自由にと言う毒
放置放任系だったわたしの母にも
放置放任系ならではの
『わかりにくかった問題』がいくつかあるのですが、
そのうちのひとつに、
『あなたのしたいように自由にしていいのよ~、』
という母親の言葉がありました。
この言葉をわたしの母はポジティブな感じで明るく言います。
比較的よく登場していた『自由にしていいのよ~』この言葉なんですが、
この言葉はどんな母が言っていたかと言うと、
義理の両親と同居生活をし、
朝から晩まで激忙しく生活をしていて自由な時間なんてほとんどない母親が言っていたんです。
自由がない人が言う自由にしなさいに、
違和感もありありなんですがそれ以上の問題が、、、
母は自由にしなさいと言うだけなんです。
ただ、幼い子供に対して自由にしなさいと言うだけ。
『あなたの自由にしていいのよ~』
その言葉の先にあったのは、、、
無責任だと気付いたのは
勿論、ナリ心理学を知って母親と向き合いをしてからです。
『あなたの自由にしていいのよ~』
その言葉の本当の意味は、
放置でした。
『あなたの自由にしなさい』と言うだけ。
そう言い放って、
子供から手を放す母親それがわたしの母でした。
自由にするとはどういうことなのか?
見本も見せずに、自分は自由のない生活を送りながら、ただ口だけ自由にの母がいる。
自分に自由がないからせめて子供に自由を与えようとしていたのかもしれないが、
自由ができていない人が自由について教えることにはムリがあるし、
自由がない母からは自由に必要なことについて教わることはできませんし、
自由について教えることがあるなんて、母はそんなことがあることが想像もつかないから、
ないも同然。
自由には必ず、責任というものがセットなんです。
母はそんなところまで考えてはいません。
自由にしなさいで、自由に子供が選択したものに対しての責任は誰のものなのか、、、
それを背負うのは子供自身でした。
実際問題、子供だけの経験値や知識量で将来に関係することや進路に関係することの選択などは難しいこともあるんです。
情報がないと選択できないことも多々あります。今日の天気や気温がわからないと服装が選べないことみたいに。
自由にしなさいが初めから母の答えなので、
母親に相談もできない状況が作られないから
相談するという考えすら浮かばない、
(自分で選んで自分で責任を取るこれの経験値だけは身につくのでやたらと責任感の強さだけは身に付きましたが、
その反動で20歳を過ぎたころから責任を取りたくないという反動がわたしに起こり、責任を取ることを出来る限り避けるように暮らしていました)
母親に
「私は、
子供の自由にさせているんです」
という名の
放置されていたんですよ。
これに気付いた時には正直びっくりした。
母親のポジティブな考え、発言だと思っていたものがまさかの
自由にしていいのよという名の
放置スタイルで、母親問題。
表面的なところだけ見て考えた時に、
ポジティブだと思えることにも母親の問題があったりします、
それはネガティブなものよりも分かりづらくて、気付きにくいと言う
だいぶ厄介な問題になります。
自分に影響をを与えたであろう母親の発言は、
ポジティブなものや、
別にが害はなさそうだと思うことでも、
母親から自分にどんな影響があったのか、
その本当のところまで見ていく必要があります。
分かりにくさがあるので、
母親からの影響については時間もかけて、
奥深くまで丁寧に見ていきましょうね。
お読みいただきありがとうございます
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ナリ心理学あっちゃんについて
・得意分野は【放置放任母親問題】と【長女役者病】
・【非ダイヤ✕メンタル強い】謎に悩んでいた
・静か✕メンタル強くナリ君に地蔵と呼ばれる
・中途半端に非ダイヤな過去を持つ
・中1子供と大人の間で揺れる女子と
小3マイペース男子の母
・転勤多めの夫と子どもと4人暮らし
・地方出身、都内在住、牡羊座
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