これまで、カルミックナンバーとは何なのか?というお話と、カルミックナンバー「13」「14」をご紹介しました。

 

 

 

 

 

少し間があきましたが、今回はカルミックナンバー「16」についてご紹介したいと思います。

 

 

過去記事にある通り、カルミックナンバーとは

 

主に”過去世から持ち越してきたカルマ”という意味で、

カルミックナンバーを持つ人は今生の人生のなかで

しかるべき時期がきたときにそのカルマを清算する

というちょっと独特な個性を持ったナンバーです。

 

”過去世の業(カルマ)を清算する”と言われるとちょっと怖いので、個人的には

「今世でこの課題にチャレンジしてみせる!」

とはっきり決めたテーマがある、くらいにひとまずは理解しています。

 

「13」のチャレンジテーマは、自ら壊し、再生する。

「14」のチャレンジテーマは、”真の自由”を追求する。

 

そして「16」は価値観の崩壊により”真理”に辿り着く、ということにチャレンジします。

 

 

 

 

16の意味(というか二桁数字の意味)が分かりやすいのはやはりタロット。

その数字の世界観がビジュアル化されているので、視覚的に理解できて大変ありがたいツールです。

 

16のタロットカードは「The Tower」。

 

いわゆる「タワー崩壊」というものです。

タワーは私たちが持つ”価値観”の象徴であり、その価値観が崩れ落ちることで目覚めに至る…そんな意味を持つカードです。

 

”価値観”というのは、その人個人が何に価値を置いているか、逆に価値と認めていないか、といった考え方あるいは判断基準で、私たちの思考のほぼ全てを掌握しているすんごいやつです(語彙力)。

 

私たちの普段の生活は、すべてこの価値観に支配されているといっても過言ではありません。

 

朝、何時に起きるか、というところから価値観が介入します。

例えば、会社に行くために平日の朝は8時に起きると決めている人がいた場合。

8時に起きる理由は会社に遅刻しないためであり、遅刻しない理由は

「会社に迷惑がかかるから」

「社会人として失格だから」

などなど色々ありますが、根本は「遅刻はしてはいけないこと」という価値観があるからです。

 

そんなことは当たり前だろうと思われるかもしれませんが、海外の人は時間にルーズだなんていう話があるように国によって”遅刻”に対する価値観は異なりますし、同じ日本人であっても”遅刻が悪いことだと思っていない”という人はわりといます。

 

「絶対遅刻してはいけない派」の人が、何らかの経験により「遅刻ってしても大丈夫だったんだ!」と気づいた時、タワーの崩壊が起きます。

一体なぜこんなに遅刻を悪いことだと思っていたんだ…

そもそも遅刻って何なんだ…

いやそもそも時間とは…

と本質に辿り着くべく思考の探求を続けていく。

 

つまり、本質(真理)に辿り着くまで、自分の価値観を崩壊させるような出来事が何度も起こる、というのがカルミックナンバー「16」ということになります。

 

※そのチャレンジテーマをやり終えるまで「何度も同じ経験を繰り返す」というのも、カルミックナンバーの特徴らしいです…泣

 

 

 

 

「遅刻」あるいは「時間」に関する価値観はあくまで一例ですが、「16」を持つ人がある時期(特に人生の後半期)に取り組むことになるタワー崩壊があります。

 

それは、「愛」。

「他者への愛」に関する価値観の崩壊。

 

これが、16の人が取り組むチャレンジテーマです。

 

これは「16」という数字に「6(無償の愛)」が隠れていること、そして16の一桁の数(1+6)である「7」がカバラ数秘では愛を司る「金星」に対応していることに深い関連があります。

 

特に金星は「愛されること」「与えられる愛」がテーマ。

 

16を持つ人、つまり7番さんにとって非常に重要かつ難易度の高いチャレンジテーマだと言えます。

 

なぜ難易度が高いかと言いますと、「7」は、完全体である「6」の均衡を突き破りさらなる高みを目指していく数字です。

エネルギーの方向は内側に向かっており、内省、自分自身を深く掘り下げていくことで物事の本質・真理に近づこうとしていきます。

 

当然ながらこの作業はひとりで行われることになり、何なら他者はその作業を邪魔しかねない敵、みたいなことにもなりかねず、7番さんは何かに熱中すればするほどひとりになろうとする、部屋にこもろうとする、という性質があります。

 

よく数秘の本をみても7の解説文に「孤高の〜」といった表現が使われますが、”孤高”にはそういった背景があるのです。

 

じゃあ7番さんはひとりが好き、孤独が好き、なのかと言うと、それはNOだったりします。

 

なぜなら前述の通り7や16という数字には「愛」が秘められており、「ひとりになりたい」と「愛されたい」が両方存在している状態なのです。

 

もっと正確に記述するならば、7番さんが7番さんのまま生きている間はあまり「愛されたい」という欲求は出てこない、というか気づかないことが多いです。

ひとりが好き、気楽、と思うことのほうが多いのではないでしょうか。

 

しかしカルマの清算をするタイミングが来る頃から(その時期は人によってまちまちです)、少しずつ「愛」に関する出来事が増え、自分の心の奥底に眠っていた「人から愛されたい」という欲求に気づいていくことになります。

 

これは、タワー崩壊の第一弾、みたいな感じです。

 

7番さんにとって「自分は人から愛されたいと思っていた」なんて、椅子から転げ落ちるくらい衝撃的な発見だと思います。

というか、7番の私はしばらく認めたくなくてジタバタするくらい衝撃でした。

 

そして、

人から愛されたいということは、現状、愛されてないってこと?

あれ?私ってすごい寂しい可哀想な人?

と思考が暴走を始め、「私は可哀想な人」という新たな価値観を得てからは

私は誰からも愛されていない

誰も私のことを理解してくれない

私はどんな環境にいてもひとりぼっちなんだ

という、謎のいじけモードに突入します。

 

特に「誰も自分を理解してくれない」は、わりと7番さんのなかで根深い思いなんじゃないかなと思います。

 

 

 

 

私って誰からも愛されてないモードはけっこうキツイですが、これはまだ序章にすぎません。

 

タワー崩壊の本番は、

「自分は人を愛したことがあるのか」

から始まります。

 

しばらく「人から愛されたい」「愛されていない」という思いにとらわれていても、そのうち「じゃあ自分はどうなんだっけ」ということに気づき出します。

「愛されたい愛されたい言ってるけど、自分は誰かを愛しているのか」と。

 

ここから先の気づきは、それこそ過去世とかでどんな経験をしたかによって変わってくるような気がしますが、私の場合はこの問いを考えるうちに、自分が思いのほか人を信用していなかったことに気づき、これまた椅子から転げ落ちるくらい衝撃を受けました。

 

私のなかには「結局、他人とは分かり合えない」という価値観がガッシリ根付いているように思います。

これは誰かに裏切られたとかそういうことじゃなくて「自分は自分、他人は他人」という考え方が強すぎるのではと推測。

 

私は、この価値観を崩し、他人を真に信頼する、真に愛することができた時、やっとタワー崩壊が終わるのだろうと感じます。

 

「16」を持つ人は、自分の”愛に対する価値観”に目を向け始めた時、カルマ清算チャレンジが始まるのです。

 

 

 

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