今日1日を振り返ろう

 こんばんは。

今日も一日、お疲れ様でした。



昨日の記事、

私が小学校3年生の時に

クラスの女子全員から無視された話。

その続きを書かせて頂きます。


生徒にとても人気のある

担任の若い男性教師。

特に女子生徒からの人気が絶大だった。


入学してから学校に馴染めず

ずっと暗かった私を

その先生が親切心から気にかけてくれた。

しかし、その結果

それに反感を持った一部の女子

スクールカーストの

最上位の女子グループから

「ちよみんはえこひいきされている。」

と陰口を言われるようになった。


その女子グループがとても怖かった。

でもまだ、他の女子は今までと変わらずに

接してくれていた。


そんなある日

数人ずつの班に分かれて

ジャガイモを植えることになった。

私の事を嫌って陰口を言っているグループの

ボスでクラスの人気者、

K美と同じ班だった。


当然、全てK美が班を仕切った。

でも、K美は芋の植え方を間違えていた。

それを班の男子が

「間違ってるよ。」と指摘したが

K美は班の他の子達に

「間違ってないよね?

 〇〇君の方が間違ってるよね?」

と同意を求め、

指摘をした男の子は

自信を無くしてうつむいた。

私は男の子が気の毒に思えて、

「たぶん〇〇君のやり方で

 合ってると思うけど…」

と援護した。

K美が怖くて、K美に嫌われたくなくて

黙っていた班の他の子達も

「K美ちゃん、間違ってるよ。」

と言い出した。

プライドの高いK美は

顔を真っ赤にして

「言われなくても

 ちゃんと分かってるよ!

 ちよみんは先生にひいきされてるから

 いい気になって威張ってるんでしょ!」

と言って

私の胸を押して、突き飛ばした。

私は急に突き飛ばされ

そのまま思いっきり尻もちを着いた。


頭が真っ白になった。

起き上がれなかった。

周りの子供達もどうしていいのか分からず

固まっている。


気が付けば

私はそのまま地面に座り込んで

声を上げて号泣していた。

それまで溜まっていた

悲しみ、苦しみ、不安。

全てを吐き出すように泣き続けた。

同じ班の子も他の班の子達も

周りの子達は声を掛ける事もなく

唖然として私を見ているだけだった。


泣き声を聞いた担任の先生が

私のところに走って来た。

「どうしたんや?」

私は何も言えずに

ただ激しく泣き続けた。

先生は私の班の他の子に事情を尋ね

K美に間違いを指摘した私を

K美が突き飛ばした事を知ると、

顔面蒼白で固まっている

K美をひと睨みした。

そして、私の班の子達全員に

「お前達の班は、すぐに全員教室に戻れ!」

と怒った。


それでも私は立ち上がる事が出来ず

座ったまま激しく泣き続けた。

すると…


先生は両手で私を抱き上げ

抱き上げたまま教室まで連れて行った。

目の前が涙でぼやけていても分かるほど

K美が顔が怒りで歪み

私を睨み付けていた。

そしてクラスの女子達からの

突き刺さるような冷たい視線。


教室に戻ると

先生は私の班の子達を叱りつけた。

私は机の上に頭を伏せたまま泣き続けた。


休み時間も授業中もそのまま泣き続けた。

いつもより静かな教室の中で

私に話しかける子は誰もいなかった。

下校時刻になると一人で帰った。



そして、その日を境に

私はクラスの女子全員から無視された。



続きは、また次回に書かせて頂きます。


今日も一日、お疲れ様でした。

おやすみなさい。









 


 




 







 

 

 

 

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