今日は、渋谷区へ。


保育園や保育士のこれからについて、何が必要でどうしていけば良いのかを話してきた。


私は、今から18年前に保育士になった。


小学校の頃からの夢。


父からの会社の継承を蹴ってまで、保育士になった。


夢を叶えた時の喜びは今も忘れない。


しかし、入ってすぐ受けたのが、保護者からの非難。


『なんで男の先生なの?』


『本当やだ。触らないでください。』


そんなことを言われた4月。


母から、


『仕事はどう?楽しい?』


そう聞かれ、心配させたくないがために


『子どもが可愛い。楽しいよ。』


と答えていた。


着替える場所がなく、トイレで着替える。


休憩室では、『りんごを剥け!』と言われ、包丁が上手く使えず、戸惑う自分を見て、


『だから、男はダメなのよね〜』


と先輩からもしごかれたこともあった。


『先生、入ってすぐで申し訳ないけど、保育園は補助金を切られる時代なの、だからお給料もあまり上がらないわよ。』


と園長に言われたこともあった。


私の時代は、保育の氷河期で、


20人受けて、受かるのが数名。


受かればありがたい。


本当にそんな時代だった。


しかし、今は、その反対。


1人に対して6園近い保育園が奪い合う。


『うちは、27万出します!』


『うちは、ボーナス5ヶ月出します!』


そんな感じで人を取り合う。


保育士も、待遇処遇が良いところを渡り歩く。


保育園は、家。


保育士、保護者、子ども、地域の方々。


みんなで作るのが、保育園。


しかし、最近の保育園はどうなのか。


0歳で入園して、卒園する時には、知っている保育士さんがいなかった。


待機児童を解消させるために、プレハブみたいな保育園で子どもを取り敢えず、受け入れるところもある。


とにかく、緊急措置で保育園をつくり、入園しても5年後には閉園が決まっているところもある。


借り上げ家賃補助を、来年打ち切る区も出てきた。


それを知らない保育士さんたち。


私たち、保育士はなんなんだろうか。


資格をとるために一生懸命勉強をした。


実習にも行った。


実習先は、保育園、幼稚園だけでなく、2週間泊まりがけで施設にも行った。施設は、障がい児と聞いていたが、児ではなく者で、自分よりも年上の方々のお世話をした。知人の子は、襲われて、それを笑って見ている指導員たち。


止めに入った自分も、蹴られたり殴られたりもした。


しかし、資格をとるために言えなかった。


そんな環境で育ってきた。


それが、社会に出るには必要だと思ったから。


最近の実習生は、学校から保育園に対して


『あまり厳しい指導をしないでください。』


と言われることが多い。


指導すると辞めてしまうからと言う背景があるからだそうだ。


指導がしづらいと嘆く保育士も多い。


また、それが顕著に出ているのが、実際に現場に出てから。


睨まれた。


怒られた。


という理由で、職場に来なくなる。


反対に、辞めるのが怖いから、


壁に寄りかかって聞いていても、

膝を立てて子どもにご飯をあげていても

二日酔いできても


何も言えないという人もいる。


このままでいいのかな。


子どもたちの大切な1日1日を預かり、成長をさせていかなければならない私たちが本当にこれでいいの?


そんな時に出会ったのが、今の会社。


離職率を本気で下げたい。


ならば何が必要か、洗い出して解決する方法を教えて、見つけて、変化させていきたい。


そこに共感して、業務を提携している。


今日は、その取り組みを田中さんにプレゼンしてきた。


担当者の方は、私が12年前に立ち上げを手伝った法人の姉妹園に預けていることが、今日判明した。


会社の代表は、太陽さんの知人で、これも後から知った。


同席していただいた、長岡さんは、私の提携している会社の方と保育園の立ち上げを一緒にしたという偶然。


渋谷区は、会社の代表が今年2月に勉強会を開催してくださった。


田中さんは、私も偶然同じチームになったご縁で、こうして繋がれている。


偶然が重なり、今日という日を迎えたことが嬉しかった。


『保育士さんの離職を下げたい。定着した保育園で働き続けて欲しい。』


今日話し合いをした、4人が同じ気持ちだったはずだ。


ダイバーシティ。


ちがいをちからに。


私は、この言葉を聞いた時に、自分が抑えていたものが、解放された気がした。


渋谷区が、発信源となって、保育を変えて欲しい。


保育が変われば、保護者も子どもも…そして、保育士も幸せになれる。


今、保護者、保育士、子どもには、


幸せになれる権利がない気がする。


一時的な補助金。


無償化。


これで、本当に解決するの?


答えは、NO。


本質を見て、しっかり課題を見つけ、取り組む。


まだ、間に合う。


このプロジェクトが、どうか上手くいきますように。


そう願います。


貴重な時間を共にしてくださった、田中さん、長岡さん、保育課の課長さん、本当にありがとうございました。

こんにちは。

河西景翔です。

今日は気持ちの良い五月晴れ。

その反面、痛ましい事故がありましたね。

ニュースをみてショックを受け、重体の子どもたちが回復へ向かうよう願うばかりです。

さて、先日行われた親子フェスの様子が記事になりました。

日々、保育士さんがどのような心持ちで保育をしているのか…

遊びを見守るだけではなく、遊びの中にしっかりと、

『ねらい』

を定めています。

子どもたちの生きよう、伸びようとする能力を伸ばすのが私達の仕事です。

是非、ご覧くださいませ。



こんにちは。


河西景翔です。

今年のGWは稀に見る10連休。

いやー、どこも子どもや親子にちなんだフェスが開かれていて賑やかですね。

さて、こどもの日に発表されるのが、子どもの数の統計データーです。

なんと、

子どもの人数は1533万人、前年から18万人減少。

昨年度から変わらず減少し、38年連続だそうです。

4月は、選挙にも参加してきたのですが、昔に比べ、子どもに重きを置いた政策を掲げる方が本当に増えました。

が、しかし、減っている。

私の知人でも、

『子どもが出来ても、今の社会じゃ育てる自信がない。』

『マタニティマークとかベビーカーが目の敵にされていて、うんでも不幸になるのはわかってる。』


などの声が聞こえることが増えました。

たしかに、子どもが住みづらい国になっているのは確かです。

保育園を作りたくても、近隣の苦情が優先され、作ることができない。

結果、待機児童へつながる。

待機児童になれば、職を失う。

職を失えば、生活ができなくなる。

とある区での、お母さんから

『待機児童を待つ番号が500番だった』

ことを聞いて、なんとかならないものか!と悲しみに打ちひしがれた先月。

そこにきて、今月はとあるママから、

『公園で遊んでいたら、怒鳴られました。うるさいって。。』

と聞いてびっくり。

時間帯かと思ったら、時間は16時だったそう。

公園の決まりごとにも

『大声を出して騒がない』

と書かれているところもあるそうです。

あれもだめ。

これもだめ。

じゃあ、何して良いのか聞きたいですよね。

遊べない子どもたちが、外で大人しくゲームしていれば、

『子どもなんだから元気に遊びなさい!』

と声をかける方もいます。

いや、遊びたくても遊べないんですよ。

保育士をバリバリしていた、はるか昔。

そりゃ、公園で身体を動かしたり、騒いで遊びました。


しかし!

最近は、保育園の園庭だけでなく公園で遊んでいても苦情があり、遊べる公園が少なくなったとか。


少子化を減速させるには、先ずは現場を知れ。

現場を知らないのに、机上論だけで進めるな!

これは、保育園を作れという政治的な方々に言えることです。

作ったはいいが、苦情処理をする保育士や園長。


そりゃ、なりてもいなくなくなりますよ。

給料だけではない、気持ちの問題です。

ここ最近、保育関係から政治へと転向する方が増えていますが、保育士の声に耳を傾けるだけではなく、自分も実際に現場へ足を運び、直面し、体験していただきたい。


保育士さんたちはかなり疲弊をしています。

保護者の方もそうです。

どうか、令和は子どもたちが住みやすい国づくりを進めていっていただけたらと思います。


何はともあれ、お子さんたちのすくすくと育つ姿。

日々、奮闘する保護者の方々。

また、それら全てを支える保育士さん。


応援してます。