おはようございます。今朝も、おいでくださって感謝します。GWも、そろそろ後半ですね。
新しい週、皆さんは、どんな気持ちで迎えられましたか。
さて。今回のお話なんですけども・・・。
結婚式・結婚披露宴の招待状が送られてきた時には、必ず、返事を出しますよね。
また当日には・・・、大人も子どもも、礼装・正装で、結婚式やら結婚披露宴に出席します。
イエス様は、王様が開いた結婚披露宴の『たとえ話』をなさいました。
お城で招かれた、豪華で素晴らしいパーティやのに、王様の招待を断った人が居る、いうんです。
せっかくの機会やのに・・・ホンマもったいない・・・何でやと思いますか。
さっそく、お話を始めたいと思います。
披露宴の招待状
ある国の王子の結婚が決まりました。
父親である王様は、「めでたいことだ。たくさんの人と王子の結婚を祝いたい」って思って、
大勢の人に、結婚披露宴の招待状を送りました。
披露宴の当日、会場は豪華に飾られて・・・、御馳走が並びました。
「どうぞ披露宴にお越しください」ってことを、人々に伝えさせました。
でも、招待客は、なかなか来ません。王様は、もっぺん別の下僕らぁを遣わしました。
出かけた下僕らぁは「披露宴の準備が整いました。どうぞお越しください」って、客に伝えました。
でも、招かれた人らぁは、王様の招待には気にも掛けんと、
「仕事があるから」って畑に出かけたり、商売に行ったりしました。
中には、下僕を捕まえて、「何度もうるさいな」言うて、酷い乱暴をする人も居りました。
王様は怒って、その人らぁを懲らしめました。
代わりに招かれた者たち
王様は、下僕らぁに言いました。
「招待した者たちは・・・、私のパーティに相応しくなかった。
大通りに行って、出会った人を、みんな連れて来なさい。」
下僕らぁは、王様の命令に従って、町の大通りで出会うた人を、次々とパーティに招待しました。
良い人も悪い人も関係なしに、どんな人でも招いたさかい、その会場は、お客さんで一杯です。
王様は、披露宴に相応しい礼服まで用意してあげたさかい、みんなぁ、その服を着て出席しました。
だって、披露宴に普段着で出るなんて、恥ずかしい事やさかいです。
私らぁが結婚式に出るような時かって・・・、もちろん一緒。ちゃんとした格好をしますよね。
拒まれた者
でも、王様が会場を見回すと、一人だけ、普段着の人が居りました。
王様は、「なぜあなたは礼服を着ていないのだ」って訊ねたんですが、その人は黙ったままです。
配られた礼服を、あえて着てへんのは何でやっていう・・・その理由も言いません。
王様は、仕方なしに命じました。
「この者を縛って外に連れ出しなさい。この人はパーティに出られない事を悲しまねばならない」
たとえ話はココまでで、イエス様は話の最後に、こう仰いました。
「招かれる人は多いが、選ばれる人は少ないのです。」
たとえ話の王様は神様を表わしてて、王様が開いたパーティは、神様の国を表わしてるんです。
神様は、全ての人を神様の国に招きたいって願っとられるんですよね。
でも、多くの人は神様の招きを気にも留めんと、「興味がない」って断ったり、
「他に大事なことがある」言うて、無視したりしてしまうんやんね。
中には、神様の招きを伝える人に対して、意地悪をしたり揶揄ったりするような人も居ります。
罪を持ったままの人間は、神様の国に入ることは出来ません。
やさかい、神様は、私らぁ一人ひとりのために神様の国に相応しい礼服を与えてくださっとんです。
罪人の代わりに十字架に掛かってくださったイエス様を信じる人は、
罪を清められた者として、神様の国に迎えられるんやんね。
ここで。
新約聖書・ガラテヤ人の手紙3章26~27節、コロサイ人への手紙3章9~10節を見てみましょか。
あなたがたはみな、信仰により、キリストイエスにあって神の子どもです。
キリストにつくバプテスマ(洗礼)を受けたあなたがたはみな、キリストを着たのです。
(ガラテヤ人の手紙3章26~27節)
互いに偽りを言ってはいけません。あなたがたは古い人をその行ないとともに脱ぎ捨てて、
新しい人を着たのです。新しい人は、それを造られた方のかたちにしたがって新しくされ続け、
真の知識に至ります。
(コロサイ人への手紙3章9~10節)
救い主のイエス様を信じることが、神様の国に相応しい礼服を着ることなんやんね。
神様は、全ての人を、救いの恵みに招いとられるんです。
さて・・・あなたは、どう応答されるでしょうか。