年末最後の化石忘年会も無事に終了。そこで皆さまから頂いた化石をここで紹介しよう。まずは、ニャロメさんから頂戴したアヴィキュロペクテンである。際立つ主肋と、翼のような耳が特徴だ。サイズは4cmを超え、この種としては大きなほうだろう。私は不思議とこの合弁個体を見たことがない。いつも左右バラバラだ。そして、なかなかこのような理想的な産状ではおめにかかれない。大抵はどこかで割れてしまうのだ。圧倒的に多い腕足達に混じる彼らも、やがて次の時代には立場が逆転することは・・・・・・生物の世界とは不思議なものである。