こんにちは。今回も、ちずさん通信に訪問くださって、ありがとうございます。
今回は、久々に、信仰生活に関する記事を書くことにしました。
特に、たぶん皆さんも思たはるやろなあ・・・って、私自身が感じとること。
「クリスチャンは、何で祈る時に手を組んでんの？」いう疑問です。
聖書にも、祈りについて書いたる箇所が、いくつか、あるんですけども。。。
それも踏まえて、また調べさして頂いたサイトも参考にしつつ、中身を書いていく事にしますね。
祈るときには・・・聖書から見てみよう
実はね、皆さん。
あとにも書かして頂くんですけども・・・。
お祈りする時には、『絶対に手を組んで祈らんなんのや』いう決まりは無いんですよ。(^^♪
『えっ？』って不思議に思われるかもしれませんけども、実際、そうなんです。はい。
現に、今の日本のクリスチャンは、約１％しか居らんって言われとるさかい・・・。
教会で祈っとる様子かって分からんやろし、テレビとか映画でしか見た事ないかもしれんやんね。
また、キリスト教での葬儀の様子とか振る舞い方も御存じない・・・いう方が多い思います。
まぁ、当然っちゃあ、当然やんね。しゃあないですわ（笑）。
でも、テレビでやってたアニメとかで、教会での祈りとか葬式のシーンを見た方も、あるかな。
フランダースの犬やら赤毛のアンをアニメで視た方は、ちょっととか、何となくは解るんかなぁ。
でも、実際に、とあるサイトで調べてみるとね。
多くの人がしはる、指を組んで祈る方法いうんは、歴史的に新しい、最近のことらしいんです。
ユダヤ人も、教会が生まれた初期の頃のクリスチャンも、
最初は、両手を天に向かって挙げて、祈っとったっていうんですよね。
聖書ん中の幾つかの箇所に、祈りについてのことが書いたるんで、ちょっと覗いてみましょか。
モーセはファラオのもとを去り、町を出て、主に向かって両手を伸べ広げた。
すると雷と雹はやみ、雨はもう地に降らなくなった。
（出エジプト記９章33節）
ここでは『主に向かって両手を伸べ広げた』と書いたるやんね。手を組むとは書いてないでしょう。
で、次に、こんな箇所があるんですよ。
エズラが大いなる神、主をほめたたえると、民はみな両手を上げながら
「アーメン、アーメン」と答え、ひざまずき、顔を地に伏せて主を礼拝した。
（ネヘミヤ記８章６節）
ここでは、『民はみな両手を上げながら・・・』と、あるやんね。で、次が、こんな箇所。
そういうわけで、私はこう願っています。男たちは怒ったり言い争ったりせずに、どこででも、
きよい手を上げて祈りなさい。
（テモテへの手紙第一２章８節）
ここでは、『どこででも、きよい手を上げて祈りなさい』と、あるやんね。
こんなふうに、うちらぁが未だ生まれてへんような聖書の時代には、こんな祈りをしとったって。
御言葉を読んでみると、解りやすいんかなと思いますわ。
今では、手を組んで、目を瞑って、首を垂れて祈る・・・いうんが当たり前のようになっとるけど。
確かに、そうするんには、良い面もあるんやんね。
目を瞑って祈ることで、自分自身が集中できるって事があるし・・・。
そうする事で、様子を見た人が『あっ。この人は神様に心を向けて祈っとんやな』って解るでしょ？
そやでね、うちの教会でも、初めて礼拝に来られる方に対して、お祈りをする時に、
「初めて礼拝に来られた方は、目を閉じて首を垂れて、黙祷の姿勢をおとりください。」って。
司会側から、そう伝えとんですよ。
そう予め伝えといたら、初めての方でも、『ああ。なるほど』って、心を合わせて祈れるでね。
ただ、実際に・・・祈る時にね。
どんな場所でも、どんな状況でも、自由に神様にお話しすることが出来るんがクリスチャンやでね。
車を運転しながらとか、お散歩しながら祈る人も、居ってんわけですよ。
でも、歩きもってとか、運転しながら祈ったりする時は、
教会でお祈りする時みたいに、目を瞑ったり、指を組んでするってわけには、いかんやないですか。
ほやで、目を開けて祈る場合かって、当然あるんですよ。
ただ、教会ん中で、牧師先生やら信徒の方々と一緒に心を合わせて祈るような時は、
目を瞑って、手を組んで、祈りに集中できる姿勢になるっていうんは、大切なことやと思います。
また、ひとりで静かに祈る時、散歩しもって神様と交わる時いうんも、もちろん大切な時間で。
やでね、必ずしも目を瞑る、手を組むってことに拘る必要は無いと思います。
代表的な祈りのポーズ
さっきも書かして頂いたように・・・
キリスト教の「祈りのポーズ」いうたら、「指を組んで祈る」っていうイメージを持ったはるかも。
でも、お祈りのポーズにも、様々な容・パターンがあるようですよ。書いてみますね。
◇手を上げて祈るポーズ◇
実際に、旧約聖書の時代でも、新約聖書の時代でも、
教会でする祈りっていうんは、このカタチが、一般的な祈りのポーズやったようです。
21世紀んなった現在でも、この姿勢でお祈りしとる教会は、けっこうあるみたいなんですよね。
また、教会によっては、バンザイするような感じで、天に向かって、手を上げて祈るところも。
賛美しとる時（讃美歌・ワーシップソングとかを歌ってる時）とかでも、同じように、そうする。
そういう感じで礼拝をささげてる教会の動画を、YouTubeで見つける事が出来ますよ。
ただ、見ようによっては、『何か怖いわ』って、ひいてしまう方も、あるかもしれませんけどね。
◇掌を合わせるポーズ◇
いわゆる合掌やね。
ただ、手を合わせて祈るってなると、何か仏教のお祈りの仕方みたいに思えるでしょうけど・・・、
クリスチャンやない皆さん中にも、こういう手で、お祈り・お参りする方は多いでしょうね。
実は、皆さんが世界史とかで名前を聞かれた事があるであろう、ルターとかカルヴァンらも、
合掌して祈っとったって考えられとるそうですよ。
◇両手の指を組むポーズ◇
さっきも書いたけど、多くの方は、キリスト教いうたらコレやろって思われとるかもしれませんね。
心の内に強い願いやら祈りがあると、このポーズになる人が多いんやろと思います。
私も、そういう心になっとる時は、組む指に力が入って、その組む手を胸の前にして祈りますね。
◇私が礼拝中に時々しとる祈りのポーズ◇
祈る際に、５本指を組む代わりに、左手を握り拳にして、右手で左拳を包む形でする時があります。
椅子に座って祈っとる時は、組んだ手を、腹か腿の上に置いて祈ります。
礼拝メッセージん時には、カーペットに正座・前傾姿勢をとって、組んだ手を床に置いて祈ります。
立って祈っとる時は、組んだ手を、顔の前か胸の前に出して祈ってます。
また、胸に両方の掌を重ねて、首を垂れて黙祷しとるような祈り方をする時もあります。
で、礼拝の最後に、牧師先生から祝福の祈りをして頂く時には、
皆さんと同じような黙祷の姿勢で、牧師先生の祈りに心を合わせて、最後「アーメン」と言います。
でも、結局はね・・・。祈りのポーズには様々な型があるさかい。
『こうせんなんのや』って、キチキチに拘る必要は無いん違うかなと思います。
『キリスト教のお祈りやで・・・絶対に手を組まなアカンのや』的にならんでも大丈夫です。
むしろ、祈る時のポーズが如何あろうが、大事なんは、神様に対する祈りの心そのもんやさかい。
あと、合掌したさかいって、それが偶像礼拝やって事は無いで、心配せんで良いんですよ。(^^♪
と・・・いうわけで。
今回も、最後までお付き合い頂いて、ありがとうございました。m(__)m