ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
石井琢磨(ピアノ)
川瀬賢太郎(指揮)
東京都交響楽団
配信まで待ち長くて、思った事をつらつらと。
芸術家さんというお仕事は「感情労働」だなあ、と思います。ここでは相手の感情に訴えかけるお仕事って意味です。(本来の意味は違うのですが、以前こう言う捉え方もあると大学の講義で聞いて、なるほど〜と思いました。)
配信始まりました。
人の感情を動かす事ってそうそう簡単にはできないとてもとても難しいことなのに、演奏聴いてたらなんだかあっという間に感情の洪水です。
背中を見つめながらの鑑賞だったので、前面はこんな事になっていたんですねぇ。
いやー、琢磨さんのお顔、気持ちが入った時の本気モードのお顔でした。
ピアノの音は美しい事に間違いないです。第2楽章、何度も聴けて幸せです。
オケの音って生で聴くと全然違うんですね。
これから色々聴いて行きたいです。
配信も迫力満点ですが、生音はとても立体的でした。
ティンパニの震えるような振動音、シンバルの微かな響き、耳を傾けてきました。
そして、背面でしか見てない琢磨さんの前面?を見れて色々答え合わせできて何だか納得。
感想②で書いたのですが、第3楽章、後ろにひっくり返りそうにはなってなかったですね。
余裕でしたね。
酷い感想で本当に申し訳ありませんでした。
何しろ何も知らないもので、感情のみの感想となっております。
でも、背面からでも本当にものすごい勢い、迫力だったんです。
「運命」一音目の休符は、「クラッシックTV」で以前やっていたので注目でしたが、
コンマスが私の席から見にくかったのです。
配信でも全体が映ってなくて残念でした。
ベートーヴェン先生の第4楽章のしつこい終わり方も、なんだか好きになりました。
アフタートーク、既にいつもの穏やかな琢磨さんにもどっていたので驚きました。
気持ちの切り替え流石です。
演奏上手くいったんですね。もう次に向かっておられます。
チャリティコンサートに参加できて、募金もできて良かったな、
と心から満足しました。
今日は、私の趣味のお気楽試合でした。
朝から車の中で配信聴きながら気持ちだけは「お蝶夫人」気取ってテンション上げてみました。
結果は…でした。
私も気持ちを切り替えて次に行きます!
(笑)