こんにちは。おいで頂いて感謝です。

今回は、ちょっと難しい分野になってしまうかもしれへんのですが・・・、

同じ読み方でも意味の違う「精霊」と「聖霊」について、紹介したいと思います。

 

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  精霊について

もちろん読み方は、どっちも同じ「せいれい」です。

でも、「精霊」は、場合によって「しょうろう」と呼んだりもしますよね。

さだまさしさんがグレープ時代の頃に歌われてた曲に「精霊流し」っていうんがありますが・・・。

あれは「せいれい流し」やのうて、「しょうろう流し」なんですよね。

懐かしいナンバーですけど、いっぺん聴いてみましょか。

 

 

Wikipediaとか他のサイトで調べてみたことを基に、精霊について書かして頂くと・・・。

精霊いうんは、日本の伝説とか民話に登場する、超自然的な存在。

草木、動物、人、無生物、人工物とかって、ひとつひとつに宿っとる、とされる超自然的な存在で。

沖縄に居るとか言う伝説の妖怪「キジムナー」も、ある意味では、精霊かもしれません。

あれは、でっかいガジュマルの木に住んどるんやって言われとるそうなんですけども・・・。

キジムナーは、人間と仲良しになりたい妖怪や、いう言い伝えもあるらしいんやけどね。

特に漁師とかと仲良うなると、一緒に漁に出て、水の上を歩いたりして、ようけ魚を獲ってくれる。

そういう話もあるんやそうです。

ただ、見た目が気持ち悪いさかいって、嫌がって追い出してしまう人も、大勢あるそうでね。

でも、そうやって、森とか川、山とか自然界に住んどって、

人々に力・幸せを与えたり、人々を護ってくれると信じられとんやんね。

 

日本以外の、世界各地の伝承に登場する「spirit スピリット」

(例えば「泉の精」や「ランプの精」など「~の精」と訳すほうがしっくりくるような場合のそれ)これの訳語として「精霊(せいれい)」が用いられることもあるみたいですよ。

 

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  四大精霊(エレメンタル)について

 

16世紀の錬金術師パラケルススによって、地・水・火・風の四大元素が実体化したものとして、

精霊が、次のように関連づけられたんですって。

 水の精:ウンディーネ   火の精:サラマンダー   風の精:シルフ   地の精:ノーム 

これらのエレメンタルっていうんは、

ファンタジー作品においては、擬人化した姿で描かれることも多いんですよ。

 

ちなみに、ファンタジー・・・・っていうんで、思い出したもんがあるんで書かしてくださいね。

テレ朝系のスーパー戦隊シリーズん中にあった、「魔法戦隊マジレンジャー」では、

「エレメンタル」って言葉に似たフレーズで、「○○のエレメント」っていう言葉がありました。

変身後の名乗りに「(動詞)、○○のエレメント!」っていう言葉が出てきとったんやんね。

ただ、マジレンジャーは5人兄妹の設定やで、ひとつ、充てられるエレメンタルが足らんかった。

それで、四大精霊にはない 雷(いかずち)のエレメント が付け加えられたんやんね。

5人の変身後の名乗り順は、確か・・・、赤・黄・青・桃・緑っていう設定になっとったんですよ。

「燃える炎のエレメント・赤の魔法使い。マジレッド!」

「走る雷のエレメント・黄色の魔法使い。マジイエロー!」

「たゆたう水のエレメント・青の魔法使い。マジブルー!」

「吹きゆく風のエレメント・桃色の魔法使い。マジピンク!」

「唸る大地のエレメント・緑の魔法使い。マジグリーン!」

とかって・・・。 まぁ、この魔法戦隊マジレンジャーのことは、今回は余談ですけどもね。(笑) 

 

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  精霊と聖霊の違い

ハッキリしとんのは、キリスト教における聖霊を「精霊」と書くんは、明らかに間違いってこと。

アメブロユーザーん中に、精霊と書き間違うとる人が居りますが、これは全く違う意味になります。

その方には、キリスト教における聖霊の存在について、ちゃんと勉強し直して頂きたい。

 

聖霊(せいれい)。

これは主に、カトリック教会とかプロテスタント教会での呼び方。

ちなみに、日本正教会いうところでは、聖神(せいしん)って言うそうです。

 

これも、先程と同じように、Wikipediaとか他のサイトで調べてみたことを基に書かして頂くとね。

聖霊は、キリスト教において、三位一体(さんみいったい)の神の位格のひとつです。

でも、三位一体って言われると、また、難しいやんね。

三位一体(さんみいったい)いうんは・・・、キリスト教において、父・子・の3つのことで。

父は、父なる神様。子は、神様の子どもであるイエス・キリスト。霊いうんが聖霊でね。

その3つの存在が「一体(=唯一の神様)」なんやっていう・・・そういう教えなんですよね。

ちょっと説明がコレだけでは難しいかもしれんけど、各々3つの神々っていう意味ではないんです。

父・子・霊・・・って、別々のように思えるけど、決して、別々の神様ではないんですよ。

また「父と子と聖霊は神の三つの様式でしかない」とか「神が三つの役をしてる」とかいう・・・

そういう考え方も、また間違いみたいです。

 

日本聖公会いうグルーブでは、聖堂名・学校やら幼稚園とかの名前とか、

主に固有名詞の一部として、「聖三一」の言葉が使われとるような所もあります。

私の住んどる京都府内でも、こんなふうに「聖三一」って名前の付いた教会とか幼稚園があるでね。

 

 

話は戻るんですけども・・・。

聖霊は、キリスト教とか他の宗教では、かなり重要な存在って言われます。

聖霊は、神様の力や存在を表してて、人々に自分では解らへんことを教えてくれたり、

「あなたは・・・このように生きるべきですよ」っていうような導きを与えてくれる大切な存在。

別の宗教では、聖霊の役割とか性質が異なることもあるらしいんやけど、

共通して、神秘的で神聖な存在として崇められとるんですね。

 

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今回は、かなり難しい話になりましたけども・・・。

でも、精霊と聖霊の違いが何かぐらいを、さらっとお分かり頂けたら、私としては嬉しいんです。

聖霊について、もっと知りたいと思う方は、徹底的に聖書を読んで頂くなり、

実際に教会に行って頂いて、牧師先生・神父さま・先輩のクリスチャン方に訊いて頂ければと。

私自身、専門家って言えるほど完璧に答えられる者では無いもんで。(^-^; (頭が足らんのでね)

 

 

最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。m(__)m