【ユリコさん】

Birth Number:9

Destiny Number:1-10

Soul Number:6

Personality Number:4

Realization Number:1-10

 

 

ユリコさんはすでにご自身のライフワークに生きている女性。

 

 

やりたいことを仕事に活かして精力的に、

何よりイキイキとお仕事されています。

 

そんな彼女が、数秘のセッション中に漏らした言葉は

「やってもやっても充実感を得にくい」

「まだ足りないと思ってしまう」

といったものでした。

 

 

そんな深刻な悩みという感じではなく

ポロッと感想のように出た言葉でしたが、

ユリコさんの持つ数字を象徴しているセリフかもしれない、と感じました。

 

今回は、ユリコさんのその言葉に表された

数字の特徴にフォーカスして、事例紹介させていただきます。

 

 

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ユリコさんのバースナンバーは「9」。

 

9ナンバーは一言で言えば「ぜんぶ」です。

 

もっと言うと「混沌・カオス」です。

 

もっともっと言うと「振れ幅でかい」です。

 

 

 

 

もう少し丁寧にご説明しますと、

「1」ならオリジナリティ、始まり、改革…

「2」なら受容、協調、相対…

「8」なら秩序、力、実行…

などなど、数秘では、数字1つひとつに意味があるのですが、

「9」は、1~8の要素すべて、という感じなのです。

 

 

地球上で経験できることをいろいろ経験したい、

そう思って生まれてきたナンバーです。

 

9ナンバーの人がいろいろ経験した先で得るものは

非常に崇高なものになりますが、

特に、ソウルナンバーに「6」を持つユリコさんには

1つとても大きなテーマがあります。

 

 

9ナンバーと6ナンバーに共通するテーマ。

 

 

それは「自己回帰」「自己信頼」です。

 

 

本来の自分を取り戻し、自分を信じる(受け入れる)こと、です。

 

 

「本来の自分を取り戻す」ということは、

一度は「本来の自分ではなくなる」ということを意味します。

 

一度、自分から離れてみないと、

本来の自分がどういう自分なのかって

分かりませんもんね。

 

最初から本来の自分だったら、

本来ってなに?戻るってどこに?

みたいな話になっちゃいますからね。

 

 

そんなわけで、ユリコさんは自身の学びのために、

一度「なにか」で自分を覆い隠し、

その「なにか」を打破するプロセスで

本来の自分を取り戻していく、

そんな人生の設計図を描いていたのでした。

 

 

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ユリコさんが自己回帰の道のりを歩むために

一度がっつりと背負い込んだもの、それは

 

常識・思い込み・固定概念・潜在意識

 

でした。

 

 

特に幼少期から20代後半まで、

周囲から教えられた常識や固定概念を

潜在意識へ刷り込む時期だったようです。

 

 

実際に小さいころはよくお母さんに「ちゃんとしなさい」と言われ、

ちゃんとしなければという思いがとても強く残っていたそう。

その影響からか、中学生時代はご自身のことを

個性のない平凡な性格だと感じていたそうです。

 

 

数字を見る限り、ユリコさんは平凡どころか

オリジナルセンスあふれる超個性派な女性なのですが、

「きちんと」という枠に一度、ご自身を収めてしまったようです。

 

 

また、9ナンバーの人は心が揺れ動きやすく

気分がコロコロ変わりやすいという特徴も持っています。

 

ユリコさんご自身もそのように自覚しており、

しかも、気分屋なのはわかっているので

なるべく気をつけるようにしている、とのこと。

 

 

やっぱり、気をつけちゃいますよね。

私も感情的な性格なので、

なるべくカッカしないように気をつけています。

 

 

でも、ここで大切なのは

気をつけるのではなく、

そういう自分を良しとする、ということ。

 

心が揺れ動きやすいのはしょうがないのです。

 

そういう数字を持って生まれてきたので、

どうやっても揺れるのです。

ネイティブな気分屋なのです。

 

なんなら毎朝「あ、今日の私、このモードね」くらいに

受け入れることが大切です。

 

今日のモード=今日の本来の私

なのですから。

 

 

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さて、ユリコさんが背負った固定概念や思い込みは

周囲から埋め込まれたものだけではありません。

自分でもバッチリ仕込んだ思い込みがあります。

 

 

ソウルナンバーの「6」は「美」のナンバーで、

美的センスや芸術的才能が発揮されやすいと言われています。

 

一方でその美意識は「完璧さ」に向けられることもあり、

極端な完璧主義・理想主義になりやすいという一面があります。

 

 

「こうあるべき」「こうでなければならない」

という高い理想を心に持ち、理想と現実のギャップを見るにつけ

「まだ足りない」と感じてしまいがちです。

 

このギャップが、もっとやってやる!という

モチベーションにつながると良いのですが、

自分はまだダメだという方向にいってしまうと

自分を追い込んでいってしまうことも。

 

 

冒頭でご紹介したユリコさんのセリフは

このあたりの固定概念から生まれてきたようです。

 

根拠の分からない欠乏感は人を不安にさせますが、

それは自分が勝手に作った感情であり、もっと言えば、

より理想に近づきたいという思いから生まれたものだと分かれば、

少しは安心していただけるのではないかと思います。

 

 

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平凡だと思う自分。

 

気分屋だと思う自分。

 

まだまだ足りないと思う自分。

 

ユリコさんが感じている「自分」の多くは

さまざまな固定概念が作り出した自分でした。

 

 

おそらく、数秘セッションをする前から

思い込みの枠を壊して、本来の自分に戻る

道のりを歩き始めているユリコさん。

 

今でも十分にキラキラ輝いていますが、

100%のユリコさんに戻る日は

きっとそう遠くないことでしょう☆

 

 

 

 

そういえばネコは、ずーーっと本来の自分で生きてるなぁ。うらやましい。