こんな時期が少し前にあった。
少しでもいいことがあると、楽しくって笑いが止まらなくなって、一人の時に笑いをこらえるのに必死なくらい、神経はずっと興奮状態。
仕事が終わると、スマホをいじらずにはいられずスマホで意味もなくゲームをしたりブログみたり漫画読んだり…。
やることは他にもたくさんあるはずなのに、無駄な時間を過ごす。そんな夜は体が動かなくなって、その日あった楽しかったことが脳内駆け巡って、あとはスマホいじる以外考えられなくて、2時とかになってやっと寝る。翌朝、寝た気がしなくて起きても脳は興奮状態。
けど、身体はだんだん疲れてくる。身体が疲れ切った途端、一気に空虚感が押し寄せてくる。何にも興味がなくなって、全てのことが億劫に感じて、とにかく心が満たされない感じ。しんどくてしんどくて仕方ない日があった。
けど長年こんな感じの生活を送っていたから、もうこれは自分で切り替えるしかないってわかっているのだ。あとは周囲からの良い刺激があるとまた気分が戻ったりする。私の人生ってこんなことの繰り返し。こんなことで抗不安薬を飲んでも根本的な解決にならないともう学んでいる。もちろん、どうしても必要なときは飲む覚悟でいてお守りとして持ち歩いているのだが。
横になるとそのまま朝を迎えるけど疲れが取れておらず、寝た気がしない。ずっとこんなことに悩んでいたが、ここ数日、不思議なことに眠れている感じがある。私は物理的な問題だと感じている。もちろん、嫌なことがあった日はそれを気にしてしまって眠れない、というのもあると思う。けど根本的に、骨の構造的に、姿勢を常に気をつけていないと楽に呼吸ができないのだ。私の場合、ただ背筋を伸ばす感じでは足りない。骨盤に上半身を乗せる感覚、胸を開いて右肩を後ろに逸らすようにする、首に力を入れない、これらのことに気をつけないとラクに呼吸ができない。右肩が剥がれているような感覚があるけど特に痛みはない。これは本当に自分でも意味わからないのだが、右肩の位置が悪いと目の見え方、視界までもがおかしくなる…。内側に入っているのがダメなのだ。常に姿勢を意識できてればいいが、仕事をしていると目の前のことで頭がいっぱいいっぱいになる。姿勢までは気をつけてられなくなってしまい前のめりになる、呼吸が浅くなる、悪循環。
けど、この自分の感覚を、例えば整形外科とかに言って話したりしても多分、意味わからない的な反応になると思う。そう思うと受診する勇気は全くなく、自分の中でモヤモヤ悩んでいるままだった。
このモヤモヤがなんだか爆発しそうになって、遂に通っている整骨院の先生に伝えてみた。全然しどろもどろで上手く話せなかったと思う。待合室で次の患者さんも待っているそんな状況で緊張もしていた。そしたら、
うん、整形外科に行っても意味わからないと話聞いてもらえなかったっていう患者さん他にもいるよ、一人で悩んでいてつらかったね、と先生もそんなこと言われたの初めてなようでやはり意味わからないようだった。けど話を聞いてくれたことでモヤモヤは少し消滅した。そこの問題の右肩の部分に一番弱い刺激を入れて様子をみることとなった。やはり少しでも刺激を入れないと自然治癒力が働かないらしい。
人に勇気を出して話すことは大事なんだと思う。聞いてもらえるだけで気が晴れるのだから。