こんばんは。今回も訪問くださって感謝します。
今回は、何回か、うちんとこのテレビで再放送を視て、可愛くて面白くって大笑いした話です。
ABCテレビの番組『探偵!ナイトスクープ』ん中で放送された「ゾンビ大好き3姉弟」。
この放送時の頃の局長と秘書は、西田敏行さんと岡部まりさん。顧問が、故・桂ざこば師匠でした。
何遍見ても、大笑いできて、かつ、一致団結・協力することの素晴らしさを学べる神回です。
この依頼の登場人物はっていうと・・・。
長女・凛子ちゃん、長男・虎之介くん、次男・友之丞くん・・・っていう、大阪市内の3姉弟。
ゾンビを倒したいと期待してる3人の夢と希望を叶えてやってほしいっていう、母親からの依頼で。
まずは、探偵・たむけんさんと依頼者とで、ゾンビ対策を始めた頃のビデオを視聴。
見てみると、フォーメーションも、しっかり出来上がってる。
玩具の銃でズバババと撃った後、パンチして、ベッドルームに走り込む友之丞くん。
その後、ベッドルームの布団に隠れてた虎之介くんが、玩具の銃でズババババっと撃つ攻撃。
ほって、一緒に居った凛子ちゃんが玩具の銃を2本もって、戦隊ヒロインの如くにキックを決める。
初期の段階やっていうのに・・・ほんま全てが完璧な仕上がりなんやんね。
で、ビデオを視た後、いよいよ、もっと上を行く作戦を立てると、本格的な準備を始める3姉弟。
凛子ちゃんは、卵と団子の粉とタバスコを用意して、濡れたスポンジを床に置く準備。
虎之介くんは、ドアに紐を結びつけた後、攻撃用の玩具を準備して、床のガムテープつけを手伝う。
何やかんやと相談しながら、時には、攻撃用の品を使う為に許しを請いながら、懸命に支度。
更に、ゾンビの動きを止めるために、ラップも準備。
そうこうして、何やかんやと支度が終わると、いよいよ、どんな作戦を立ててるかを紹介。
まず、ガムテープで足止めして、ドッカンと攻撃。天井からは、団子の粉と卵が降ってくる仕掛け。
で、濡れたスポンジでゾンビの身体をビチョビチョにして、ゾンビを転がして粉まみれにする。
それが終わると、虎之介くんがドアの辺りで攻撃する方法を、たむけんさんに早口で説明。
たむけんさんも、近所の住民に協力を仰いで「ゾンビ退治を盛り上げてほしい」言うて奔走します。
その作戦会議が終わると、いよいよ臨戦態勢に入るわけですな。
暫くすると、ついに・・・ゾンビが依頼者宅へ来る時間に。
まずは、近所のおばちゃんが、ゾンビから預かった手紙を、依頼者である母親に手渡しするんです。
その手紙には、割かし丁寧な文字で、しかも・・・御丁寧に、敬語で書いたるんですよね(笑)。
「もうすぐいきます ゾンビ」と・・・。
次男・友之丞くんは、ゾンビが家に来ると怖がって「怖い~」って、抱かれながら泣き叫ぶ始末。
ゾンビ役の役者さんは、依頼者・子どもらぁの願いには、とことんまで付き合ってあげます。
床のテープで止められて転んでやったり、濡れてやったり、タバスコの入った水を舐めてやったり。
ほって、子どもらぁが次の攻撃態勢を整えるまで、ドアの近くで待ってあげたりして。
そん時にあったテロップの『体勢が整うまで待つ やさしいゾンビ』を見て、私は大笑いしました。
長女・凛子ちゃんは「3対1や」と強気の姿勢ながらも、やっぱり怖いって気持ちも拭えん様子。
ラップを手にしながらも、「来て。みんなお願い!」と助けを求める。
それでも怖いって気持ちが半分あって「そんなんな。噛まれたら如何すんや」と喧嘩にもなったり。
その後の・・・長男・虎之介くんの必死の叫びが堪らんのです、私には(笑)。
時には泣きそうになりながら、俺らは必死になって頑張ってるんやと訴えるとこが可愛いんですよ。
「やられるって言ってる、たむけんが・・・。全然・手伝ってないくせに。何言ってんやっ!俺たち頑張ってんね!俺が戦ってやる!」
その後も、怖い怖いっていう気持ちに苦しみながらも、必死にゾンビに立ち向かう虎之介くん。
このあたりは、さすが男の子やなっていうところでしょうか。
で、ついには、ゾンビを玩具の剣で数回叩いた後に、ラップで動きを止めてグルグル巻きにします。
そうしてゾンビの動きを止めると、虎之介くんはパンチ、凛子ちゃんはキックの総攻撃!!
それで、ゾンビは「もうこんな家、来ない。」「もう二度と来ない」と、家を出ていきました。
怖がりながらも、子どもらぁの懸命な姿に感動しますわな・・・。みんな、よう頑張ったやんね。
で、ゾンビとの戦いが終わった後。
「皆で頑張ったから勝ったけど。皆でな。頑張るってな。言ったのにな。協力してへんかったぁ」
でも、たむけんが「誰が頑張ったから?」と訊くと、「みんなが頑張ったから」って答えてくれた。
優しいなぁ・・・虎之介くんは(笑)。
その放送から10年後・・・。当時の子らぁは、みんな大きくなられて、高校生とか大学生に。
春から凛子ちゃんは大学生に。虎之介くんと友之丞くんは、高校生になったようです。
ただ・・・虎之介くんは当時、学校のルールでテレビに出たらアカン決まりがあったらしくて。
中3になってた当時の写真の中で、おでこに皺を寄せながら笑ってる姿が見えました。
少々はにかみながらも、当時の思い出を語ってくれたんやけど・・・、
ゾンビの恰好をしてた、スリムクラブの眞栄田さんに対するリアクションが薄かった・・・(笑)。
これも、立派な青年になった証拠なんやろね。
ほんま、何回も繰り返し見ても忘れられへん神回で、私にとっては、めっちゃ楽しい思い出です。
最近は、全く番組を視んようになってしもたんですが・・・。
こんな楽しい神回が、また番組ん中で、あったりしたら良いですよね。
今回も、最後まで・・・お付き合いありがとうございました。