神様、天のおとうさま。今、あなたの前に祈ります。

2011年の、この時間・・・東日本大震災が起こりました。それを今、共に思い巡らしています。

 

この震災によって大津波が起こり、多くの方々が、大事な家や、愛する家族を失いました。

どれだけ、苦しく・・・悲しいことでしょうか。

もう13年が経とうとしていますけども、何年経っても、この悲しみは消えることがありません。

 

今も未だ、不自由な生活を強いられている方が居られるのではないでしょうか。

原発の近くに住まれていた方も、きっと居られたでしょう。

放射能の影響で、住めない環境になり、

やむなく故郷を離れなければならない人も居られたでしょう。

そんな方々がいらっしゃることを、私たちは、この時、忘れてはいなかったでしょうか。

 

 

神様、天のおとうさま。

それでも、私たちは、こういう事が身近に起こったりしなければ、

そういう人々の辛さ・苦しさに気づくことの難しい・・・そんな弱い者であることを思います。

 

神様、天のおとうさま・・・どうか、今、この時。

私たち一人ひとり、改めて、あなたの前に、きちんと気づかさせてください。

具体的な手助けが出来なくとも、私たちは、人々のために祈ることが出来る者であることに。

たとえ身体は動かなくとも・・・、

悲しみ・苦しみの中にある方々の心に、いつも寄り添うことが出来る者であることに。

 

 

 

愛する主よ。

どうか、この東日本大震災で被災された方々お一人おひとりの上に、

あなたからの豊かな慰めと励ましがありますように。

互いに力を合わせ、この苦しみを乗り越えていく強い力を、被災者の方々に、お与えください。

 

また、私たちも、この震災だけでなく、他の地震の被災者の方々のためにも祈ります。

阪神淡路大震災・熊本地震・奥尻島地震・新潟県中越地震・能登半島地震などで被災された方々が、

不自由な生活から一日も早く復興され、希望を持った生活を取り戻されるように助け、

豊かに導いてください。

決して、日本や世界で起こっている自然災害を、私たちも他人事と思わないで、

自分のこととして、しっかり考えることの出来る知恵と、人々への思いやりをお与えください。

 

 

この願いを、私たちを深く愛してくださる、イエス・キリストのお名前によってお奉げ致します。

アーメン。