神の山、つくばでの映像作品がついに発売! | アノピアーノ

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JAZZ PIANIST 大前チズルのブログ
京都から社会へ発信、世界へ拡散
2019年よりオリジナル3作品をリリース
まだもう少し現役で
演奏活動したいです
Liveやイベントスケジュールは随時更新!よろしくお願いします。

日本の信仰に山は欠かせないもの

私の生まれた京都、右京区の側には愛宕山があり季節ごとに眺めて成長してきた記憶が残っている

去年、ご縁があり筑波山に訪れ、そこで映像作品を撮った

日本の百名山の最も標高の低い山

よく見ると頂が二つありカエルの目のようなフォルム

女体山の方にその時登ったのだが

岩石がいっぱい散在していて伝説もたくさんあふれて

常陸国(ひたちのくに)と万葉集に出てきて

「土地が広く、海山の産物も多く、人々は豊に暮らし、

まるで常世の国(極楽)のようだ」と評されていた、

なんてパタリロのマリネラ王国みたいやんかw

 

 

その山に見守られて撮った映像作品が6/22にvimeoでオンデマンド販売、開始されます

どうか多くの人々に見てもらえますように

 

 

監督はタカツキ、これは彼の大好きな人たちで構成された作品です

で、いざという時にタイミングよく集まってくれる佳き友コネクションを構築してきた

彼のキャリアに賞賛!!です

 

解説テキスト by toto

昨年中止になったライブの代わりに急遽撮影されたセッションの様子を、映像作品としてお届けできることになりました。

 

筑波山という土地から受けたインスピレーションを音楽へと変えてゆく大前チズルA Piece Of Quartetの皆さんと過ごした時間は、様々なタイミングが重なって生まれたギフトそのものでした。

大海で揺れる船のようなアクシデントやハプニングの連続の中で、みんなが笑っていることがとてつもなく心強く、このタフで美しい音楽家と

出会えた幸運に感謝しました。

「音楽家」というのは、「音楽が生まれる瞬間」というのは時間そのものを味わい尽くすものだということ。

その中で言葉を1秒ずつ探していくことは至福であり、気を抜くと転がり落ちていきそうな時間の壁をそろりそろりと歩くようで恐ろしくもあり、、、。(映像からも緊張した様子が感じられるかと、、。)

不安な時間のトンネルのような日々。蛇行する道に気を取られてばかり

いると景色をみることも出来ず時が過ぎていきます。

不意に現れる光に照らされて、見えるようになったものも遠ざかったものもありました。声を上げること、まずは形を作ってみること。

そして、音楽の中で命は色をもらい、踊り出し、駆け出すということ。

ああ、楽しいと心からの溜息を皆がついて、笑い合えることを祈りながらお知らせさせていただきます。6月の美しい夜に。

toto

 

The session was filmed in a hurry to replace the live performance that was cancelled last year, and we are pleased to present it as a video work.

The time spent with Chisuru Omae's A Piece Of Quartet, who transform the inspiration they receive from the land of Mount Tsukuba into music, was a gift of timing.

It was incredibly reassuring to see everyone laughing and smiling in the midst of all the accidents and happenings, like a ship rocking in the middle of the ocean.

I was grateful to have had the good fortune to meet this tough and beautiful musician.

As a musician, I know that the moment when music is born is a moment to be savoured.

It is blissful to search for the words one second at a time, and terrifying to walk slowly along the wall of time, which seems to fall away if you are not careful... (You can feel the tension in the video...)

The days are like a tunnel of anxious time. I was distracted by the meandering road.

Time flies by and you can't see the scenery.

There are things that have become visible and things that have become distant, illuminated by the light that appears unexpectedly. The first step is to speak up, the second step is to create a form.

And in the music, life takes on colour, dances and runs.

On this beautiful evening in June, we wish you a joyful sigh and laughter.

toto

 

作品名:鎌鼬の瞳(かまいたちのひとみ)(制作年:2021年/65分/日本)

演奏曲目(全10曲):

Musika Flight

大河 

アルケミストの匙

星の航海術

ヒュルリラ

宇宙の詩

Origin of the wind (Asayake remix re-construction)

歌垣-つくばねの- (Song Improvisation)

Hisomi-TNP on the 16 Bars Piano

鎌鼬の瞳

出演:

A Piece of JAZZ quartet

大前チズル (ピアノ・コーラス・アコーディオン)

武井努 (サックス・フルート)

中島教秀 (ウッドベース)

清水勇博 (ドラムス)

Guest

タカツキ (ラップ)

なのるなもない(ラップ)

toto(ポエトリー)

Hispmi-TNP(ラップ)

大宮麻比古(ギター)

話し手:山路和広(Flying Books 店主)

撮影 : ヤンモロー(Yann Moreau)

音響 : 三上佳恵

環境音:Yuuki Katayama

協力:カトウシンペイ

撮影場所提供 : ギャラリーTohgo/森の家(茨城県筑波山麓)

special thanks:

埴科きき

ギャラリーTohgo 飯田比佐夫

柳瀬 敬 特定非営利活動法人 自然生クラブ

Atelier ju-tou 堤 京霞

Flying Books 山路和広

peoplebookstore 

千年一日珈琲焙煎所

つくばねファーム

森羅荘