前回の記事でご紹介した(押さえておきたい天体の知識【カバラ数秘】

天体の知識は、小中学校の理科の授業で扱うような内容でしたが、

もう少し各天体を”象徴的”に見る視点として

西洋占星術の基本的な知識も押さえておきたいところです。

 

西洋占星術の知識量はとてつもない、というかたぶん終わりがない感じで、

「基本的な知識」をちゃんと理解するだけでも年単位の時間がかかってしまいますが

ひとまずは「天体」にターゲットを絞って学ぶだけでも

生命の木の理解の大きな助けになってくれます。

 

 

 

 

天体に絞ってみてもそれはそれで結構な情報量ではありますが、

例えば、「天体の分け方」などはわりと”使える”知識です。

 

こちらの記事で(生命の木と天体の対応【カバラ数秘】

土星までが可視天体、天王星以降は不可視天体という分け方を

ご紹介しましたが、その他に「個人天体・社会天体」という分け方もあります。

 

月・水星・金星・太陽・火星は

その人個人の性質・性格を表す「個人天体」、

木星・土星・天王星・海王星・冥王星は

その人をとりまく社会情勢や環境等を表す「社会天体」

と言われています。

 

ただし、太陽と火星はその人の内面を

外側に押しだそうとするエネルギーが強いため

個人天体と社会天体の仲介をしているとも言われます。

 

個人の内面(思考や好き嫌い、価値観、素の自分など)を

外側(相手や会社、世間など)に出すためには

太陽や火星の力が必要、という仕組みです。

 

生命の木で考えてみても、

月に対応するイエソドから金星に対応するネツァックまでは

その人の肉体、思考、感情に対応しており、

太陽のあるティファレトがエネルギー変換装置の役割を果たす。

また、火星に対応するゲブラーは、セフィラのなかで一番強い力を持ち

生命の木を活性化させる役割を担っている…といった具合です。

 

あとは、ネットで調べると色々出てきますが

10天体の特徴・象徴も知っておくと便利です。

 

月は潜在意識、肉体、母、幼少期

太陽は人生の目的、アイデンティティ、活力、父性

水星は考え方、コミュニケーション、情報の扱い方、学習

 

…このくらいの知識でも全然OK!

ちゃんと勉強しようとするととんでもない沼に入っていきますが、

1つの天体について3~4個の情報があるだけで

グッとカバラ数秘が読みやすくなります。

 

 

 

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