ファイトは心のクレーン車 | 占い師の独り言

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湘南を拠点に活動するニルマーラ典子のブログ

時にわたし達の身体は、病気ではないのかもしれないが、身体が重く感じたり、きつく感じたりする事がある。
特に天候不良が続いたり、精神的にきつい事があれば、とたんに身体に不調が出てきたりする。
そんな状態からの脱却、そんな状態にも負けない、丈夫な身体を持とうと、世の中には様々の健康法を推進する団体が存在しているものだ。
実はわたしも、ある健康推進団体の会員になり、その団体が推進する独自のお稽古にはまっていたことがあった。
かなり、歴史のある、由緒正しいその団体は、『社団法人』として、誰でも知っているような政治家やお医者さんが役員として名を連ねている様な団体だった。
そこで行なわれていたお稽古は、二人一組になって、片方の人が片方にの身体の部分部分に、手なり指なりを当てて、どの様に身体の中の気が動き始めて、どの様な感覚を覚えるのかを確かめていくといった稽古だったので、
この稽古を重ねていくうちに、わたしは不思議と人の身体のエネルギーの流れが読めるようになってしまったから、この団体には本当に感謝している。
ある日、そこでの稽古中、わたしと組んだ女性が、稽古と稽古の合間、合間にわたしに近頃の体調の悪さを話し始めた、このようなことはわたしにはただあることで、相手はわたしが占い師をしていることを知っているし、わたしも彼女が頑張り屋さんであることを知っていた、だから、彼女はいつも我慢して、いつもがんばっている事をわたしには聞いてもらいたかったのだと思う。
だが、しかし、稽古をつけてくれていた先生がその彼女を一喝した。
『自分が身体が悪いことを自慢してはいけません。自慢したければ丈夫になる事です!』・・と・・。
それは、わたしにはちょっとした忘れられない衝撃的事件だった。
その体験の少し前、わたしは大病を患い、大手術を受けた御婦人のお話を聞く機会があって、その中で入院中彼女は病室の患者同士、手術の傷跡自慢をして、笑い話にしていたという。
うーーーん!!
これも、真実。
『病弱・虚弱を人に自慢するな!』うーーん!!これも真実だなーーと大きく頷いたのを覚えている。
特に日本女性は適当な不幸と適当な不健康を、心のよりどころにしてしまう傾向をもっている。
そのくせ、大きな不幸には背を向けてしまう。
わたしが正真正銘のアメリカ人女性を占った時のこと、カードに出てしまった、彼女の過去の悲しい出来事をわたしはそのまま彼女に言葉にしてしまった。
そうしたら、洒落にならないほどの空気になってしまったのだ。
欧米人にとって、自分が被害者であることなど、決して自慢にはならないらしい。
つまり、それは傷の舐めあいでしかないのだろう。
それが、日本人の場合だと、わたしがその方が経験した苦しい過去をなぞってあげれば、皆、涙を流して、感傷にひたり、結果、感情の整理が出来たりするものだ。
だが、どうも欧米人にはそういうことが、美しいとは思えないらしい。
過去は過去として、彼女は純粋に未来だけ占って欲しかったのだ!
そもそも、感情の整理は自分できちんとするもの!という理念を持っているのだろう。
とても、勉強になった。
どっちも、正解!
どっちも、あり!!だ!

占い師の独り言
この石   ↑    
指差している丸い石と2つのタンブル 
     
フェミモルファイトは読んで字のごとく
持つ人にファイトを与えてくれる石
わたしの生徒さんの一人は、自分の母親が
具合が悪くなり、元気がなかったので、この
フェミモルファイトを持たせてあげたら、とたんに元気になったとか。。。。
『ファイト』は心の中に想像物を現実の創造物へと、構築してくれる、心のクレーン車なのかも。。。。