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台風が無事に過ぎ去り、一安心。 昨晩は、本当に行きた心地がしませんでした。 ので、読書が捗りました。 私が、よく読む本はこの2冊。 本当に勉強になります。全国紙の中から保育と子育てだけに特化した切り抜きを一冊にまとめた本なんですが、まさに職人技です。 そして、子育てと保育という仕事をしている私には、うってつけの本です。 もう一冊は、ビッグイシューです。ホームレスの仕事を作る支援の一環として購入しています。 昨夜も頭によぎるのは、隅田川近辺や多摩川の河川敷でホームを作る方々のことや、私がいつもビッグイシューを購入する、有楽町のあの方のこと。 台東区は、野宿者を避難所から締め出すという対策をしたらしいですが、果たしてそれが正しかったのか。 命があって、こうして働こうと頑張る人たちに対して、こんな時だからこそ…助けるべきではないのかなー。と。 その為の税金でもある気がします。 鬱で働けなくなった人。 社会に馴染めなかった人。 自分の適職が見出せなかった人。 不慮の事故で、働けなくなってしまった人。 色々な背景があります。 ここでもやはり、お互い様じゃないのかなー。 とか思ったり。 私の叔母は、45年近く台東区で炊き出しをしています。 田舎に住んでいて仕事もしながらですが、2時間近くかけて通い、支援しています。 そういう人の近くにいると、私も微力ながらに何か手伝いたい、自分ができる支援をしたいと思い、タイミングがあれば買うようにしています。 最近は、ビッグイシューの特集に惹かれて買うことも多くなりました。 有楽町で販売している方は、毎回同じ方で、最近は、ちょっとした挨拶を交わすようにもなりました。 みんなが何かを心がけることで世界は変わる気がします。 と信じで。 さっ、今日はフィンランドの子育てと保育の研修に行ってきます。 皆さま、良い休日をお過ごしください。 #台風#災害#男性保育士 #子育て #子ども #親子 #保育士 #親 #育児#子育てママ#働くママ#こども#幼稚園#命#働き方改革#保育園#保育士あるある #保育士やめたい #保育士の卵 #保育士ママ #保育士1年目#ビッグイシュー#ホームレス#お互い様#bigissue

河西 景翔さん(@9.11.21)がシェアした投稿 -

こんにちは。

 

関東の上陸は20時くらいになりそうですね。

 

スーパーから物がなくなっていますが、2日前に3斤パンを購入していたのと、スープ類は常備していたので、駆け込みしなくて済みました。

 

ツイッターで、この台風の中でも出勤を命じられた保育士がいると目にすると、なぜか心が苦しくなります。

 

保育士不足。

 

なり手がいない。

 

その背景には、人間関係もですが、こうした労働環境もあると思います。

 

保育園と幼稚園で両方で働いていた私が思うのは、

 

「幼稚園は、人権が守られているが、保育園は人権すら守られていない。」

 

ということ。

 

災害が起きれば、幼稚園は休園になり、職員は休むことができますが、保育園は働きに行く人がいる限り、区や自治体によって定めは異なりますが、開園しなくてはいけません。

 

保育士さんが自分の子どもを、他の保育園にあずけてまで保育士に行かなくてはならない現実。

 

皆さんはどう思いますか?

 

保育の現場では、この働き方に苦しむ人は多くいます。

 

私も、震災の時に感じたのは、なぜこの震災直後も保育園を開園しなくてはならないのか?ということ。

 

実際に、震災直後は最後の子どもが迎えに来るまで保育園に残りました。

 

保育園を出たのが23時半。

 

電車がなくて、たまたま乗れた電車で帰宅して、自宅についたのが深夜1時を回っていました。

 

しかし、次の日は土曜日で出勤日であり、8時には出勤しなくてはなりませんでした。

 

もちろん電車は遅延や運休で、出勤が難しく園の近くに住む職員と交換してもらったわけですが…。

 

その後も、運休により1日休みをもらいました。

 

休み明けに園長に言われたのは、

 

「先生、他の職員は運休でも自転車に乗って出勤してきたの。先生の休みは甘えです。土曜まで休んだのに、月曜も休むなんて。もちろん、有給です。」

 

と言われてびっくり。

 

 

「はっ?いやいや、震災の日に家庭がある職員の勤務を自分が代わって、12時間以上勤務しましたけど?運休なんだから出勤できないの当たり前じゃないですか?自転車で来れる距離なら良いですけど、電車で1時間以上かかる場所から自転車っておかしくないですか?」

 

と、答えると

 

「そんなのは言い訳に過ぎない。」

 

と言われました。

 

インフルエンザもそう。

 

幼稚園は学級閉鎖があるけれど、保育園はない。

 

インフルが繁栄しないように、普段は夕方は合同だけど、合同にせず、年齢ごとの保育をする。

 

インフルの兄妹がいれば、そのクラスを更に分ける。

 

保育士も当番勤務なので、夕方・早朝は職員の数が少なく、資格の無い非正規の職員と連携しながらクラスを見ていく。

子どもの命を守りながら、感染症を防いでいくのって本当に大変なんです。

 

でも、保育士がインフルエンザになってしまっても、その休みは有給です。

 

他の仕事よりも病気にかかるリスクは高いけれど、自己の管理不足で欠勤扱い。

 

しかも、インフルエンザの対策が万全かといえばそうでもない。

 

新人なんて本当に可哀想で、1年目は病気に対しての耐性がないので、とにかく病気をもらいやすい。半年たたなければ有給は無く、休めば欠勤で給料から天引きです。

私が一緒に働いていた新人保育士は、半年後についた有給のすべてを病気で使ってしまい、2月のある日、具合が悪そうにしていたので、声を掛けると

 

「実は、インフルぽいんです。でも、これ以上休めないし、欠勤になったら生活できないんで内緒にしてください。」

 

と涙目で言われました。

 

「インフルエンザで働いているのは、人を殺してしまうのと同じくらいの罪になる。知ってしまった以上は、内緒にはできない。」

 

私は、その足で園長のもとへ行き、報告しました。

 

病院へ行くとインフルエンザで、その人のあってはならない行動は、職場の先輩からかなり避難を浴びましたが、私は、その人の気持がわかるので、きちんと先輩方の前で説明をしました。

 

有給があれば休めるけど、無いときのこと考えたことありますか?と。

 

あなた方が、年末の有給をいつ取ろうか話をしているときも、有給のないこの子は、文句言わず年末年始しゅっきんしていましたよ。と。

 

保育士も一人の人間で、生活もある。新人時代に自分がその立場だったらどうか?と。

 

確かに、やってはいけないことだと思います。

 

しかし、事業者側にも責任はあるのではないでしょうか?

 

自分の命を削ってまで、現場で頑張っているのに、求められることは多い。

 

書類だけではないんです。

 

人間関係だけでもない。

 

労働環境にも大きな問題があります。

 

家庭を持つ人が優遇されることも多く、独身はその人達の分まで頑張らなくてはならない。

 

「じゃあ、結婚すれば?」

 

と思う方も多いと思いますが、ライフスタイルは人それぞれです。

 

もちろん、気持ちよく働くためには

 

「おたがいさま」

 

は大切ですが、もう少しこういった人たちの働き方にも目を向けて整えて欲しい。

 

今日みたいな日に出勤しているほとんどの人は、家庭を持たない人が多いと思います。

 

行き帰り、どうやって帰るのだろう…とても心配になります。

 

保育園も働き方改革と言われている昨今。

 

せめて、幼稚園や学校が休みになる日は、保育園も休みにしてもらえないかなぁ…と思います。

 

そんなこと言ってたら預ける先がなくて働けない!

 

とならないように、会社も社会も

 

「預ける場所がないなら休みなさい」

 

となるような世の中になりますように…。

 

 

 



 

 

 

 

 

 

先週と今週に渡って行われた、保育士さんへの転職セミナーが終わりました。

人間関係の悩みはどこにいってもついてくるもの。

私自身、転職で失敗をしているので、私のようにならないように転職に関するコツや勝てる履歴書の書き方などを伝えていきました。

 

私が、初めて転職で失敗をしたのは、今から11年前。

 

とある保育園が、民営化になり、2園が廃園。

統合して1つの保育園として運営が任され、そこの保育園に配属が決まったのが事の発端の始まりでした。

 

新園の園長先生は男性で、少し威圧感で保育の経験は無い方。

その当時は、エージェントなんてハローワークくらいで、幼稚園で働きながら、平日休みを使い、上手く調整して転職活動をしていたのを覚えています。

 

1月の内覧会で、新しいスタッフと顔を合わせて、4月からのスタートを楽しみにしていましたが…

みんなほぼ経験が無い方の集まりだったので、本当に手探り。

マニュアルなども私が作る事になり、3月の中旬、本格的にジョインしてからは、いつも帰るのが深夜2時でした。

園長は、たまに来て顔を出して終わり。

その時に、「ここ本当に大丈夫なんだろうか?」と疑問をいだきながら働きました。

 

公立保育園2園が統合ということで、各園のヒアリングや、保育園で使っていた玩具などを引き取りに回ったり、子どもの引き継ぎをうけたり…。副園長も資格を持っていなかったので、主任とクラス編成を考えて、配置なども同時進行していました。

 

不規則な生活に、肌荒れもひどく、一緒にがんばろう!と言っていた職員は、来なくなってそのまま辞めてしまう人もいました。

 

私は、乳児は1年目は、保護者の目もあるので、外して欲しいと話していたのですが、編成を見てびっくり。

 

0・1・2歳児のフリーになっていました。理由を聞くと、来なくなった先生の場所が埋まらず、止む得なくということだったので、仕方なく了承しました。

 

保護者は、公立の先生が誰一人として残らないことに、不満や不安を抱えていたので、最初から本当にハードルが高く、開園してから色々なことに意見をし、職員がどんどん病んで、来なくなったり、疲弊していきました。

 

もちろん、フォローなんてする余裕もなく、毎日が苦痛の日々。

 

公立で引き継いだはずの玩具は、園舎の裏に雨ざらしになっていて、それを見た保護者が激怒。

私は、やはり男性ということで、クラスの保護者から

「変えて欲しい」

と要望があったり、朝の受け入れで、迎えに行くと、

「先生じゃない人に預けたいの」

「あ、あなたはいいわ」

と無視される日々。

なんのためにここにいるんだろう…そんな思いをいだきながら、幼児クラスで楽しく働いている男性保育士を眺めていました。

 

そんなある日、受け入れの時間帯に、職員が勤務の関係で手薄だったので、私が必然的に子どもを受け入れる事になりました。

 

嫌だな…と思いつつ、子どもたちを受け入れ、最後の子どもを受け入れようとした瞬間、

 

「ねぇ!あなたは嫌なの!触らないで!」

 

と一言。

 

とても悲しい気持ちになりましたが、そばにいたスタッフがすぐに対応してくれました。

 

でも、それでは怒りが収まらなかったのか、その方は、

 

「この人が本当に、保育士に向いてるのか見させてもらいたいんですが」

 

と言い、他の保護者の方々を連れて3日間、自分が子どもに対してどのような対応をしているのか見られました。

 

ガラス越しにわかる目線。

 

鏡越しに私をにらみつけるようにみる目線。

 

挙句の果てには、私の方に指を指しながら、保護者同士が笑いものにして談笑する姿。

 

それでも、気に入らなかったのか、保護者会を開け!と園に要望して、保護者会を開きました。

 

園長の横に座り、保護者の方々から罵声を浴びながら、

 

「なんで、保育士になったんだろう。生きてる意味あるのかな。お父さん、お母さんごめんね。」

 

そんなことを思いながら、時がすぎるのを待ちました。

 

保護者会終了後に、園長に言われたのは、

「おい。お前、クラス外れろ。荷物なんだよ。みんなの。しばらく掃除でもしとけ」

 

の一言でした。

 

本当に辛かった。だから、ハードルの高い1年目は、0・1・2歳はリスクが高いって話をしたのに…。

 

誰もねぎらいの言葉をかけることなく、私は家に帰って、悲しくても涙がでない状態にまで追い込まれていたことに気付かされました。

 

次の日、一睡も寝られない状態で職場に。

 

子どもたちとは、関係は作れていたのですが、もうクラスに入ることすらできない。

 

以前働いていた、職場の主任にもらったエプロンだけが、私のお守りで、ロッカーで着替え、扉を開けると園長が立っていました。

 

「あのさ、ひどい顔だな。肌も汚いし。そういう身だしなみの無さが、保護者に対して、嫌な気持ちにさせてるのわからない?評判悪いんだからさ。お前」

 

と言われ、行く場所のなかった自分は、荷物をまとめて家に帰りました。

 

で、退職。

 

その後も、五月雨式のように職員が辞めたそうです。

 

鬱になってしまった人もいました。

 

入職して、わずか1ヶ月で半分くらいいなくなった自体に、理事長は、園長に対して、

 

「マネージメントができないなら辞めなさい!」

 

「職員を離職にはしらせるような人には運営はまかせられない!」

 

といってその園長を辞めさせたそうです。

 

私も、動悸やめまいが酷く、しばらく実家で静養しました。

 

生きていくためには、働かないと行けないので、人と関わりの少ない工場の解体や日雇いの仕事をしていたのですが、ある日スーパーで、働いていた保育園の保護者とばったり会い、

 

「先生、どうしてやめたんですか?うちの子、先生大好きでしたよ。あの後、私保護者の方にも、園にも講義しました。どうして先生が辞めなくてはならないのかって。これからも続けて下さい。先生が必要な子どもや保護者はたくさんいます!」

 

と言われて、2ヶ月ぶりくらいに、涙が溢れました。

 

感情が戻ったんだなぁ…と思う瞬間でした。

 

その後は、以前働いていた法人の理事長が私の事情を知り、運営法人の保育園を紹介してくれ、そこで6年勤務しました。

 

今回、セミナーの講師をしながら感じたのは、保育士の転職は本当に難しいということ。

 

地域性。

保護者の質。

保育士同士の連携。

運営者の思い。

 

そして、園長のマネージメント能力。

 

既存園は、人間関係が構築されている中に入っていくので、マッチすれば長く働くことができます。

新規園は、園長にマッチすれば長く働ける。園長になる人は、余裕を持ってきちんと職員にヒアリングをし、パワーバランスを考えて配置していく必要があるきがします。

そこをきちんと備えて、運営のシュミレーションをすることで、職員と保護者のアンマッチを防ぐことができるような気がします。

 

私のような失敗を保育者さん達がしないよう、未然に防ぐにはどうしたら良いのか、私なりの持論を今後も訴え続けていければと思います。