死んでからも、人は生きている。 | 占い師の独り言

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湘南を拠点に活動するニルマーラ典子のブログ

死に様は、

その人に生き方を

如実に表している。

 

ニルマーラさんが

そう、つくづく、

思ってしまったのは

 

20年前の

父の死と

母の死を体験した際でした。

 

そして、先日

パートナーのいとこの奥様が

亡くなり。

 

私たちは彼女のお葬式

参列させていただいたのですが、

 

まず、会場に着き

彼女の祭壇のまえにたてば、

 

流れていたBGMは

「サザン」の曲。

 

でも、その曲は、

確かにサザンの歌声ではあるけど

 

こんな曲があったんだと

思うような、

 

ニルちゃんは知らない

サザンの曲。

 

親族の方々の下に

行き、

 

彼女はBGMを生前のうちに選び

家族に託したそうです。

 

彼女はサザンの

大ファンだったんだったそうです。

享年63歳でした。

(ニルちゃんより若い)

 

そのうえ、

彼女は

祭壇に飾る

 

自らの遺影、家族との写真

など、すべて用意して

旅立ったそうです。

 

そこには、愛しかないと

思わせてしまうような

飾られている

家族写真の数々。

 

これが、慈愛の感情かと

胸に込みあがる思いに

号泣してしまったニルちゃんです。

 

彼女は

数年前まで、

保健婦として働いていました。

だからでしょうか?

 

すい臓がんが見つかってから

自宅で家族に見守られて

旅立つ選択をしたそうです。

 

最後の日、

彼女はご主人に

「今日は、私の命日になるから

そばにいてね」と言って、

 

その日のうちに

息を引き取ったそうです。

 

喪主であるご主人は

彼女は有言実行の人でした。

と、語っていました。

 

心残りは

まだ若い、娘さん

 

でも、ずいぶんと

しっかりとした娘さんに

なっていて、

 

母として、

自分が旅立つことで、

我が娘が、

宙に浮かないように

 

しっかりと、娘をこの世に

根付かせたうえでの

旅立ち方に

感動しかありませんでした。

 

見事な、

最期を見せて頂きました。

 

「あなたは、私にとっての

死に方の先輩です!」

と、ニルちゃんは

こころで

叫んでしまいましたし、

 

きっと!素晴らしい保健婦さん

でもあったんだろうな・・

 

だって、その証拠に

沢山の、弔問者が列をなし。

 

みな、ハートで

彼女の事を感じているようだったから。

 

この空間には

愛しかない。

 

純粋な愛に

ただ、ただ浸りきりました。

 

そう!

ニルちゃんは

ひと月ほど前に

明け方のうとうと状況で、

 

空からまたまた、

降ってきた言葉

 

「人は生まれて死ぬのではない

死んで生まれるのだ」の意図は

このことだったのかもしれない。

 

そして、

「親は、死ぬことでしか

子供を一人前に出来ない」と

 

あの時の、ニルちゃんの

かーちゃんも、そうも思って

 

ちゃんと死のうと

 

頑張って死んだのかもしれないな。

なんて、思い出しながらの

帰り道。

 

ちゃんと死ぬには、

ちゃんと生きなきゃな。

腹に力も入りました。

 

そう、

生は与えられたもの。

死は必ず来るもの。

 

だけど、両方自分次第で、

いかようにもなる。

 

画像は

 

柴犬界の「ラウール」

茶天使「ソラン」

 

パワーストーン

「セレスタイト」

「セレスタイト」の和名は

「青天石」

 

天国の青ともいわれています。