こんばんは。おいでくださって感謝します。
今回から暫くの間、『聖書のおはなし』では、旧約聖書の人物について綴ります。
今までに何回か書いては居るんやけど、飛ばしとるところも有るんでね。

 

十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架

 

さて・・・、今回の記事の前に、ちょこっとお聞きします。

記事を読んで下さっとる皆さん中で、引っ越しを経験されとる方って居られますか?

住み慣れた場所を離れて新たな地域に行く時、

その土地の生活に慣れるやろか、馴染んでいけるやろかって、不安になる事も、あると思うんです。

私は、地元の高校を卒業してから、就職の為に奈良に引っ越したこともあったんやけど、

なかなか馴染んでいけんで、上手に生活する事も出来なんだんで、結局、故郷に帰ってきました。

 

実は、今回のお話に登場するルツっていう女性も、今までとは全然違う土地へ行くことに。

彼女も、どんだけ不安やったやろなぁと思うんやけど・・・、

彼女が行った新しい土地には、神様の素晴らしい祝福が用意されとったんですよ。

 

十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架

 

その昔、イスラエルに住んどったナオミいう女性には、エリメレクいう旦那さんが居りました。

二人が住んどる土地には飢饉があって・・・、

食べ物に不自由しとった夫婦は、二人の息子を連れて、モアブいう場所に移り住みました。

暫くしてエリメレクが死んだ後には、ナオミと二人の息子らぁが残されました。

二人の息子らぁは、モアブ人の女性と結婚したんやけど、

この息子らぁも死んでしもて、年老いたナオミと、二人のお嫁さんが残されたんです。

夫も息子も亡くしてしもて、ナオミは、どんだけ辛かったかって考えると、胸が痛むやんね。

でも、ナオミは。

故郷のベツレヘムで作物がとれるようになったとの話を聞いて、故郷に帰る決心をしました。

そこでナオミは、二人のお嫁さん・ルツとオルパに、こう言いました。

「あなたがたはモアブの故郷にお帰りなさい。もう一度結婚して幸せに暮らしなさい」って。

そうナオミが説得すると、オルパは泣きながら、ナオミのもとを去っていきました。

でも、ルツはナオミから離れようとしません。ルツ記1章16~17節に、こう書いたるんです。

「お母様を捨て、別れて帰るように、仕向けないでください。

お母様が行かれるところに私も行き、住まれるところに住みます。

あなたの民は私の民、あなたの神は私の神です。

あなたが死なれるところで私も死に、そこに葬られます。

もし、死によってでも、私があなたから離れるようなことがあったら、

主が幾重にも私を罰してくださるように。」って。

モアブの人らぁは、この世を造られた真(まこと)の神様を知らんかったんやけど、

そんなモアブ人やったルツは、ナオミやら二人の息子らぁと暮らしていくうちに、

真の神様を信じて、従う生活をするようになっとったんやんね。

ルツの固い決心を聞いたナオミは、ルツを連れていくことに決めて、故郷に帰りました。

 

十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架

 

ルツにとっては、知らん外国の土地で、さぞや緊張しとったでしょうねぇ。

でも、ルツは、ナオミと暮らすために、さっそく仕事に行きました。

その頃、貧しい人らぁは、麦畑で収穫された後の、零れ落ちた麦の穂を拾うことを許されてました。

ルツは、この落穂拾いの仕事をするために、出かけとったんやね。

それで、朝早うから麦畑に出かけて行って、一生けんめいに麦の穂を拾い集めてました。

そんなルツを、感心したように見とる人が居りました。この人は畑の主人で、ボアズいう男性です。

彼は、ルツに、こう話しかけました。

「あなたは自分の国を離れて、この土地に来て、お母さんの世話をしてるそうですね。

神様が、あなたを豊かに祝福してくださるように。」

すごいボアズが親切にしてくれたさかい、ルツは、ようけ麦の穂を拾い集めることが出来ました。

いっぱいの麦の穂を抱えて帰ってきたルツを見て、ナオミはビックリしました。

「まあ・・・ルツ。そんなにたくさん。どこで麦の穂拾いをしたの?。」

「はい、お母さん。ボアズさんって方の​​畑です​​「まぁっ!ボアズはウチの親戚なのよ」

ナオミは、神様の不思議な導きやと知って、その事実に驚きました。

 

十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架

 

ナオミは「ルツには幸せになってほしい。優しいボアズと結婚できたら・・・」って思てました。

ほって、ナオミが願ったように、ルツとボアズは結婚して、子どもも与えられました。

おばあさんになったナオミは、ルツとボアズの子どもを抱いて、ほんまに幸せそうです。

ルツとボアズの赤ちゃんはオベデと名づけられて、やがて、ダビデ王のおじいさんになりました。

この赤ちゃんは、救い主イエス様の遠い御先祖様ってことになります。

まことの神様を信じて従う道を選んだルツは、素晴らしい恵みと祝福を頂くことが出来ました。

 

十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架十字架

 

今回は、本当の神様を信じて、常に神様に従って歩もうと決心した、ルツを中心に据えた話でした。

日々の忙しさに追われて神様を蔑ろにしとらへんか?

私自身も常に、それを問いかけていかなアカンのんですが・・・。

でも、忙しさを言い訳にして神様を蔑ろにしとるようでは、信仰者として失格なんですよね。

いっつも神様の御声に耳を傾ける努力をせなアカンなぁ・・・。いやぁ、反省ですわ。あせる