映画:「キャロルの初恋」
キャロルの初恋 [El viaje de Carol]
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監督: イマノル・ウリベ Imanol Uribe
出演: クララ・ラゴ Clara Lago
フアン・ホセ・バジェスタ Juan Jose Ballesta 他
【解説】
内戦に揺れるスペインの田舎を舞台に、母に連れられニューヨークからやってきた少女と地元の腕白少年の瑞々しくも悲しい初恋を描いた感動ドラマ。悲しい出来事を乗り越え、かけがえのない経験を重ねて少しずつ成長していく少女の姿を優しい眼差しで詩情豊かに綴る。監督は「時間切れの愛」のイマノル・ウリベ。
1938年の春。ニューヨーク生まれの12歳の少女キャロルは、母親に連れられ内戦下のスペインへとやって来た。重い病に冒された母親は彼女の故郷である小さな村で、祖父母や親友の助けを借りながら新生活を始める。一方、母の病を知らないキャロルの気がかりは、フランコ軍と戦う国際旅団にパイロットとして参加していてなかなか会うことができない父のこと。そんなある日、母との突然の別れがキャロルを襲う。悲しみに暮れるキャロルを優しく支えてくれたのは、いつもケンカばかりしていた村の腕白少年トミーチェだった。
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スペイン映画なので仕方ないんですが、スペインの内戦が常識の事として描かれているので、話の分かりにくいところもありました(一応、映画の冒頭に時代背景の説明があるので何となくは把握できたけど)。でも、戦争自体がメインテーマではないのでそれ程苦にならず。
ストーリーはよくあるパターンの話ですが、緑の木々や街の佇まいなど映像は美しい。
主人公キャロルを支えるトミーチェ役のフアン・ホセ・バジェスタは表情豊か。叔父さんや兵隊の前で見せる怯えた表情、キャロルの前で見せる優しい表情、友達と悪戯をしている時の生意気な表情。物語が進むにしたがってたくましくなっていく様が描かれていて感情移入しやすかったです。
結構、重要人物が次々と死んでしまうんですが、その描き方があっさりしすぎていて、本当に死んだの?という感じ。でも、あのラストを観て納得。あの終わらせ方をするための伏線だったんだなと。大きな感動はないけど、ふわっと心を包んでくれるような作品。
【超個人的評価】
★★★☆☆