今日はお待ちかねの
「そもそも+感触遊び」
~保育を深める対話の会~
を開催いたしました~!!
1年ぶりの復活♡
復活させたいと声をかけてくれた久保やん、どうもありがとう
さてさて、遊びの意味を深めていくそもそも+
今日のテーマは「感触遊び」ということで、
保育園・幼稚園・特別支援学校等さまざまなフィールドで活躍されている方がご参加くださいました♪
自己紹介ワーク等をした後は、
2グループに分かれて
① 子どもたちの遊びの様子
② 感触遊びをする「意義」は?
③ もっと遊びをする工夫
この3つを柱に話ていくのがそもそもワークです♪
私のチームでは…
感触遊びって、そもそもどこまで感触遊び?
・粘土は感触遊び?造形遊び?
・・・これってどれかひとつじゃないんじゃない?!遊びって色んな要素があるよね!
なんてそんなところからスタート
遊びって考え始めると、思っていたより深いですよね!!
話し合ったことを書き出すと、終わらなくなりそうなので(笑)
グループでのシェアをいくつか抜粋し簡単にまとめてみました
グループ①②両方合わせてご紹介しいちゃいます♪
①遊びの様子
▪ヤマトのりぐにゃぐにゃ~~←これ全身でやったら楽しそう~~(洗うのは大変そう)
▪片栗粉/小麦粉粘土・泥・水・氷・泡・スライム・絵の具(finger・bodyペインティング)
▪様々な布(オーガンジーがおすすめ)・スポンジ・たわし
▪プチプチ・風船・新聞紙・シュレッダーの紙・
▪アクアボール(ジップロックに入れる)マジックテープはがし
▪はるさめ←これ、模造紙見てたら発見!気になる!楽しそう(笑)
▪ボタン・ファスナー・バングル・鍵等
▪小豆プールで宝探し
▪落ち葉のカサカサ~~とかも感触遊びかも!
▪息をふーっとする、風を感じるのも感触遊びじゃない?
▪シャボン玉:触ったら触れない、という感触!?
▪片栗粉粘土は遊んだ後、火にかけて温めるとプルプルになってまた遊べる
▪トイレットペーパー粘土:まずはクルクル出す→ちぎちぎ→水とのりを入れる。絵の具もいれて画用紙にお絵かきすると立体の作品ができる♪
▪ブラックボックスゲーム!→箱の中に何が入っているか?!
▪虫に触るっていうのも感触をつかうよね
▪わらべ歌などのふれあい遊びも「感触」が大事だよね♡
▪食育の中にも感触を感じるものってあるよね(2歳でわかめを洗うお手伝いしたよ♪)
▪手づかみ食べも感触遊びかもね、あったかい、冷たい、柔らかい、かたい…
などなど。
たくさんの実践が出て、
「へぇ~~それ今度やってみたい!!」
「何それ~~~楽しそう!!」
そんな情報交換ができるのがこのワークの良いところですね♪
この温度感、参加してないとなかなか伝わらないものがありますな(笑)
②感触遊びの意義は?
▪微細な運動神経の発達・指先の器用さ
▪感覚過敏なこの場合は、感覚をマイルドにし、楽しめることや経験できることを増やしていく→感覚統合
▪年齢が高い子=感じたことを言語化する、様々な感触を知っていることで、表現力も豊かになる。
▪科学的な思考を深める・知的好奇心を育てる
▪組み合わせて遊ぶ、想像力を育てるものもある
・自己表現に繋がる=生きるためには必要なこと
▪今は子どもたちの経験が奪われているのでは:それを保証していくことが大事、多様で豊かな経験を保証しよう
・IH:火を使う経験が奪われている→火を使う経験を保育の中に
・はさみ:安全に配慮しすぎている:危険なものをどう扱うかを伝えることが大事
▪認知能力ばかりではなく、非認知能力の大切さを保護者にも伝えたい
非認知能力:遊び、感触遊びの中にたくさんあるよね
保護者にも経験してもらうことで、保護者にも伝えていく。
一緒に稲刈り、一緒に粘土など…
▪友だちとの関わり、感動!遊びの発明!楽しい気持ちを共有する
▪言語以前の知識の収集
▪自然とのつながり、季節の移り変わりを感じる
▪五感を刺激!脳の刺激!
▪楽しい・やりたい・心の満足・欲求を満たす
▪人のあたたかさを感じる(耳たぶ・ひじを触る
▪自分の嫌なこと、限界を知る。これは嫌だ、ここまでは出来ない
▪違いに気づく
・素材/かたさ/温度等
などなど…
どんな遊びにも、子どもたちの育ちの意味がありますね!
子どもたちが育とう、楽しもうとする姿をしっかり保証できる保育をしていきたいものです。
▪検証する(民事手続きなどの時に行う)という行為と感触遊びって同じことをしている。感覚遊びをしていないと、検証ってできないのでは…
そんな意見もありました。
ひとりで考えていては出てこない発想や知識が詰まっているのも、そもそもプラスのいいところ♪素敵な参加者さんたちに感謝です。
子どもだけではなくって、大人の世界でも「感覚って」大事ですよね!
③もっと楽しくする工夫
▪思いきり楽しむための環境を大切に!!
・種類・量・時間!!
▪保育者はどうあるべき?
・一緒に思いきり楽しむ!
→水遊びで「先生着替えないから濡らさないで~~」なのか水着に着替えて一緒に遊ぶのか?
・「やらせる」とならないように
→子こどもの興味から入るって大事!
・大人目線の考えばかりにならず、子ども目線を考えよう
▪導入方法は
・絵本を読んで興味をもってから行う♪
・無理強いはしないように…いや、も受け入れる
・そっと置いておく/仕掛ける/保育者がやってみせる
・原型から渡す:片栗粉粘土は粉の状態なら触れる。感覚過敏の子は水が入ると触れないなどがある
以上。
本当はもっと色々出た話があるけれど、今日のところはこの辺で
そもそもプラスでは、そんな話をみんなでわやわやとお話して、とっても楽しい時間が過ごせました♪
ー“そもそも”を大切に
遊びって考えていくとすごく深くって意味のあるもの。
忙しい保育の中で、ついつい“そもそも”を忘れて保育をしてしまうこともありますが、
子どもたちの発達を促すプロ✨として、
色んなことの“そもそも”をこれからも考えていきたいと思いました♪
その後の懇親会では…
▪そもそも+自由遊び
▪そもそも+しつけとは
▪そもそも+自律とは
▪そもそも+先生とは
▪そもそも+保育園とは
▪そもそも+障がいとは
あぁぁぁぁ
話したいことがたくさん♡
次回のそもそも+は…
もう一人の主催者、くぼやんの保育園(in千葉市)で1月14日(月・祝)に開催予定です。
お楽しみに~~~~♡
ご参加下さったみなさま、ありがとうございました❤️またお会いできることを楽しみにしています!
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