『うちら陽気な・かしまし娘・・・誰が言ったか知らないが・・・』っていう歌が浮かんできます。

漫才トリオの「かしまし娘」で一時代を築かれた正司歌江師匠が、1月19日に亡くなられたとか。

94歳やったそうです。

大阪生まれの方なんか思たら、北海道の御出身やったんですね。

関係者によると、大阪府内の自宅で、老衰のために息を引き取られたらしいです。

近年は体調を崩されて、約2年ほど前から寝たきりで療養されてたとか。

妹の照枝師匠が90歳、花江師匠が87歳・・・。もうそんな歳で居られるんやなぁと、改めて驚き。

そら、私らぁかって、歳を重ねてんねんもんなぁ。

1956年から「かしまし娘」として本格的に活動、歌江師匠は三味線を担当されてました。

さっきも書いたように、3人で楽器を奏でながら、

「うちら陽気なかしまし娘~」って歌いながら登場されるんが定番でした。

照枝師匠は・・・。

『これでおしまい かしまし娘』です。穏やかな最期だったようですが、今は、ただ悲しい。」。花江師匠は・・・。

「面倒見のよい芸達者な姉でした。歌江姉ちゃん、ありがとう。」って、感謝を口にされて。

そう言うて、歌江師匠との別れをしのばれました。

 

同じような音楽漫才には、横山ホットブラザーズの御三方も居られるけど・・・、

御長男のアキラ師匠も、もう今は亡くなられとんやんなぁ。

あの方は、喋るノコギリの『♪お~ま~え~は~・ア~ホ~か~』との会話演奏が定番やったけど。

 

 

昭和の懐かしい音曲漫才の大御所が、また一人、天に旅立たれた。

先に天に帰られてる、いとこい師匠とか、ずっと昔の大御所の芸人さんらぁと、

今は、いろいろと、・・・・懐かしい思い出話にでも、花を咲かせとられることでしょう。

 

 

歌江師匠、お疲れ様でした。どうぞ安らかに。