ロックダウン中の【3日間一服 リレー】バトン 3rd Day | "Conversation" Tea Salon - ロンドンの運河の見える窓辺から

"Conversation" Tea Salon - ロンドンの運河の見える窓辺から

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こんにちは。

“Tea Salon Conversation” のChiekoです。
 
イギリスでは3月23日からロックダウンになり不急不要でない限り1日1度1時間程度の外出のみが許されました。
そんなおこもりを余儀なくされている中に3日間一服リレーのお声がけを頂き、最終日の3日目を迎えました。
 
上部を抹茶で化粧し淡いピンクとグリーンに色付けしたしっとり口あたりの良い浮島と清浄歓喜団で知られる祇園亀屋清永の金平糖。
金平糖は昨年の帰国時に買っておいたものです。
浮島は和風のスポンジケーキとでも言いましょうか。
生地には餡も入っていてしっとり口あたりが良いお菓子です。
名前の由来は蒸してふくらんだ様子が 湖面にあらわれた小島のようである事から浮島と呼ばれるようになったそうです。
和菓子の呼び名って本当に素敵ですよね。
この自作の浮島に合わせるお茶は工場見学ができる宇治の丸久小山園さんのお抹茶にしました。
何年か前に友人達と小山園さんの工場を見学させて頂きましたが、今でも思い出すとウキウキした気分になります!
お茶碗はヤフオクで見つけたオランダ東インド会社のロゴが入った古伊万里の茶器にしました。
この茶器、日本からオランダへ輸出用に作られていたとしたらとても夢があるものだなぁと思います。
そして、いつ頃のものかも気になります。
2017年にスリランカにお茶研修に行った時に港町のガッラの門の上にもオランダ東インド会社のロゴが掲げられていてヤフオクで見た時は直ぐにわかりました。
茶道をされている男性の同僚がいて、その方から”へうげもの”という可笑しな名前の漫画を貸していただきました。
この漫画の存在を今まで知らずでしたが、読み始めたら20冊ほどあると聞いて読めないなぁ、と思っていたのですが、まったくその逆でドンドン読んでしまいました。
同僚は19巻まで持っていて貸してくれたのですが、その先が読めないのが悔やまれるのですが、主人公は歴史上の人物なので最期は変わらないので、今はいつか読めたらいいかなと思っています。
その主人公、古田織部に想いを馳せながらのTeatimeを楽しみました。
 

茶碗:古伊万里(年代不詳)
主菓子:萌緑もえみ(愚作)金平糖(祇園亀屋清永)
お詰:又玄 (宇治丸久小山園)
テーブルクロス:お茶友さんからの頂き物