春分の日は、これから先半年間(秋分の日まで)を占ううえでとても重要なポイントとなる日。

 

今回は、カバラ的観点から春分の日と今後半年間の過ごし方のヒントを読み解いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

春分の日(2023年3月21日)のサイクルナンバーは「13」です。

 

13という数は、カバラでは「ヌン」という古代ヘブライ語に対応しています。

 

カバラには私たち人間の”創造性”を表す数がいくつかありますが、13もそのひとつであり、

「腐敗からの再生」

を表す数といわれています。

 

「腐敗」は、「死」や「終わり」を意味しており、もうすでに寿命が尽きているものを放置しているとそこから腐敗が進み、周囲を浸食するようになります。

 

古代ヘブライ語の「ヌン」は「魚」を意味し、魚は人間にその身を食べられることから”無私”や”奉仕”の象徴とされます。

 

この半年間で私たちが手放すものはきっと、これまで私たちをおおいに助け、役立ってくれていたものたち。

それは社会的地位かもしれませんし、”正社員”という安定性かもしれませんし、技術や知識かもしれません。

 

しかし、私たちを助けてくれた魚は天から与えられたものであり、どんなに大切にしていたもの・ことであったとしても役目が終えたものはきちんと天に還す必要があります。

 

別れの悲しさや不安、喪失感はあるかもしれませんが、実はその別れのプロセスのなかに「新たな命」が芽吹いています。

 

手放しによる新たな創造の始まり。

それが、この半年間の重要なテーマとなります。

 

 

 

 

 

ここでちょっと視点を変えて、ホロスコープを見てみますと、牡羊座と魚座に天体が密集していることが分かります。

 

占星術的観点で見るとここからの半年間は魚座と牡羊座、まさに終わり(魚座)と始まり(牡羊座)が交じり合う時期。

13の「腐敗を通しての再生」と通じる世界観だなと思います。

 

牡羊座と魚座が表す象徴もまた今後半年間を過ごすうえで重要なヒントとなり得ますが、カバラは占星術とも対応しており、

牡羊座は古代ヘブライ語「ヘー」

魚座は古代ヘブライ語「クォフ」

に対応しています。

 

 

「ヘー」は「窓」という意味で、私たちは安全な自分の家の中にいて窓を通して社会(世の中)を見通していると考えられています。

そして、窓は外の世界と内の世界をつなぐ役割を果たします。

 

窓は、開けっぱなしにしていると色んなものが入り込み、時には悪いモノも入ってきてしまうかもしれません。

しかしずっと締めっぱなしにしていると室内の空気が淀んでしまいます。

 

良い塩梅に窓の開け閉めをしなければならないわけですが、この半年間は特にその「窓の開け閉め」を慎重に行っていきたいところです。

 

すなわち、何を受け容れ、何を受け容れないか、の判断が大事だということです。

 

 

こちらの過去記事で2023年を通しての流れやテーマをご紹介しましたが、記事のなかで

 
もう「正解・不正解」で物事を決められる時代は終わっていく、ということです。

と書いた通り、今までのルールや判断基準が通用しなくなってきています。

ましてやネットニュースやテレビ番組の情報なんてもってのほか、とまでは言いませんがかなり見極め力が試されると言って良いでしょう。

 

判断基準は”自分”という時代にこれからどんどん進んでいきますが、2023年はその指針として「自分なりの美学・美意識」が役に立つかもしれません。

2023年を象徴する「7」という数は、カバラでは”ネツァック”に対応しており、ネツァックが象徴するもののひとつに「永遠の美」が挙げられます。

 

何に永遠の美が宿るかは人それぞれではありますが、私たちみんなが持ち合わせている”変わらぬ美”に「美学」があります。

自分だけがもつ高潔な理想、と言い換えても良いかもしれません。

 

この意識・考え・価値観・意見を受け容れることは自分の美学に反していないだろうか。

 

そんな風に一つひとつ取捨選択をすることで、社会を見渡す目がクリアになっていきます。

 

 

 

 

一方、魚座に対応する「クォフ」は「後頭部」を意味しています。

 

後頭部は人間の原始脳と言われ、私たちの太古からの記憶であったり、潜在意識、無意識の領域を司ると言われています。
 

これから先の半年間、この無意識の領域からの声が大きくなりやすくなるかもしれません。

胸の奥から沸き起こる妙な感覚や、ザワザワした気持ち、何ともいえない焦りや落ち着かない心持ちになりやすくなるかもしれませんが、それらは私たちの”別次元からの声”といえます。

 

この無意識の領域はカバラでは「アストラル(星幽)界」だと考えられており、かつて魔術師がタロットや水晶、ホロスコープ、あるいは瞑想を通してメッセージを受け取る際、それらの行動はこのアストラル界のなかで行われていました。

 

私たちが自分の内的世界でささやかれている声を聞きたいと思った時、アストラル界とつながる様々なツールがその助けとなってくれそうです。

 

私自身今までもタロットを使って自分自身を読むことはしてきましたが、これからの半年間は特にそのカードのなかに重要なメッセージが隠されていることを肝に銘じて、慎重に丁寧に読み込んでいきたいとおもいます。 

 

 

今まで世の中を覆っていた天上をぶち破って、新時代を突き進むことになる2023年=7の年。

 

自分のなかにある答えの見つけ方を模索する、そんな半年間になりそうです。

 

 

 

↓こちらの記事でも2023年のテーマをご紹介しています↓

 

 

 

 

 

 

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