ロンドンで和菓子のWorkshopをさせて頂きました。 | "Conversation" Tea Salon - ロンドンの運河の見える窓辺から

"Conversation" Tea Salon - ロンドンの運河の見える窓辺から

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こんにちわ。

”Tea Salon Conversation” のChiekoです。

 

2017年記事で恐縮ですがブログにあげさせてください。

3回のレッスン受講をそれぞれご紹介させて頂きましたが、今回は私がロンドンのピカデリーにあるジャパンセンター様の 『Kyoto Fair』で、和菓子のワークショップをさせて頂きました。

ジャパンセンター様はロンドンで日本の食料品、お酒、小物、日本の書物を販売していて、お寿司やお惣菜も充実していて、またイートインスペースもある日系スーパーマーケットであり、他にもレストラン経営されておられます。

2017年に最寄り駅はピカデリーサーカス駅と変わりませんが、レスタースクエア駅にも近くなり、現在の場所に引っ越しました。

私はジャパンセンター様でワークショップをさせて頂くのは今回2度目になるのですが、移転した新しい場所では初めてになります。

 

こちらは、レシピの写真用に作ったハサミ菊です。


新しい場所は地下1階にあります。

 

 

到着したらワークショップの準備にとりかかります。

日本の小豆や手亡豆を使い、餡やカボチャ餡もすべて手作りなので、愛おしく扱います。

 

ディスプレイ様に作っておいたハサミ菊を置いておきます。

 

皆さんがそろったところで、さぁ、ワークショップが始まりま~す。

内心、(いつもですが)ドキドキしています。

最初に作ったのは、カボチャのきんとんのジャックオーランタンです。

(出来上がり写真を撮るのを忘れていて過去作品ですが、カボチャのきんとん、くるみ餡を入れています)

その次は菊を作りました。

道具も割りばしを削ったりしてこちらも手作りです。(笑)

(出来上がり写真を撮るのを忘れていて過去作品です。実際は紫と白のぼかしでした。こし餡をいれています)

最後は香川の市原吉博氏の木型を使いました。

(出来上がり写真を撮るのを忘れていて過去作品です。実際はピンクと濃ピンクのぼかしでした。こし餡をいれています)

 

 

皆様、ご自分で作られている時も楽しそうでしたけど、木型を使うともっとキラキラ楽しい表情に変わりました。

私はと言うと、念願だった市原氏の木型を使ったワークショップが出来たのがとても嬉しいなぁ~と、

しみじみと余韻に浸っていたい所でしたが、実はまだもう一つする事がありました。

ハサミ菊のデモンストレーションです。

このデモンストレーションが待っていたので、写真撮るのも忘れてしまうほどの緊張だったのです。(言い訳、笑)

 

そのハサミ菊は上部から小さくチョキチョキ切って行きます。(下から切るのもあります)

眼鏡っ子じゃないと、小さな部分が切れません。見えません。かな(笑)

チョキチョキ チョキチョキ、全神経を手元に集中させながら。

 

そしてようやく出来上がりました~~。

菊に見えますか?

(後ろに見えるのは写真撮ってなかった今回作った3品です)

 

ホッ~とひと仕事終えて肩の荷がおりたという安堵感から、いきなり~のリラックスムードになり、

予備で置いておいたハサミ菊用の練り切りを、参加者の方にトライして頂いたりしながら皆様と談笑。

 

皆様、日本にご興味のある方が多くて、その中のお1人は日本の骨董市で買ったという木型の平型を持っていらっしゃたり、ロンドン在住のエストニアの方はもう大の日本ファンで少し日本語が話せたりと、日本が好きな方にお目にかかるととても嬉しい気持ちになりますね。

そして日本ファンの方が多くいらっしゃるのも驚きます。

 

お帰りには市原氏の木型で作った和三盆のお干菓子をお土産に持って帰って頂きました。

 

今回もジャパンセンター様にワークショップのお声がけを頂き、深く感謝しております。

私もたくさん楽しませて頂き、貴重な経験をさせて頂きました。

お世話になりありがとうございました‼!

 

今日のロンドン運河です。

ナローボートがきれいに並んでいますね。

そしてやなぎの枝の葉が少しだけ芽吹いているようにみえます。

木々の葉の色は季節を感じるバロメーターになりますね。