AGCグリーンテック社は少人数の会社であり、東京本社には社長含めたった10名でそのうち管理室が3名である。

 

 

会社は、「総合職女性がいない」とユニオンの団体交渉で追求、さらに裁判提訴後のコロナ蔓延する最中に、管理室に新たに総合職の女性を採用した。

元々の管理室は2名体制であった。組合員がユニオンちよだに加入し、団体交渉をし始めた頃、AGCから出向していた取締役がAGCに戻り、その後管理室長辞めた2018年に、現管理室長が外部から転職し管理室の室長となった。

 

現管理室長から組合員に連絡、情報共有がなされないことから、パワハラ行為を改めるよう団体交渉を行い、2020年提訴後に総合職女性を採用した後にも2回程団体交渉をしている。

 

現管理室長になる前の体制では、部の長である室長が部下(室長補佐、組合員)のマネジメントを行っていた。

現在組合員のマネジメントは、提訴後に採用された総合職女性である。

他の部署では、すべて上長がマネジメントをしており、代理や補佐はしていない。

 

たとえば、出勤簿、経費精算等すべてにおいての承認、連絡は室長ではなく総合職女性が行い、在宅勤務時の上長に対するメールで出勤・退勤打刻をメールで連絡するのだが、組合員だけは、総合職女性が休んだ時だけ室長が代務として行っている。

 

人事考課査定の個人目標面談は、室長ではなく総合職女性が行い、室長はただ同席しているだけで、なぜか組合員のみ3名での面談となっている。

 

連絡系統も、通常であれば室長がメールでその場にいるなら全一斉(同時)にするはずが、

「室長→総合職女性→組合員」と必ず、総合職女性を仲介に置くやり方となっており、室長から組合員に連絡が行われることはない。

 

本来であれば、マネジメントを行うのは室長であるが、いびつなやり方を会社が黙認しているのである。

どこの営業所でもこのようなやり方はない。組合員だけで特別扱いとなっている。

 

現社長は、組合員の上長は「現管理室長補佐です」と言うばかりで、組合員のマネジメントを放棄している室長が、今回4月に最高ランクに昇格したことにも疑問が残る。