総合職と一般職を 男女で差別区分

 

AGCグリーンテック㈱はAGC100%出資の子会社です。
詳細についてはこちらをご覧ください。
https://www.agc.com/news/detail/19990705.html

 

 

AGCグリーンテック㈱は、従業員数26人前後の小規模な販売会社です。
営業職男性20名、事務職女性5名で、「営業職=男性=総合職」、「事務職=女性=一般職」と区分していました。(また半数近くが管理職です。)

 

一般職から総合職へのコース別変更制度はありません

 


一般職(事務職=女性)は事務員として、5名、営業所に各1名、本社管理部門と営業部門に各1名配置されています。

総合職(営業職=男性)は、事務部長(現管理室長)を除いて20名です。

設立以来、過去に1名だけ総合職女性(営業職)がいると会社の主張はありましたが、当組合では実態からみて数には入れていません。

 


2017年から当組合はAGCグリーンテック㈱と団体交渉を行ってきた中で、総合職に女性がいないことや一般職に男性がいないことを指摘したところ、2018年に一般職として男性を採用し、提訴後には管理室に総合職の女性を採用しました。

 

会社は一般職にも男性がいるから男女差別はしていないと言いますが、団体交渉での指摘後の採用であり、当組合は後付け行為とみています。また総合職の女性は、将来の管理室長候補(幹部候補)として採用されていました。提訴後の総合職女性採用も裁判対策であるとみています。