こちらの記事で、
自分自身が分かると、めっちゃラク
と書きましたが、その際のたとえ話が
ぜんぶゲーム
という、大変偏った内容になってしまったので、
今日は、具体例を1つご紹介したいと思います。
私には長年の悩みがあります。
それは、
「熱中・没頭できるものがない!」
ということ。
「やりたいことが見つからない」
「好きなことが見つからない」
じゃないですよ。
「熱中・没頭できるものがない!」
です。
ま、いばって言うことじゃないですね。
それ関連のアイテムでびっしり埋めつくされた部屋の中で
寝食を忘れてその世界に没頭して、
一人でボソボソ「おお!」とか「マジか!」とか言って
調べものしたり何か書いたりして
それをたまに人に見せたりして
同じく「おお!」とか「マジか!」とか共感してもらう
っていうのが、私にとって夢の世界です。
(夢の話なので、甘いピンク色にしてみた)
・・・結局また伝わらない話をしちゃっている気がしますが、
ひとまず話を先に進めます。
だから、TVチャンピオンに出れちゃうレベルの
オタクの方々のことが、とてもうらやましかった。
そう、憧れとか目標とかいうより、
「うらやましい」がしっくりきます。
私も、そうなりたい!
って、心から思います。
しかし、大変残念ながら
この謎の燃えるような情熱を
傾けられる対象が、見つかりませんでした。
私は「私の好きなこと」ははっきりしているので、
じゃあそれに熱中すればいいじゃんって話なんですが、
そう簡単にはコトは進みません。
例えば、ネコ。
昔から大好きだし、毎日、我が家のネコに夢中ではありますが、
そこから、ネコの生態の研究にのめり込むとか
岩合さんばりのネコカメラマンを目指すとか
ネコマンガを描き始めるとか
そういう情熱は一切起こらず。
ネコはかわいい!!以上!!!チャンチャン、でした。
例えば、マンガ。
雑誌掲載時と単行本収録時で
修正がかかっている箇所を探すとか、
この表現方法の元祖は○○先生だとか、
そんな研究?をする意欲はなく、ただのマンガ好きレベル。
私は、私の好きなことに対して、すべてそんな感じ。
こんな自分が中途半端に思えて、とてもイヤでした。
20代後半から10年間、こんな状態が続きましたので、
行動にも言動にも影響が出てくるってもんです。
あ!いいもん見っけ!これが私の熱中したかったことかも!!
↓
ちがった…
この繰り返しなので、周囲の人には
「超飽きっぽいヤツ」と思われます。
年1ペースで会っている友人から
「その、『熱中できることを見つけたい』って
去年もおととしも言ってたよね」
と指摘されるぐらい、ずっと言い続けます。
ここでポイントなのは、
熱中できることが見つからない
ことではなく、
寝食忘れるくらい熱中できることを見つけたい!
という謎の情熱が一体どこから生まれているのか、です。
生活や仕事がつまらないというわけではないのです。
どちらも自分なりに充実していると思っていますし、
現状に不満があるから何かに逃避したいというわけではありません。
なのに、なぜ私はそんなに何かに熱中したがっているのか?
そしてなぜそれに10年間も悩み続けているのか?
ここでちょっと話が飛びまして、
数秘の話。
数秘では、「その人が持っている複数の数字」を読み解きますが、
その中でも特に重要な数字を「コアナンバー」といい、
コアナンバーは全部で5つあります。
で、私のコアナンバーは、
7・7・9・7・5
つまり、5つのうち3つが「7」という数字。
生年月日を始めその他の数字にも「7」が多々入っており、
全体的に私は、かなり「7」なヤツ、すなわち
7人間(ナナニンゲン)
と言えます。
そして、数字1つひとつに個性があり、
その個性が、その人の個性を表しているわけでして。
では「7」がどんな数字かと言いますと・・・
探求心
究める
ビバ☆オタク
などなど。
もう、これを知った瞬間、目玉ポーン!です。
私の、謎の「何かに熱中したい」病の
根元を見た瞬間でした。
さて、私が「7」が「探求心」のナンバーであると分かったことで
どうなったかと言えば。
そうか、私があんなに
何かに熱中したい!ウオオオオオ!!
って荒ぶるのは、当然のことなのか…
なーんだ
あー
よかった
って、なりました
そんな単純な、と思われるかもしれませんが、
周囲の人から
何でそんなことで悩んでんの?
ふつうそこまで気にしないって
と言われ続けると、
悩んでる自分がおかしいのかな、と思っちゃうんですよね。
でも、自分がおかしいんじゃない。
私は何かを究めたくて生まれてきたんだから、
その対象が見つからなきゃ、そりゃ焦っちゃうよ。
だって、そう生まれてきたんだも~ん
って思えるようになりました。
また、もう1つ、ラクになったことがあります。
今までは、
何か熱中できることを
何か夢中になれることを
と、常に外に目が向かっていました。
けど、自分が中途半端だから熱中できないんじゃなくて、
何かに没頭したい、探求し尽くしたい
という欲求が人一倍強いだけ。
だから、そんなに焦らなくていいんだ。
そう思って、肩の力が抜けたとたん、
今の自分は、仕事もプライベートも
かなり自由に、好きにやらせてもらえている
という事実に、気づいたのです。
あんなに熱中できるものが見つからなくて苦しかったのに、
その源が分かっただけで、心が軽くなって、
しかも今の状況に感謝の気持ちが湧きました。
「知る」って大事だな、と心から思います。
「知る」だけで、色々なものが変化します。
物事の感じ方や捉え方、自分の感情の動き。
知ったその瞬間は変化に気づかないかもしれないけど、
少しずつ少しずつ、変わっていきます。
もちろん、心がラクになる方向へ。
そして、人から
「そんなことで悩んでんの?」と思われることこそ、
自分だけの、心からの欲求。
すなわち、本当の心の声なのだと思います。
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