こんばんは。11月になって、日が暮れるんが早うなってきましたね。
きょうも、おいでくださって感謝します。
聖書のおはなしでは、しばらく、アブラハムに関するお話が続いてます。
いっつも聖書のおはなしを読んでくださっとる皆さん、ほんまに、ありがとうございます。
ただ実は・・・その前に。皆さんに対して、お断りせんなん事があります。
この記事なんですけども・・・。。
実は、本来なら。
昨日の朝、正式のかたちで、記事の内容をアップしとるつもりで居ったんですが・・・。
きょうの午後に記事を見直したところ、最後まで、きちんと書けてませんでした。
どうも、中途半端な文のままで、予約公開状態に設定してしもとったみたいで・・・。(^-^;
ほんまに申し訳ありません。
やさかい、今回・・・改めて記事を書き直して、今回のお話を挙げさして頂きますね。
宜しゅうお願いします m(__)m
前回の聖書のおはなしでは・・・
アブラハムとロトが別れて、別々の町に住むようになったことについて、中身を書いたんやんね。
ロトは、緑豊かな場所に住むことを選びました。
でも、その近くには、ソドムいう町があって、そこに住んどる人は、神様を信じてへん人らぁで。
ロトは、ソドムの近くにテントを張るようになって、その町ん中に移り住んでました。
今回は、そっから、どうなったかっていうお話になります。
ほな、始めましょか。
ソドムの町のロト
今までのお話ん中では・・・、
旅人の姿をした神様と、神様の御使いが、アブラハムのもとを訪れたってことも書きました。
皆さん、覚えたはるでしょうか。
ソドムは、ほんまに賑やかで、何でも手に入るような便利な町です。
でも、ソドムには、神様に従わへん者が大勢おりました。
最初のうちは、ロトも「ソドムには近づかない方が良いな」って思とったんやけど、
だんだん、それにも慣れていって、
人間が犯す罪も、あんまり気にならんように、なっていっとったんやんね。
神様は、悪いソドムとゴモラの町を滅ぼすおつもりやったんです。
でも、アブラハムが「ソドムに10人正しい人がいたらソドムを赦して下さい」ってお願いすると、
神様は、その願いを聞いてくださったんやんね。
その日の夕方、二人の御使いが、ソドムの町に着きました。町の様子を調べに来たんです。
町の門んとこに座っとったロトは、二人の御使いを見ると、立ち上がって駆け寄って言いました。
「どうぞ私の家にお泊りください」
ロトは、二人のことを、ただの旅人やと思たんやんね。
ロトも、アブラハムと同じように礼儀を重んじたいと思とったってことが、ここで分かります。
ロトは、御馳走を準備して、二人をもてなしました。
ソドムの罪
その夜・・・、ロトの家の周りを、大勢の人が囲んで、わめきだしました。
「おいっ、ロト!お前の家に泊まってる男たちを出せ!」
ここで、町の人らぁは、悪いことをしようと企んどったんです。
ロトは、一人で町の外に出て、「ダメですよ。あの人たちは御客様ですから」って言いました。
ほったら、人々は、こんな事を言うたんです。
「おまえは他所から来た人間のくせに。生意気なことを言うな!おまえを酷い目に遭わせてやる!」
そう言うと、ロトに飛びかかって、家の戸を壊そうとしました。
その時に、二人の御使いが、男らぁの目をくらまして、ロトを、家ん中に引き入れてくれました。
神さまのあわれみ
ここで、創世記19章12~13節に、目を向けてみますね。こう書いたります。
その人たちはロトに言った。
「ほかにだれか、ここに身内の者がいますか。あなたの婿や、あなたの息子、娘、また
この町にいる身内の者をみな、この場所から連れ出しなさい。
私たちは、この場所を滅ぼそうとしています。彼らの叫びが主の前に大きいので、主は、
この町を滅ぼそうと、私たちを遣わされたのです。」
ロトを家ん中に引き入れてくれた御使いらぁは、神様がソドムを滅ぼされることを告げて、
すぐ、ロトに自分の身内やら家族を連れて町を出るように命じました。
驚いたロトは、すぐに娘ふたりのお婿さんらぁの家に行って、
『神様がソドムを滅ぼそうとなさっている』っていうことを、彼らに伝えました。
でも、お婿さんらぁは「何の冗談ですか」いうて、ロトの言葉を本気にしようとしません。
夜明けが近づいて、御使いらぁがロトを急かしました。
「妻と娘たちを連れて、すぐ町を出なさい。でないと、あなたも、この町の罪の為に滅ぼされる。」
でも、ロトは、どうしょうどうしょうって躊躇して、グズグズしとったんやんね。
御使いの言うとることが信じられへんのでしょうか。
それとも、ソドムの便利な生活に未練が残っとって、自分が出ていく決心がつかへんのでしょうか。
ここで、創世記19章16節を見てみますね。
彼は ためらっていた。
するとその人たちは、彼の手と彼の妻の手と、二人の娘の手をつかんだ。
これは、彼に対する主のあわれみによることである。
その人たちは彼を連れ出し、町の外で一息つかせた。
しびれを切らした御使いらぁは、ロトと彼の妻、二人の娘の手を掴んで、町の外に連れ出しました。
読んでみると、「彼に対する主のあわれみによることである」って書いたることが分かります。
自分で決心できひんロトを、神様があわれんで助けてくださったんやんね。
「あの山まで走りなさい。途中で振り返ってはいけない」
そう御使いらぁに命じられたロトは、こう言いました。
「山までは無理です。もっと近くの村に逃げさせてください」
こん時も御使いは、そう言うたロトの願いを、聞き入れてくれました。
焼け出されたソドム
ロトと家族は走り続けて、太陽が地上に昇った時、目的の町に着きました。
その時です。天から硫黄の火が降って・・・、ソドムとゴモラの町が、たちまち火に包まれました。
お話のまとめ
私らぁ一人ひとりが、イエス様の十字架の犠牲が何のためか解って信じられるようになったら、
さらに、神様が、私らぁにとって、どういうお方なんかってことも知るようになります。
でも、私らぁは、やっぱり神様・イエス様は、愛に満ちた優しいお方や・・・って。
そういう面だけを思いたい、考えたいっていう欲に駆られたりします。
ただ、神様の御性質って、それだけやないんやんね。
クリスチャンが信じてる、まことの神様ってね。
愛の神様でもあられるけど、逆に、罪は、絶対にお嫌いになる方でもあるんです。
また、恵みに満ちあふれたお方でもあるけど、罪を正しくさばかれるお方でもあるんですよね。
確かに、便利な生活に対して未練たっぷりやったロトの家族らぁにしてみたら・・・、
御使いのした事は、ほんま迷惑千万やっていう気持ちやったかもしれません。
でも、御使いらぁがソドムの町ん中から逃げるように命じて、
ぐいっと家族の手を引いてくれなんだら、けっして、命は助からなんだんですよ。
それが、彼らに対する、救いの最終手段でもあったんやね。