こんにちは。
河西です。
昨日は、ウェルクスさん主催の
「保育とITについて」
の研修に参加してきました。
研修では、主に保育の中にITを組み込むことで、どれだけの時間の削減ができるか?
その削減によって、子どもとの関わりがゆっくりとできるのではないか?
について、話が進められました。
先ずは、
「HUGMO」
さんの保育アプリの紹介。
実際に話を聞いていて、ここまで保育業界は進んだのか!!!
と感動。
私が、新人だった時は今から20年近く前。
毎月の手紙、連絡帳、日案、週案…本当に毎日に追われていました。
しかも手書きで、修正液は「ご法度!」の時代だったので(もちろん公的な文章ですから仕方ないですが…)、下書きをしてから清書していました。
そして、連絡帳も、保護者に見せるものですから、先ずは下書きをしてから、本書きと…それはそれは苦労の毎日。
それが、今回のアプリの紹介を聞いていて、スマホで
・連絡帳
・お便り
・お知らせ
・活動報告
・出欠席…etc
などを管理できてしまうんですから!!
この、お知らせの中には、緊急連絡なども含まれているんですが、今の保育現場では「twitter」やメール一括送信などがありますが、これは「既読」「未読」がしっかりと分かる優れもの。もちろん、クラスだよりもこの「既読・未読」機能がついています。
私は、現場でお便りが重なる月末や月初めに、「園だより」「クラスだより」「保健だより」とお知らせの計4枚×27名=108枚を1人で配らなくてはならず、配り忘れてしまうこともありました。
しかし、この機能を使えば、配り忘れもなく、また、印刷に時間がかかることもない、そして、紙のコストも無くなる。
コピーをリースしている保育園であれば、インク代も無くなるということにもなります。
「そういえば、今月の遠足いつだったかしら?」
出先で困った時も、直ぐに見返す事もできますよね。
また、この「活動記録」や「園だより」は、希望により、冊子にすることもできるとか。
これは、「園だよりも記念として取っておきたい!」
そんなニーズにも応える機能となっています。
活動報告にしても、園の様子を帰りの電車の中でチェックして、お子さんと帰宅する中で、今日の活動の振り返りもできたりして…。
音声入力もできるので、朝の忙しい時間帯に、朝食を作りながら、お子さんと支度をしながら書くこともでき、忙しいお母さんたちにも嬉しい機能なんじゃないかな??
なんて思いました。
私なりに、デメリットは何があるんだろう??なんて考えたら、3つほど思いつきました。
・機械が出先で故障したり、電池がなくなったらどうなんだろうか?
・通信障害が出た時はどうなんだろうか?
最後は、私の保育感です。
「字は人を表す」
この言葉を私は、日々人と接する中で大切にしています。
文字を書く文化が減った、昨今。
年賀状を書くことも、手紙を書くことも少なくなりました。
しかし、この「字」と言うのは人に与える力があると思っています。そして、性格もわかります。
大きな字、小さな字…個性豊かな中で、字を見ながら
「この人はこんな人なんだろうな…」とか。
保育士をしていた時に、連絡帳のやり取りの中で、「字」の書き方で、その過程の状態を感じ取っていました。
「ん?いつもと書き方が違うな」「体調でも悪いのか?」
そこで、送迎の際に、一声かけると「実は…」と悩みを打ち明けられたり…。
字には、そんな力を持っています。
しかし、メールになってしまうと、そこを感じ取れなくなってしまうのが難点かなぁ…なんて思います。
そうなったらそうなったらで、違う方法で感じ取る力が身につくんでしょうけど。
これからの時代は、保育も進化。
子育ても共働きが当たり前の時代です。
「いらないことは省く」
保育士は、昔に比べて年々やること(書類など)が増えています。
そこに、昔の価値観(手書きは大切だ!というような)を持ったままだと、自らの首を絞めていく一方です。
大人が余裕を持つことは、子どもに無理をさせないことにも繋がっていきます。
保育園も昔の価値観を、変えていく覚悟は必要なんだと感じました。
続いては、睡眠チェックとITについてでした。
実は、これ一番気になっていました。
ニュースで見て、「睡眠チェックを機械に頼るなんて!」と思っていましたから。
しかし、お話を伺っていると…
人の目よりも確実なのは機械だな…と感じました。
センサーが察知して、横向き、上向き、下向きと機械を通して知らせてくれ、下向きの時はアラームでしっかりと警告もしてくれるからです。
実際にデモ機を使ったのですが、きちんと察知していました。個々の様子もメモで入力をすることができるので、その辺もしっかりとしていることを感じました。
人の目のほうが、たしかに電池も使わないし、なにかあった時に臨機応変に対応はできると思います。
しかし、体調がすぐれない時にミスというのは起こるもの。
その時に、体調が優れなかったので…という理由では済まされない事もあります。
病院などの医療の現場では、こうしたIT化は進んでいるのに、どうして保育の現場は、なかなか浸透しないのだろう…と疑問に思うこともあります。
実際に、医師や看護師の知人と話している時も、そのような会話になります。
保育士不足と言われているが、ITを参入することでそれも少しは無くなるのではないか??と。
保育の質を上げたり、子どもとの時間を大切にするにはこうした機械との共存が絶対に必要となってきます。
それが、まさに「今」なのではないかなぁ…と改めて感じました。
これからもどんどん、子どものために、未来のために、そして保育士のために…こうしたIT産業を発展していっていただきたいです。




