いつもありがとうございます
3/2(金)
第8回 古事記のこころ勉強会in横浜
(横浜勉強会 通算第44回)を、
かながわ県民センター305(3階)にて
開催しました。
講師は、
小野善一郎先生。
湯島天満宮権禰宜。
國學院大學・東洋大学兼任講師。
博士(神道学)。
初めての方2名を含む
38名の方にご参加いただきました

毎回、勉強会のはじめに全員で大祓詞を奏上します。
いつも受付をお手伝いいただいてます
勝又理江さん、
ジツは当日の体調が思わしくなかったのですが、無理を押して来てくださいまして、申し訳なくも感謝感謝です

早いもので、いろいろお手伝いいただくようになって2年以上が経ちました。
理江さんと時々しみじみと共感することがありまして、それは、
「神ごとのお手伝いはなぜかスムーズにいく
」というコトです。
」というコトです。「自分から発せられる周波数に見合った出来事が、その人に起こる」という説も最近よく耳にしますが、
だとしたら、、
異心(ことごころ)なく楽しみながら万事に当たらせていただく事が大切ですね

当勉強会で使用しておりますテキストは、
小野善一郎先生の著書
『日本を元気にする古事記の「こころ」』改訂版です。
今回は引き続き『第五回 火神被殺』の章 

71頁15行目からでした。
この章では、
愛しい最愛の妻(伊邪那美命)を亡くして泣き悲しんだ伊邪那岐命が、その原因となった火之迦具土神の首を長い剣で斬ってしまわれます。
すると火之迦具土神を切った血から、八神の神が生まれました。
我が子を斬って神が誕生するのはなぜか??
この場面は古事記の中でも解釈が難しく、いろんな説がありますが、
小野先生は独自の祓いの観点から
伊邪那岐命の中で異心の象徴として写った「火之迦具土神」を斬って祓ったことを解説してくださいました。
古事記を読み解いていくにあたって、極めて重要なポイントとなるところです。
「神ながらの道」とは何か
古事記を学ぶことは歴史を学んでいくと同時に、
今生きている自分自身の中の「天つ神」にたちかえることが重要である、と小野先生は繰り返してお話くださいます。
(次回はこの部分を詳しくお聴きします)
皆様、ありがとうございます

このランチタイムの時に、初期の頃からご参加いただいてる方から
「今日の小野先生は、また一段とパワフルで素晴らしかったですね
」
」また他の方からも、
「初めてお聴きする内容のお話を、今回お聴き出来てよかったです
」というお声をいただきました。
」というお声をいただきました。皆様からこのようなご感想をいただけて、主催する者として大変嬉しく感じております

ジツは小野先生にご相談させていただき、前回から横浜勉強会ではテキストの内容をじっくりと時間をかけて進めております。
原文も皆さんと一緒に読んでいきながら、
小野先生独自の祓いの視座に基づいた、古事記の解釈をお聴きしていきたいと感じたからです。
その時々に小野先生が伝えたい事を優先していただく事が大切ではないかと。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします
話は変わりまして、、
最近の話題と言えば、平昌オリンピックだったと思いますが、
わたしは、特にフィギュアスケートの宇野昌磨選手に関心を持ちました。
彼はどうやら、
スケート以外ではかなりのゲーマーで
毎日三食肉食で野菜嫌いなんだとか
記者会見では誰も予想し得ないコメント連発でありながら、あくまでも謙虚。。
演技するプログラムは、 多彩な4回転ジャンプもさることながら、表現面のこだわりと美学が高く評価されている選手のようです。
興味を持ちいろいろ調べていたら、ある動画に行き当たりました。
動画はこちら→https://youtu.be/U0Zfbrpt-JY
(この場面は、37分過ぎからです)
まだ数回しかやったことがないと言いながら、、ダーツを手にすると表情が一変

綺麗なフォームから放たれたダーツが、
いきなりボードの真ん中に命中

しかも3本のうち2本を決め、
外れた1本もほぼ真ん中に。。
ふだんは自信が無くてシャイだと自己分析していましたが、
トップアスリートのスイッチが入った時の集中力の凄さを垣間見せてもらいました

このシーンを観て、
小野先生が勉強会の中でたびたびしてくださる弓道のお話を思い出しました

「的を見て当てようと思っているうちは当たらない」とおっしゃるのです。
なかなかその真意が掴めずにいましたが、
宇野選手がダーツを放つ様子を見ていて、なんとなくヒントになるものが垣間見えたような

彼の研ぎ澄まされた集中力は、的を見ていながら、もっとその先の何かに意識を合わせているように感じました。
そして綺麗なフォーム

それは空手などの「型」にも通じていて、
ひいては、日本人の柔道や剣道などの「道」の考え方にも繋がるように感じます。
宇野選手もフィギュアスケートで日々ひたすら練習を重ねて、徹底的に体に「型」を覚え込ませているのは同じ。
ひたすらにひたむきに、自分の好きな事に精進し続ける事は素晴らしい才能であり、
それは天が望む生き方、
神道で言うところの「永遠の中今」
今ここに集中する事により、未来も過去の意味合いもよき方向に変化し、新しい人生の扉が開かれていく



先ほどの「神ながら」の生き方にも通じます。
やはり物事の本質は、突き詰めると
すべて祓いに通じていると感じました。
そしてまた近年言われている、日本が世界の雛形であるという説をふと思い出し、
宇野昌磨選手しかり、羽生弓弦選手しかり、
演技のみならず、立ち居振る舞いなど人間性も高く評価されている事も、同じ日本人としてとても誇らしく感じました。
ひたむきな姿に元氣をいっぱい頂きました

感動をありがとう
〜次回のお知らせ〜
小野善一郎先生に学ぶ
第9回 古事記のこころ勉強会in横浜
【日時】
平成30年4月6日(金)
9:35〜11:35
受付9:10〜
【会場】
かながわ県民センター305(3階)
住所/ 横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2
アクセスはこちら
JR・私鉄横浜駅西口&きた西口より徒歩5分
【会費】
2000円(高校生まで無料)
当日お支払いください。
【テキスト】
『日本を元気にする古事記の「こころ」改訂版』
当日、受付にてご購入もいただけます。
【今後の予定】
5/11(金)保土ヶ谷公会堂
6/1(金)かながわ県民センター
7/6(金)かながわ県民センター
どの回からでも、単発でも、
ご参加いただけます 

主催/藤本ちづる
chizu.f_815b53@i.softbank.jp









