野村啓司が愛した歌謡曲の世界
こんばんは。きょうも訪問くださって感謝します。
この番組は、昨夜の19時から、約１時間の放送やったんです。
私にとっての御褒美・リラックスタイムでした。
今までに何回か綴ってきたんですけども。私、野村啓司さんが大好きでした。
『どなた？』とか『誰やったっけ？』って思われとったやろう方も、写真で思い出して頂けたかな。
番組は・・・、
野村さんが亡くなられる直前まで放送しとった『野村啓司の懐メロジュークボックス』の、
過去音源を中心に、野村さん自身が伝えてこられた歌謡曲の魅力を振り返るっていう内容でした。
番組の案内役は、Ｍラジの後輩・福島暢啓アナウンサー。
福島さんも野村さん同様、歌謡曲好きってことで、よう仕事を御一緒されてた間柄やさかいってね。
番組内での、野村さんと後輩アナやった水野晶子さんのトーク、野村さんが愛された歌謡曲の数々。
再び、あの優しい御声と知識の豊富さに出会えたことが、何より嬉しかったなぁ・・・。
私が、野村さんに対して・・・、MBSやらOBCのラジオ番組にリクエストを送るような時は、
きちんと『野村さん、お元気ですか。いつも聴かして頂いてますよ』って送っとったんですけどね。
普段は、番組を聴いたり動画を視たりしつつも『啓ちゃん♥』って、愛称で呼ばして頂いてました。
３月12日に、75歳で天に旅立っていかれた啓ちゃん。
『すてきな出逢い いい朝8時』とか『クイズ!!ひらめきパスワード』・・・
全国ネットのテレビ番組の司会で、多くの人に顔を知ってもらってた、看板アナウンサーの一人で。
そやでね・・・いろんな番組で、様々な女性タレントさんらぁと浮名を流すか否かとか（笑）。
だって、男前でシュッとされてて、気遣いも素晴らしい方やったで、女性にもモテはるんですよね。
ラジオでも、『ジュークボックス』はじめ、数多くの人気番組を担当されてました。
夕方の『ノムラでノムラだ』シリーズも、だいぶ放送期間が長かったと思いますよ。
でも、私にとって特に印象が強かったんは・・・、
さっきも書かして頂いたけど、とことんまで歌謡曲を愛した方やったなってこと。
ほんま、驚くほど大勢の歌手の方々・作詞家・作曲家の先生と親交を持たれてたし・・・、
歌謡曲に関する知識の量、交流されてる歌手・作家の方々に対する尊敬の深さは、関西随一やった。
『乾杯！トークそんぐ』ん時は、自分自身が司会進行・チーママ役を務めながらも、
たまに、お酒（もちろん本物ですよ）を飲みながら楽しそうにされて、手紙を読んでは涙されたり。
時には、曲に乗って身体でリズムを取られたり・・・楽しいゲスト相手やと、遠慮なく笑われたり。
また、目を閉じて静かに曲を味わわれたり、最後まで聴き逃さへんよって感じの御姿も見えるんね。
さらには、歌手の方が、番組ん中で、頼まれた曲を歌い終えられたりすると、
ママ役の仁支川峰子さん・中村美律子さんと一緒に立ち上がって、嬉しそうな笑顔で拍手も為さる。
それを視て、ほんまに歌謡曲とか演歌が大好きな方やねんなって、改めて分かるんやんね。
また、ラジオ番組ん中ではね。
理由があって改名された歌手のこととか、歌謡曲に関する様々なことをバンバン披露されたりする。
どっから、そんな一杯の知識を積んでこられるんやろうって、いっつもビックリさせられてました。
お家ん中には、歌謡曲に関する本、お好きなアーティストのCDが、いっぱいあったって聞くしね。
こんだけ歌謡曲・演歌に夢中になれるんなら・・・、
そら、そんな番組を自分自身が担当するんも、さぞ楽しかったやろし、嬉しかったと思いますわ。
神様が、啓ちゃんに与えてくださった賜物が、その場で大いに生かされるんやさかい。
今回の番組を聴いてる間でも・・・、
啓ちゃんの音楽に関する知識の豊富さには、ただただ驚かされることばっかりでした。
やっぱり凄い方やったんやなぁと、改めて尊敬します。
それと。この番組をやる以前には、ビックリする出来事もありました。
啓ちゃんが天に召されてから約２ヶ月後・・・。
ジュークボックスで、啓ちゃんの相手を務めとられた近藤勝重さんも、天に旅立って行かれました。
まるで啓ちゃんの後を追うかのように・・・
不思議な気がしたけど、これも運命なんでしょうね。
今頃は、天国で・・・、
先に召された歌手や作家の方々と、お酒を飲んだり曲を聴いたりと、楽しく過ごしとられるんかな。
啓ちゃんの月命日には必ず、啓ちゃんや御家族のことを思って、続いて祈っていこうと思ってます。