E131系は2020年より製造されたワンマン運転対応用の車両です。
JR東日本首都圏路線の新たなスタンダートとなったE235系のシステムをベースに、乗務員室や先頭部は主に新潟で活躍するE129系のような先頭部へ、E531系などで採用された車外監視カメラ、モニターなどを採用して落成しました。
600番台は日光線と宇都宮線の末端区間のワンマン化の推進と205系600番台の置き換えを目的に製造されました。
2022年より運行を開始し、E131系としては初の3両編成を組成しています。そのためモハE131型という新しい型式が登場しています。
これは動力車比率を1:1にするためで、相模線500番台で登場したモハE130型は1M方式の中間電動車ですが、モハE131型は0.5M方式の中間電動車になっています。
塗装に関してはパターンは0番台と同じで配色は宇都宮市で復元されたの火焔太鼓の山車をイメージしたカラーリングにされています。
また、宇都宮線では2編成連結した6両編成を組むことがあるため、0番台同様に電気連結器が採用されています。
また、走行線区が寒冷地かつ山岳路線になるため、ブレーキ抵抗器などが屋根上に乗せられており、先頭台車にはスノープロウが装着されています。さらには先頭車には霜取り用のパンタグラフが装着されています。
山岳向け装備としては台車の一部にセラミック噴射装置、砂まき装置のようなものが装着されています。
車内設備は0番台と同じくボックスとロングの組み合わせシートとトイレ設備も装着されています。
模型はKATOから0番台、500番台から1か月遅れて販売された製品で、プロトタイプ編成はヤマTN9編成です。
動力はモハE131に設定されており、こちらは実車は0.5M方式ですが模型では両軸駆動になっています。0番台と逆ですねw
併結に備えトラクションタイヤは設定されておりません。
こちらでの加工は運転台のインレタ、ドアインレタ、防犯カメラ作動中インレタなどの貼り付けと減磁板の装着のみです。