだったが…。
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タイトルやあらすじからしておバカ映画かと思いきや、意外と真面目な作品。
「えびボクサー」といいながら、エビが戦う場面は殆どなく、どちらかというとエビを取り巻く3人の男女のロードムービーといった感じ。
設定やストーリーはバカバカしくて、エビの造形もいかにもハリボテ。なんだけど、見ていると段々エビが可愛く思えてくるから不思議。下ネタやクスリと笑える場面はいくつかあるものの、爆笑という程ではなく、かと言ってそれ以外の部分のストーリーが良くできているというわけでもない。なのに、何となく飽きずに見れてしまうのは、ビルのダメ人間っぷりと、エビとの間に生まれる不思議な愛情の行方が気になるからかな?オチも見え透いてるんだけど何だか感動してしまった。
結局、この作品のテーマはエビが勝つかどうかじゃなく、主人公たちが自分の人生を見直して心の殻を破るところにあったんだと思う。原題も「殻」って言う意味だし。
ま、所詮B級映画なので、「くだらねぇ」と思って見るとなかなかの拾い物、「面白いに違いないっ」と意気込んで見ると大ハズレ。そんな作品。

【超個人的評価】
★★★☆☆