今回の動物は、東京・サンシャイン水族館のコツメカワウソ、やまと(♂)です。
実は、この子・・・第1回・第2回『カワウソゥ選挙』で、見事、準優勝しとんですよ。(^_-)-☆
ちなみに優勝したカワウソはっていうと・・・、
第1回・第2回とも、三重・伊勢シーパラダイスのツメナシカワウソ。
第1回は『故・ブブゼラ(♂)』、第2回が『きらり(♂)&ひらり(♂)』ペアでした。
私は、どの回でも3頭すべて投票したんやけど、やっぱりツメナシカワウソが珍しいでなんかなぁ。
それに比べると、コツメちゃんは、割と多くの施設で飼育されとるしね。
特徴はっていうと、こんな感じやね。
カワウソん中でも最も小っちゃいカワウソで、体重は2~5㎏。顔にも愛嬌あり。
足に小っちゃい爪があって、ぷにぷにの肉球。餌を手に持って食べるし、遊ぶんも大好きな動物。
コツメカワウソは、水に浮く事が出来るように、皮膚は分厚うなっとんですよね。
細長い胴になっとんは、水の抵抗を受けにくいように・・・っていうことらしいですわ。
長い尾っぽは舵取りの役目、耳と鼻の穴は、水中で閉じる事が出来るんですよ。
水ん中では、とにかく、めっちゃ早う泳ぐんです。
以前に王子動物園に居ったシシマルくんも、そうやったもんなぁ。飛び込んだら早かったもんなぁ。
ほな・・・そんなんで、お借りした動画を視て頂くんですけども・・・とにかく、あざといですよ。
まずは、トレーナーさんを信頼しきって、足の上でゴロ~ン。
ハズバンダリートレーニングの様子です。
やまとくんのお散歩タイム。合間合間に、様々な技を披露します。
あざと可愛さに来館者の心は掴まれっぱなし。
こうして見て頂くと、カワウソって、ほんま社会性と知能の高い生き物やって解るやんね。
和歌山・アドベンチャーワールドの方の話によると・・・、犬ほどの知能は、ありそうな感じです。
やまとくんの様子を見とっても解るように・・・
ジャンプをしたり、ハイタッチをしてくれたり、いただきますポーズ(お願いポーズかな)も、
この映像では、したりしてますよね。
カワウソは、野生では群れで行動しとるさかい、群れん中で役割を分けて行動しとんですって。
いろんな鳴き声を使い分けてコミュニケーションをとっとんですよね。
餌をとれなんだ他のカワウソの分まで、ちゃんと餌をとってきたりも、するらしいんですよ。
他の仲間の行動を真似したり、鳴き声で仲間と情報を伝達し合うことで、学習をする知能がある。
そういう生物や・・・いうことも、研究ん中で分かっとるそうです。
でも、そうやさかい・・・いうて、コツメカワウソをペットとして飼う事は、今は禁止やんね。
ワシントン条約で、アカンって指定されとる動物やさかい。
動画ん中で、家で飼うとる方も見かけるし、街にはカワウソカフェも幾つか在ったりするさかい、
『飼うても構へんのかな』って勘違いしそうやけど・・・そうやないんやんね、ほんまは。
見た目が可愛いし、懐いてる様子を見てたら、飼いたいって気持ちにはなるんやけど・・・。
でも、カワウソを飼う際には必要な躾もあるし、値段だって想像も付かんほど凄いらしいからね。
とりあえず、動物園とか水族館で観察するぐらいで、我慢せんと仕方ないんかもしれませんわ。
どうしてもペットとして飼いたいんやったら・・・、
カワウソの代わりに、ちょっと雰囲気の似とるフェレットを飼うてみたら、どうでしょうか?
違う生き物ではあるんやけど・・・フェレットなら、今でも飼うて良いことになってますからね。